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     週1オフ会 with Koike Stringsさんとアナログ三昧
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投稿者 スレッド
あじなめろう
投稿日時: 2025/12/26 9:24
長老
登録日: 2022/7/4
居住地:
投稿: 1069
週1オフ会 with Koike Stringsさんとアナログ三昧
皆さん、おはようございます。

と言うことで、ここのところ週に1回はヴァイオリニストでACOUSTIC REVIVEファンで当掲示板でもお馴染みのKoike Stringsさんとお会いしていて、先週は我が家でオフ会です。
今回は「貴重盤持ち寄り試聴会」。

まず1つ目。
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ACOUSTIC REVIVE Classicsレーベル第二弾のパトリック・デネッカーさん(リコーダー)、上村かおりさん (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、グイ・ペンソンさん(チェンバロ)によるベルギー教会での収録「ヘンデル: RECORDER SONATAS」を意外なことにKoike Stringsさんが未聴ということで まずはお聴きいただきます。
僕ら一般の人はリコーダーとチェンバロにどうしても耳がいきますが、Koike Stringsさんは むしろ上村さんのガンバの明確な強弱と緩急と豊かな表現力に「すごい」の一言。
僕にとっても同作はACOUSTIC REVIVE Classicsレーベルのトップ3に入っているので、プロのKoike Stringsさんを唸らせたことは自慢しちゃいます笑
そうそう。ACOUSTIC REVIVE Classicsはアナログ盤で代表的な2作品くらいだけでも「出たらいいっスよねえ」といつもKoike Stringsさんと話しています。

2つ目
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ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの名盤はどれか?
ESOTERICさんSACD発売も話題の1987年カラヤンをオリジナルのドイツグラモフォンのアナログ盤と聴き比べました。うーん困った笑。多くは語りませんけど やっぱアナログ盤しか勝たん笑

とは言え一番に僕が盛り上がったのは79年ボスコフスキーです。
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本国オリジナルの盤質が良いものは入手困難ですが、タイムリーなことに年明け1月17日に【デッカ・ピュア・アナログ シリーズ】第1弾としてリイシュー盤が発売!これはマストバイ。
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89年クライバーの演奏も本当に素晴らしい!これはオリジナルCBS盤はdiscogsでもかなりの高値です。うーん僕はデジタルで我慢!
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2021年ムーティのコロナ禍 無観客のアナログ盤も味わい深いです。内容の濃さもありますが、無観客ならではの独特の音場感です。近年作でもアナログのほうが断然良いですね!

3つ目
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打って変わって日本のフュージョンの金字塔、カシオペアの「Mint Jams」のオリジナル盤。当時のメンバーDrs.神保彰さんが中古市場のあまりの高値にビックリするくらいの高騰ぶりです。
(そう言えば19の頃、コピーバンドでこのアルバムの神保さんドラムの完コピを先輩から強いられました。えぇちゃんとコピーしましたよ笑)
Koike Stringsさん宅で聴いてから僕も懸命に探して一番リーズナブルな一般中古レベルを妥協して購入したのですが、OYAG南野さん方式クリーニングで なんとNM(ニアミント)状態になりました!
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これはお喋りしながらA面B面通しで聴き倒しました。

4つ目
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オフ会の前日に到着した話題の100% Pure LP / 45回転盤のオスカー・ピーターソン・トリオの「We Get Requests」。カーボンブラック無し無着色ヴァージン・ヴィニール素材 + メタルマスターからのダイレクトプレスです。12月19日発売でしたが即日完売です。
この究極ハイクオリティ盤を あえてクリーニングせずの工場出荷時の状態でまず聴いていただき、その後OYAG南野さん方式クリーニングとACOUSTIC REVIVE消磁機RL-30MKIII (生産終了品)で消磁した後で聴いていただく趣向。
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結果はクリーニング後と消磁後のアンビエント感が半端ありません!
100% Pureという触れ込みですが、とは言えスタンパーの金属成分とプレス時の粉塵だらけだったということです。全然別モノの音に変わりました。
これにはKoike Stringsさんも驚きです!

5つ目
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78年 田宮二郎版「白い巨塔」テーマ(「財前教授の総回診が始まります」でお馴染みのあの曲です)のドーナツ盤(超貴重・ステレオ版は未CD化)をKoike Stringsさんにお貸ししたら、なんとWAV96/24、WAV192/24、DSD5.6Mの3種にファイル化してくださいました。
この3種の形式違いは実に興味深かったです。アナログ盤のADコンバート後のDSD化は本当に最強です!
作曲の渡辺岳夫さんメモリアルの現行CDの中にこの曲のモノーラル音源が入っていますが、コンプとゲインしまくりで音が破綻しています。最悪です。
このKoike Stringsさん制作のDSD5.6M版は国立国会図書館寄贈レベルです笑

ホントはこの後に「8つ目」くらいまでテーマがあったのですが、キリが無いので割愛します。

すっかり夜も更け、ウチの家内を交えた3人でウチの近くの名店AFURIさん立川店の淡麗ラーメンでオフ会仕上げ。
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「メリークリスマス!良い年越しを!」
・・・とKoike Stringsさんを立川駅でお見送りしました。
Koike Strings
投稿日時: 2026/2/16 17:04
常連
登録日: 2015/10/26
居住地:
投稿: 50
Re: 週1オフ会 with Koike Stringsさんとアナログ三昧
皆様、こんばんは。

Acoustic Revive の熱心な愛好家である友人(あじなめろうさん)が、「Decca Pure Analogue」シリーズよりリリースされた『春の祭典』(サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団)によるアナログ盤を購入したとのことでした。
そのご厚意により当該盤を拝借する機会を得ましたので、あらためて自宅のシステムにて、じっくりと鑑賞させていただきました。

以前、同盤を彼の自宅システムで少しだけ聴かせていただいた際、その音質のあまりの素晴らしさに、ただ驚嘆するばかりで、45回転の高回転盤である以上、高音質であることは疑いないとは存じますが、それにしても、自宅のシステムで再生した場合にいかなる音が立ち現れるのか・・・とその点に強い関心を抱いて前回、書かせていただきました。

https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=thread&topic_id=7044&forum=26&post_id=32614#forumpost32614

本来、私と彼との間ではレコードの貸し借りは原則として行わない約束なのですが、今回は「安心して任せられる」とのお墨付きを頂戴し、クリーニング、乾燥、消磁、イオン照射を施したうえで、細心の注意を払いながら針を下ろし、慎重に鑑賞いたしました。

忌憚のない感想を、とのことでしたので、率直に所感を述べさせていただきます。

まず、楽器の分離は驚くほど明晰で、解像度は極めて高く、アナログ・レコードとは思えぬほどのSN比とダイナミック・レンジに深い感銘を受けました。
これまで幾度となくショルティ指揮による『春の祭典』を聴いて来ましたが、これほどまでにクリアな演奏は未体験と言っても過言ではないでしょう。
とりわけ木管楽器の鮮明さは際立っており、まるで各楽器の直前で耳を澄ませているかのように、タンポの作動音までもが克明に聴き取れるほどです。

ただし、良くも悪くも、本盤はきわめて“オーディオ的”な作品に仕上げられているとの印象も抱きました。

「ピュア・マスター」を標榜していることから、マスター・テープをほぼそのままの形でマスタリングし、カッティングしているのかと想像しておりましたが、どうやら必ずしもそうではないように思われます。
少なくとも、私がこれまで聴いてきたオリジナル盤、ステレオ・ラボラトリー盤(キングレコード)、ならびに「Stereo Sound」のハイレゾ版(DSD)とは、明らかにマスタリングの方向性が異なっているように感じます。

木管楽器や打楽器は従来よりも前方に定位し、弦楽器はやや後退している印象です。
冒頭のファゴットに始まり、コール・アングレ、バス・クラリネットが驚くほど前面にせり出し、作品が本来有する不気味さを一層際立たせております。
確かにリアルではありますが、中間部におけるアルト・フルートやコントラ・ファゴットまでもが、やや過剰と思われるほど明瞭に聴こえます。

「乙女たちの踊り」においては、弦楽器の強奏による変イ短調の同時共鳴と管楽器とのバランスが、私の理想とする音響像とはやや異なって感じられました。
求める緊張感と混沌に違和感がある印象を受けたのです。

そもそも『春の祭典』は、しばしばバーバリズムの音楽として語られますが、ショルティもまたその解釈の系譜に連なる指揮者であると思います。
本盤における シカゴ交響楽団 との演奏は、後年リリースされた ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 とのライヴ盤以上に、その特徴を色濃く示しているように思われます。
しかしながら、私自身はストラヴィンスキーの音楽を、後期ロマン派の延長線上にあるクラシカルな構築美として捉える傾向があるようです。
とりわけ『春の祭典』は本来バレエ音楽であり、「春のロンド」におけるあの快速なテンポには、いまだに十分な必然性を見いだせずにおります。

総じて言えば、今回の<Decca Pure Analogue>『春の祭典』は、音質の優秀さという点において疑いようのない完成度を誇っております。
しかしながら、その卓越した音が、あまりにも「オーディオ的」な方向へと傾斜した結果、私の中で築かれてきた音像定位の均衡が崩れてしまった点は、少なからず残念に感じられました。

他のシベリウス作品やニューイヤー・コンサート盤においては、このような作為的とも思える味付けを感じなかっただけに、なおさら不思議な思いを抱かずにはいられません。


marron
投稿日時: 2026/2/16 18:26
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 1280
Re: 週1オフ会 with Koike Stringsさんとアナログ三昧
Koike Stringsさん、あじなめろうさん、こんばんは。

今回は、とても高いレベルでのお話かと思いますが…
アナログでも、このような問題があるのですね。

CDでは、むしろ空間表現が自然なアルバムの方が少ない
ように感じております。

マスタリングは、ぜひ売るためだけではなく、音楽家と
しての誇りを大切にして行ってほしいですね。

偉そうに聞こえてしまいましたら申し訳ありません。
でも、これが正直な気持ちです。

あじなめろう
投稿日時: 2026/2/16 18:54
長老
登録日: 2022/7/4
居住地:
投稿: 1069
Re: 週1オフ会 with Koike Stringsさんとアナログ三昧
Koike Stringsさん
こういう忌憚なき投稿こそ期待しておりました!

オーディオマニアが「良し」と感じがちな「オーディオ的」な評価と比べ、音楽家が求める根本的な「音楽的」評価との差異をどの点において注力するか??・・・そのお話はとっても勉強になります。

今回僕がKoike Stringsさんに積極的にお貸ししたのは、過大な「オーディオ的」評価に惑わされず 音楽家の客観的評価をまずお聞きしたかったからです。
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