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投稿者 | スレッド |
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あじなめろう | 投稿日時: 2025/9/4 20:37 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 848 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ marronさん、皆さん、こんばんは。
おぉぉぉぉぉ! これ僕んちに国内盤ですがアナログありますよ! もちろん「Fitzgerald and Pass... Again」のアナログもあります。 これも次の(次かな)オフ会のテーマの一つとして是非聴いてやってください。 二人の3作目「Speak Love」と4作目「Easy Living」は残念ながらデジタルしかありませんが、4作とも僕大好きです。 |
marron | 投稿日時: 2025/9/5 5:59 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ あじなめろうさん、皆さん、おはようございます。marronです。
アナログ盤をお持ちだったんですね! しかも、1976年の『Fitzgerald and Pass... Again』まで! 実は私、こちらは昔CDで持っていたのですが、なぜか手放してしまったんです。 きっとアナログで聴くと、印象がまったく違うのでしょうね。 ぜひ、今度聴かせていただけたら嬉しいです。 |
marron | 投稿日時: 2025/9/15 19:12 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ 皆さん、こんばんは。marronです。
今回ご紹介するのはこちら。 ジューン・クリスティ / June’s Got Rhythm(1958年) 久しぶりに再生すると、もうノックアウトされました(笑)。 クールで定評のあるジューン・クリスティですが、このアルバムではオーケストラをバックに、力強くパワフルに歌い上げています。 ◾これまでの録音の印象 ただ、録音に関しては… ノリノリの曲が多く、ついボリュームを上げたくなるのですが、以前はバックのオーケストラとボーカルの分離が今ひとつで、「少し聴き疲れるな」と感じていました。 ◾アコリバ製品導入後の感動 しかし、アコリバ製品を導入すると…この奥行き感は何でしょう! オーケストラの広がりが自然に感じられ、ボーカルはとても瑞々しく目の前に浮かび、ストレートに心に染み入ります。 立体感が格段に増したことで、ジューン・クリスティの朗々とした歌声とビッグバンドの熱気が見事に分離し、これまで以上に音楽の躍動感を味わえます。 これまでは、最高の音楽でありながら体力を消耗しながら聴いていたのが、一気に癒しの音楽に変わりました(笑)。 まさに至福の時間です。 |
marron | 投稿日時: 2025/9/20 8:03 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ 皆さん、おはようございます。marronです。
今回は、Koike Stringsさんが RTP-6 Final のスレッドでご紹介されたアルバムについて、感想をお伝えしたいと思います。 ナット・キング・コール / Just One Of Those Things(1957年) これまではスマホで聴いていましたが、Koike Stringsさんのご感想を拝読して、思わず中古CDを入手してしまいました(笑)。 ◾録音スタジオ 6月15日のスレッドでは、彼が翌年に録音した別のアルバム『The Very Thought of You』をご紹介し、そのとき「天国的なサウンド」と表現しました。 その印象を胸に本作を再生すると、一曲目から本当に素晴らしい。軽快なビッグバンドの伴奏にのせて、ナットの柔らかな声がどこまでも伸びやかに響きます。そして、「空間の広がり」と「爽快感」がとても印象的です。 すぐにこう感じました──「これは『The Very Thought of You』と同じスタジオで録音されたに違いない」と。 ◾アコリバ製品の効果 この2枚のアルバムは、印象としては対照的です。 『The Very Thought of You』は、Capitol Studio 地下のエコーチャンバーが深く使われていて、どこか“浮世離れした”サウンド。 一方、本作はエコーのかけ方が控えめで、とても“自然な”響きが魅力です。 ただ、両作とも録音そのものは時代を超えて秀逸で、その魅力は1曲目からすぐに伝わってきます。 アコリバ製品を通して初めて気づけた「空間の広がり」や「残響の繊細な彩り」が、このアルバムでも存分に味わえました。 従来の環境では決して聴き取れなかった「音の立体感」や「繊細な響き」が広がり、まさにこれまでとはまったく異なる、新しい音楽体験となりました。 |
marron | 投稿日時: 2025/9/27 10:55 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ 皆さん、おはようございます。marronです。
先日、ナット・キング・コールの Just One Of Those Things の素晴らしさに改めて感動し、昔から持っている彼の別のアルバムを聴き直してみました。 ナット・キング・コール / After Midnight(1956年) これは上記アルバムの前年に録音されたもの。正直、どうも音がぱっとしません。「まあ、モノラルだから仕方ないか…」と、ずっと思っていました。 ◾ん? でも聴き進めるうちに、空間情報がほとんど感じられないことが気になり始めました。「もしかしてこれは、録音の問題ではなく、マスタリングの問題なのでは?」と、ふと考えたのです。 手持ちのCDは1995年発売の国内盤。比較的初期のCDですから、過度なマスタリングはされていないだろうと思っていたのですが…。 ◾Capitol Studio A 調べてみると、このアルバムはなんと Just One Of Those Things と同じ Capitol Studio A で録音されていたのです。 Capitol Studios は1956年(つまり録音の年)に完成したはずですが、その音質から「完成前の別のスタジオで録音されたのだろう」と思い込んでいました。 しかも、同じ Capitol Studio A で翌年に録音されたフランク・シナトラの Close To You は、モノラルながら私のリファレンス盤なのです。 ◾輸入盤を購入 そこで数あるバージョンの中から、1999年発売の輸入盤を改めて入手してみました。 すると…空間情報はしっかり感じられ、まさに別物(笑)。アップテンポの曲は軽やかに弾み、バラードはしっとりと情感豊か。ナットの柔らかいボーカルと各楽器が語り合うように響き、思わず笑顔になってしまいます(笑)。 ◾素晴らしいアルト・サックスの演奏 これまで気づかなかったのですが、アルト・サックスの演奏がとても印象的です。ナットと親密に語り合うかのようで、聴いていてとても心地よい。 調べてみると、演奏しているのはウィリー・スミス。ジョニー・ホッジスやベニー・カーターとともに、一時期「三大アルト」と呼ばれていたこともあるそうです。 ◾アコリバ製品がないと アコリバ製品を導入する前は、「元々の録音が良くないのか」「マスタリングが良くなかったのか」、あまり区別がつかず、素晴らしいアルトの演奏にも気づきませんでした。 それにしても、この国内盤を買ったのはもう25年も前。 「これまで何をしていたのだろう(笑)」という気持ちになってしまいました。 |
marron | 投稿日時: 2025/10/4 8:29 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ 皆さん、おはようございます。marronです。
今回ご紹介するのは、こちらです。 エラ・フィッツジェラルド / The Intimate Ella(1960年) エラといえば、ビッグバンドをバックに華やかに歌い上げるイメージがありますが、このアルバムはピアノ伴奏だけのシンプルな構成です。 ◾これまでの印象 ボーカルとピアノだけの構成で、録音はとてもクリア。 1曲目の「ブラック・コーヒー」に始まり、続くバラードの数々は、静かな夜に聴くには“最高のBGM”という印象でした。 ◾アコリバ製品導入後 しかし聴き直してみると──これはもう、BGMどころじゃない!(笑) エラの卓越した歌唱力に圧倒され、心が大きく揺さぶられます。 静かに語りかけるような歌声は、ひとつひとつの表情を繊細に変えながら、心に染み入ってきます。 声のニュアンスや息遣い、わずかな強弱までもが鮮やかに浮かび上がり、まるで目の前で歌っているかのよう。 時を超えてよみがえる生々しい臨場感──まさに「親密さ」というタイトルそのもの。エラの歌声とピアノを、贅沢にも一人占めしている気分になります(笑)。 皆さんも機会があればぜひ、耳を澄ませてみてください。 |
marron | 投稿日時: 2025/10/12 6:28 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 987 |
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ 皆さん、おはようございます。marronです。
今日は、あまり知られていないけれど、ぜひ聴いていただきたい“隠れた名盤”をご紹介します。 ルース・プライス / Ruth Price with Shelly Manne & His Men at the Manne-Hole(1961年) 西海岸ジャズを代表するドラマー、シェリー・マンが経営していた小さなジャズクラブ〈マンホール〉でのライヴを、そのまま閉じ込めた臨場感あふれる一枚。信頼のOriginal Jazz Classics からのリリースです。 ◾互いに呼応する掛け合い ルース・プライスは、誇張のないストレートで伸びやかな歌声が魅力です。アルバム全体はリズミカルな曲からしっとりとしたバラードまでバリエーション豊かで、特に3曲目の「Listen Little Girl」では、ルース・プライスの圧倒的な歌唱力がせつなく、思わず心を揺さぶられます。 そこにラス・フリーマンの軽快なピアノや、シェリー・マンのリズミカルなドラムが加わり、バンド全体がまるで会話を楽しんでいるかのよう。ここではボーカルもピアノもドラムも、それぞれが主役で、互いを引き立て合いながら生き生きと響き合っています。 ◾息づくリアリティ 録音は、時にボーカルのマイクが遠く感じられる瞬間もありますが、それすらもライヴならではの空気感として伝わってきます。 そして、この“立体感”や“生々しさ”をこれほど深く味わえるのは、間違いなくアコリバ製品のおかげだと感じています。いまなお、まるでマンホールの客席に腰を下ろして聴いているかのようです。 もし多くの方がアコリバ製品を使って聴いていたら、もっと注目されていたアルバムになっていたかもしれませんね(笑)。 |
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