皆様、こんばんは。CableCarと申します。

ジャズではピアノトリオが好きでよく聴きます。
アレッサンドロ・ガラティ、ロベルト・オルサーなど気に入ったピアノトリオの中から、ステファノ・アメリオが録音したCDを買っています。
ただ音が良いというより、独特の音なのです。
山本剛がキング関口台スタジオで録音した「ミスティ」と比較すると、よくわかります。

関口台スタジオの録音は、スタジオの音全てをそのままCDに閉じ込めたような素晴らしい録音です。
そこには一切の加工は感じられません。
ステファノ・アメリオは、ドラマーが誰であってもシンバルの音が独特の艶やかさで録音されています。
私はこの音が大好きです。

どちらが良い悪いではなく、エンジニアが音に自分の好みをどれだけ反映させているかだと勝手に想像しています。

自分の好みの音で録音してくれるエンジニアを探す楽しみをステファノ・アメリオは教えてくれました。