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投稿者 | スレッド |
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ホワイトメタル | 投稿日時: 2015/2/11 21:44 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2012/8/21 居住地: 群馬県前橋市 投稿: 372 |
Re: こいつはいい! イナバウ庵さん、zappa1993さん、皆様
こんばんは いつもお世話様になります。 先日イベントでイナバウ庵さんにお会いした際に、「SURFING WITH THE ALIEN」と「IS THERE LOVE IN SPACE?」が届きましたと仰しゃっておりましたので、この2枚を中心に意見交換をさせて頂きたいと思い投稿させて頂きました。 折角の機会ですので、JOE SATRIANIのオリジナル(スタジオ)全14作品を全て聴き直してみました。 初期から最新作品まで、練りに練られたロック・ギター・インストゥルメンタル作品で、ギターの神様と言われる由縁が改めて再確認出来て心が躍りまくりでした。 「SURFING WITH THE ALIEN」はセカンドアルバムですが、この手のインストゥルメンタル・アルバムとしては異例のビルボード誌:45位までチャートアクションをみせております。 この作品の内容は、ハードロックを基調したサウンドでロックンロール、ブルース、ブギー、クラシック、JOE特有の幻想的でメロディアスな要素が巧みにブレンドされており、初期の傑作に相応しい素晴らしい作品です。 80年代特有の強めにかけたディストーションが疾走感を感じ、定番のワウサウンド、コーラス(エヘェクター)のクリアで深みのあるクリーントーン、リバーブやディレイ(エフェクター)などの空間系の絶妙なかけ方などは、当時全ギター小僧垂涎の憧れギターサウンドでした。 本格的なオーディオシステムと環境で聴く当作品は、当時ミニコンポで聴いて感じた宅録的なイメージとは異なり意外にも良いと思える録音(音質)でした。 私は同作品のアナログ盤も所有しておりますが、CDよりも更に密度が増す事でよりエネルギッシュ且つ躍動感が得られる事で強靭なギターサウンドに変化し、音場も拡大してスケールの大きさが際立っておりました。 次に、2004年発表の通算10作目「IS THERE LOVE IN SPACE?」ですが、数年ぶりに聴く当作品に「あれ?」と感じた事がありました。 ギターサウンドが変貌しておりディストーションサウンドが抑えられており、ギターアンプの変更もあると思いますが、ディストーションはかけていますがギターアンプのゲインボリュームを下げる事で、エッジの効いた乾いたギターサウンド(この方がかっこいいですね!)が古き良き部分を踏襲しつつJOE特有の並のギタリストには出せないエキサイティングなギターサウンドへと繋がっているのだと思いました。 それと重要なのが、ギターのチューニングが半音下げている曲と一音下げている曲があります。(恐らくですが) 「SURFING WITH THE ALIEN」では全曲ノーマルチューニング(恐らくですが)なので、少々へヴィな曲でも重々しく感じないと思うのですが、「IS THERE LOVE IN SPACE?」のtrack.2:Up In Flamesでは冒頭のリフからチューニングを一音下げる(恐らくですが)事でとことんへヴィなリフを演じているのですが、ギターサウンドがゲインのボリュームを下げてディストーションのかけ方を抑える事で、逆にへヴィだけどメタルのリフとは異なる感覚を味わう事が出来ると思うのです。 因みにtrack.1:Gnaahhでは、チューニングを半音下げる(恐らくですが)ので、曲の感じ方が異なると思うのです。 例えば過去の作品でFRIENDSと言う曲がありましたが、6弦が一音下げで1〜5弦は半音下げでした。(これは練習した事があるので確かです) タイトル曲:Is There Love In Space?ですが、和訳しますと「愛のスペースはありますか?」となると思うのですが、タイトルと曲のイメージが合致する点などはJOE SATRIANIの特筆すべき感性かと思います。 この曲でも震えが止まりませんでした。 サビの部分での素晴らしく独創的なメロディーセンスとテクニック、エフェクターの使い方などは感無量で、良質なリバーブ(残響を自然に演出)、ディレイ(具体的には音を遅らせる装置で山彦と同様な効果)の巧みな妙技は、SPの中央に定位したギターサウンドが遥か奥彼方へと消え去る再生音が快感の一言に尽きます。 このディレイと言うエヘェクターは、一定のテンポを刻めない腕の悪い奏者だと下手な演奏がそのまま山彦の様に響いてしまいますので、この様な点を意識しながら聴いて頂くとJOEの凄さが一段と解ると思います。 そして嬉しい事に、この「IS THERE LOVE IN SPACE?」は全作品中で一番音質が良い盤であった事です。 ギターサウンドの他、特筆すべきはドラマーのJEFF CAMPITELLIの巧みなドラミングと素晴らしいサウンド、地味だけとずしんと沈み込んでダンピングの効いたMAT BISSONETTEのベースサウンドは、JOEには欠かせない名パートナーです。 この辺の優れたリズム隊も忘れずに聴いて頂きたいと願っております。 上記のチューニングの設定やエフェクターのかけ方などは私の所感が間違っている可能性がありますので、どうぞご理解下さいませ。 最後に、全てのケーブル類をPC-triple C化へとバージョンアップ出来たならと想像しますと、現況の再生音ではまだまだ満足してはいけないのだと思う今日この頃です。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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イナバウ庵 | 2014/12/21 17:47 |
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ホワイトメタル | 2014/12/21 23:07 |
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zappa1993 | 2014/12/22 2:54 |
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イナバウ庵 | 2014/12/23 10:38 |
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ホワイトメタル | 2014/12/24 23:56 |
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zappa1993 | 2014/12/30 1:40 |
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イナバウ庵 | 2014/12/23 10:06 |
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イナバウ庵 | 2014/12/27 21:01 |
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zappa1993 | 2014/12/30 1:37 |
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ホワイトメタル | 2015/2/11 21:44 |
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イナバウ庵 | 2015/2/11 22:29 |
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ホワイトメタル | 2015/2/12 23:01 |
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イナバウ庵 | 2015/2/14 22:13 |
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イナバウ庵 | 2015/2/19 18:02 |
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ホワイトメタル | 2015/2/22 13:03 |
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zappa1993 | 2015/2/23 1:16 |
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ホワイトメタル | 2015/3/1 14:57 |
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zappa1993 | 2015/3/2 23:53 |
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イナバウ庵 | 2015/3/1 21:55 |
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