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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2025/4/19 14:29 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3413 |
Re: 私のJAZZ 名盤 Part 2 皆さん こんにちは。 ピアノ・トリオ ファンを虜にする一枚です。 約15年ほど前のアルバムですが、 テッド・ローゼンタールのピアノにはロマンティックな歌心を秘めて いるのです。 < ソー・イン・ラブ/テッド・ローゼンタール > テッド・ローゼンタール(p) 植田典子(b) クインシー・デイビス(ds) XQAM-1515 1)アウト・オブ・ジス・ワールド 2)ソー・イン・ラブ 3)ジョーンズ嬢に会ったかい? 4)プレリュード第二番 5)エンブレサプル・ユー 6)粋な噂をたてられて 7)ロータス・ブロッサム 8)ハウ・ロング・ハズ・ジス・ビーン・ゴーイング・オン? 9)クライミー・アーリバー 10)イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ・オブ・ザ・モーニング 何と深く厚い響きのピアノで実によくスイングし、心地よい躍動感とスピード感がたまらないのです。 全体を通じ実にスムーズに奏でられる各メロディには、ジャズが持つ何ともいえない哀愁をも漂うピアノは 厚く躍動し、ベースは朗々とした感でドラムスは鮮明で透明感があり、シンバルの繊細な響きにも魅せられるのです。 まず2)「ソー・イン・ラブ」を聴いても、出足快調であり優雅で軽やかなピアノ・ソロで始まるのです。 女性ベース奏者植田典子のベースが、太く心地よい質感で奏でられていくのです。ましてドラムスは言わずと 知れたクインシー・デイビスだが、超テクニックでのドラム捌きとそのコンビネーションのよさで群を抜くようです。 ローゼンタールのピアノにはビート感があり、一段と気合の入った演奏が力強いのです。 愛いっぱいの美しさとスイング感タップリの楽しいリズム、植田の押し出し感ある力強いベースの胴鳴り、 さらにデイビスのシンバルと弾け飛ぶドラムスも絶品といっていいでしょう。 ピアノのリズムが力強く繊細であり、センスのよさも一段と冴えるのです。7)「ロータス・ブロッサム」を聴いても、 ここもピアノ・ソロで始まり、その後を追うようにベースが深く切れ込み、心地よいこの贅沢な低音の響きに、しばし 酔いしれるのです。 全曲聴いてみるとそのスイング感とリズム感とが見事にマッチングして、ダンピングの効いたノリのよいピアノが ひときわ輝くように響くのです。久しぶりに聴くローゼンタールの骨太な音は新鮮であり、ピアノ・トリオファンの 心を癒してくれるところなどは、好感の持てる演奏であり普通のジャズ・ピアニストより倍ほどの厚さと響きが何とも 魅力的のところで、その快感と優雅さは格別であり、この豪華なサウンドが加味されているからこそ、その美しさに聴き ほれてしまうのです。 |
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