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投稿者 | スレッド |
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marron | 投稿日時: 2024/10/7 21:17 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 614 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 RANZANさん、こんばんは。marronです。
ご親切に早速のご回答をくださいまして、誠にありがとうございます! RANZANさんのお話をお伺いして、改めてハードバップの中心は1950年代なのだな〜と、ちょっと安心しました。 実は私、50年代に片寄って聴いていたところがあり、60年代の LEEWAY を教えてくださり、ちょっと驚いていたのです。 急にピンポイントの質問をしてしまい、申し訳ありませんでしたが、今度、お聴きになって素晴らしい!と思われたアルバムが、もし60年代でしたら、その時はぜひ教えてくださいませんか。どうぞよろしくお願いいたします。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/10/8 15:48 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 marronさん こんにちは。 何時も丁寧なレスありがとうございます。 今後もmarronさんが好みとされる、エネルギッシュでソウルフルな演奏で、 50〜60年代の良質な録音のアルバムが探求できれば案内いたします。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/11/11 15:23 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 皆さん こんにちは。 バリー・ハウスが綴っていくピアノ・タッチが力強く実に美しいもので、ロマンティックな雰囲気を見事に 生かし切っているのです。 < 思い出のパリ/バリー・ハウス・トリオ > バリー・ハウス(piano) ジョージ・ムラツ(bass) リロイ・ウイリアムズ(drums) 1) バグス・グループ 2) 想いでのパリ 3) 暗闇に踊る 4) 幸せになりたい 5) ワンス・イン・ア・ホワイル 6) 二人でお茶を 7) ラウンド・ミッドナイト 8) オブリビオン 9) リメンバー バップ・ピアニストの最高峰ともいうべきバリー・ハウスのレッギュラー・トリオによるこのアルバムは セロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」、ミルト・ジャクソンの「バクス・グループ」、パド・ パウエル「オブリビオン」等、この豪華なジャズメンオリジナルと、バリー・ハウスの好きなスタンダード・ ソングをパップ・フィーリング豊かに演奏しているのです。 バリー・ハウスの円熟ぶりがはっきりと示されたアルバムは、96年に録音された「ファースト・タイム・エヴァー」 だったのです。こうして90年代に入ってからのバリー・ハリスは、”メイベック・リサイタル・ホール”での ピアノ・ソロアルバムや、ケニー・バロンとのデュオによる「コンファーメーション」などをリリースしたものの、 その後しばらくはリーダー作を吹き込むチャンスに恵まれないでいたということです。 こうして精神性を保ち続けてはいたものの、複雑なコード・チェンジの面白さを前面に出すことなく、むしろテク ニックは抑えて、炎々と自分の音楽を奏で上げていったということです。 このアルバムでもバリー・ハリスは,よく知られているスタンダード・ナンバーを中心に取り上げ、その中にもバド・ パウエルが愛奏していたナンバーが多く含まれいるのも特徴でしょう。 バリー・ハリスの確かなタッチと共に、エネルギッシュなタッチで迫ってくるところは、何といっても我がジャズ ファンには、この骨太のジャズの魅力がストレートに表現されているところが大変魅力でもあるのです。 何時までも聴いていたいと思わせる好みの一枚です。 |
marron | 投稿日時: 2024/11/11 19:23 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 614 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 RANZANさん、こんばんは。
バリー・ハリスは本当に最高ですね!おっしゃる通り「骨太でストレートな魅力」がたまりません。また、彼が良い意味で古き良き時代のサウンドを頑なに守ってくれたことも嬉しい限りです。 このアルバム以外では、「BREAKIN' IT UP」などもお気に入りですし、DEXTER GORDON の「GETTIN' AROUND」でも、なんとも言えない渋い味が出ていると感じています。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/11/12 13:34 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 narronさん こんにちは。 何時も心のこもった嬉しいレスに感謝です。 バリーハリスはひとつひとつのメロディとハーモニーを大切にしながら音楽を 創り上げていくようで、そこからバリー・ハリス独特の高貴な佇まいが生み出さ れていく、ジャズ表現における造形の美しさに魅せられるのです。 バランスのとれた深い円熟味とが、バリーハリスには炎々としたアドリブ・フレーズ を綴っていくタッチは大きな価値があるようで、実に美しいのです。 |
marron | 投稿日時: 2024/11/12 20:30 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 614 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 RANZANさん、こんばんは。
「ひとつひとつのメロディとハーモニーを大切にしながら音楽を創り上げていく」という表現、心に響きました!音楽に対する真摯な姿勢が感じられて、素晴らしいですね。 このお言葉に触れて、もう一人のあるピアニストのメロディーが浮かびました。デイブ・マッケーナというピアニストです。彼のアルバムは1枚しか持っていませんが、今、聴いています。 The Piano Scene of Dave McKenna(1959年) 音楽は本当に素晴らしいですね! |
RANZAN | 投稿日時: 2024/11/14 13:22 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 marronさん こんにちは。 いいピアノ・トリオの紹介ありがとうございました。 お好きだとおっしゃる「Dave McKenna/デイブ・マッケーナ」のピアノ・トリオは、音質もよく 音にしっかりとした芯があるようで、そのピアノタッチの良くスイングしていくところも、抜群の センスで美しくメロディを際立たせていく奏法も素晴らしいものです。 自身もピアノ・トリオが大好きで、ましてこれを聴くとピアノ・トリオ好きにはたまらなく、明るい 軽快なメロディがいっそう魅力的になってくるようです。 |
marron | 投稿日時: 2024/11/14 20:22 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 614 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 RANZANさん、こんばんは。
デイブ・マッケーナ、聴いてくださったのですね!そして、ご丁寧にコメントをいただき、とても嬉しいです。 おっしゃる通り、芯のある美しいメロディーに加えて、あのドライブ感が堪らないですね。 また、軽快なメロディーでありながらも、どこか重量感のあるのが印象的です。うまく言い表せなくてスミマセン・・・言っていることが少し矛盾しているかもしれませんね(笑) |
RANZAN | 投稿日時: 2024/12/9 14:03 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 皆さん こんにちは。 今回も好みとするピアノ・トリオです。 ルー・マシューズの爽やかでストレート・ア・ヘッドなピアノが絶妙に奏でられていくのです。 このように素晴しいスタンダードアルバムを聴くと、自然と心も和むようで新時代のピアノ・トリオを 開拓してくれそうな予感がするのです。 <ルー・マシューズ/タラのテーマ> ルー・マシューズ (p) スタン・ギルバード(b) ケニー・エリオット(ds) MYCJ-30583 1)オール・ザ・シングス・ユー・アー 2)エスターテ 3)フィーヴァー 4)ファイブ・ブラインド・マイス 5)ハウ・アバウト・ユー 6)恋人よ我に帰れ 7)プレリュード第20番 8)ヒズ・アイズ・オン・ザ・スパロウ〜アメイジング・グレース 9)ひまわり 10)交響曲第40番 11)タラのテー ルー・マシューズのピアノ・タッチが軽やかにスイングし、美しく実に色彩感豊かに響くように、またほんのりと 洒落たスイングも魅力です。 小気味よいリズムとその美音は独自のスタイルで滑らかに表現されているのです。フォローするケニー・エリオットの シンバルと、スタン・ギルバードのベースが心地よく、哀愁を漂わせながら輝いているようにも感じるのです。 弾力ある音の響きが心地よく、陽気なピアノとドラムスの連打がちょっと違った雰囲気で演奏されるのです。 ドラムスも非常に繊細で安定感と主張を強く感じるもので、マシューズのしっかりしたピアノとスタン・ギルバードの ベースの響きが心地よく空間に広がりを見せるのです。ドラムスも溢れんばかりのダイナミックさと繊細な表現力が 美しく素晴しいシーンを与えてくれるようで、バラード調のピアノ・ソロが実に美しく、マシューズらしさが 上手く生かされていることで、伸び伸びとした演奏に徹しているところも素晴らしいです。 ここは三位一体となり落ち着いたリズム感が小気味よく、スロー・テンポなところもピアノが鮮明にリズムを刻み、 ベースとシンバルのよく締まった音質が程よくマッチし、朗々とした響きもまた美しいのです。 実にリアルでバランスもよく、華やかでがっしりした骨格が都会的な雰囲気を漂わせて、マシューズならではの ジャズ・フィーリングを奏でていてで、オーディオ的な面からもリスナーに満足感を与えているのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2025/3/3 15:44 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3394 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 皆さん こんにちは。 < 二コラ・フォルメル/ミシェル・ルグラン > 二コラ・フォルメル(tp) ミシェル・ルグラン(??:p,vo) ティエリー・エリス(p) ジェローム・リガード(?〜??〜?:b) マウロ・ガルガノ(??:b) ベンジャミン・エノック(ds) DDCJ-1007 1) イルカと少年 2) ウォッチ・ホワイト・ハンプズ 3) テュ・ドルミラ・ロンタン 4) 風のささやき 5) ワンス・アポン・ア・サマータイム 6) ホエン・イット・スイングス 7) ア・クワイエット・ルーム 8) ババ・キャン・ユー・ヒア・ミー 9) ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング 10) これからの人生 11) おもいでの夏 若手トランペッターといっていい二コラ・フォルメルがベテラン・ピアニスト、ミシェル・ルグラン と朗々と吹いた全11曲の会心作です。 今回のアルバムではルグラン自身も歌が好きだということで、ヴォーカリストとして2曲に参加して います。 二コラ・フォルメルはただ端正に吹くだけでなく、ジャズ的フィーリングも濃厚で、例えば 2、「ウォッチ・ホワイト・ハプンズ」などではアート・ファーマーを感じさせるアプローチで楽しませてくれ ているのです。 その二コラ・フォルメルのプレイは豊かで張りのある音色を堂々と奏でる、得がたい存在ともいえるのです。 近年の若手プレーヤーでも出色でもあり、このアルバムは彼の持つ特性を見事に活かし切っているのです。 このルグラン・メロディのフランス的香りが二コラ・フォルメルによって蘇り、ルグランも後輩の このよきトランペッターの出来の良さに満足していることでしょう。 オーディオ的には小粋にすっきりとまとまった録音で、なおかつオーソドックスな味わい深く無理のない 素直さが魅力であり、音像の質感も実に自然なのです。 |
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