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   [00-03]音楽全般
     アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
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投稿者 スレッド
marron
投稿日時: 2025/5/25 14:58
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 662
アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
皆さん、こんにちわ。marronと申します。

「高音質」と評判のアルバムを買ってみたものの、実際に聴いてみたらちょっと期待外れだった……そんな経験、ありませんか?
特に昔のアナログ録音では、ヒスノイズを無理にカットしていたり、ドンシャリ傾向の派手なマスタリングが施されていたりすることがありますよね。

そんな中、アコリバ製品を取り入れていくうちに、
「あれ?これ、こんなにいい音だったっけ?」と驚くことはないでしょうか。

・一見ふつうの録音に思えたアルバムが、まるで息を吹き返したかのように瑞々しく聴こえたり……
・録音はいまひとつだと思っていた歴史的名盤が、実はとてもナチュラルで魅力的な音だったと気づいたり……

そんな発見や感動を、アコリバユーザーの皆さんとシェアできたら…
きっと楽しくて、とても意義のあることだと思います。

どうぞよろしくお願いします。

marron
投稿日時: 2025/5/25 15:02
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 662
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
皆さん、こんにちは。marronです。

それでは、私から1枚目をご紹介させていただきます。やはり、この作品を外すことはできません。

クリス・コナー / Lullaby of Birdland(1954年)

何百回聴いたかわからないほど、ずっと大切にしてきた一枚です。そして、うれしいことに、管理人Kさんの愛聴盤でもあると伺いました。
このアルバムには、聴くたびに癒され、そして、そっと背中を押してもらっているような気がします。

オーディオ的な観点でも、管理人Kさんによれば、おそらくマイク1本で録音されており、ミキシングによる位相の乱れが生じないとのことでした。

かつて大型システムを使っていた頃は、ウーファーと可動式ミッドドライバーの位相チェックによく使っていましたが、今でも変わらず、彼女のヴォーカルが“どれだけ自然に聴こえるか”という点で、私にとってのリファレンス音源であり続けています。

オーディオショップなどにも持参しますが、ハイエンドシステムでも、調整が甘いと、彼女のパワフルな声が弱々しく聴こえてしまいます。やはり、この音源は正直ですね。

それでは、アコリバ製品を導入していく中で、この音源がどう進化していったのか…

声がすっと抜けるように“スッキリ”として、より自然な質感へと変わりました。
そして、かつてエネルギッシュだと感じていた中低域の一部が、実は付帯音や迷走電流の影響だったと気づかされました。本当に大切な声の芯が、ようやく見えてきた気がします。

今はまだ、プリ〜パワー間のラインケーブルとスピーカーケーブルに業務用を使っているのですが、
将来、ケーブルの ALL ACOUSTIC REVIVE を実現したとき、さらにストレートで生命力あふれるヴォーカルが聴けるのではないかと思うと…
今から、胸が高鳴ります(笑)。

marron
投稿日時: 2025/5/26 9:13
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 662
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
皆さん、おはようございます。marronです。

2枚目のご紹介はこちら。最近入手したばかりのアルバムで、アコリバ製品導入によるビフォー・アフターの比較はできませんが、まるで1961年にタイムスリップしたかのような、圧倒的な臨場感を楽しめる作品です。

ペギー・リー / Peggy at Basin Street East(1961年)

1961年、ニューヨークのナイトクラブ〈ベイスン・ストリート・イースト〉でのライヴ録音。当日は、ペギー・リーが風邪をひいていたそうで、当時発売されたオリジナル盤では、一部の音源がスタジオ録音に差し替えられ、編集されていたとのことです。

それに対して、このほぼ無編集のオリジナル・ライヴ音源がようやく世に出たのは、40年以上後の2002年。編集の少ない、生録りのような質感がたまらなく魅力的です。特に、静かに語りかけるように歌う場面では、ゾクッとするほどのリアリティがあります。

当日の体調が万全ではなかったことが、むしろ“抑制された情熱”につながっているようにも感じられ、このアルバムはまさに“奇跡の録音”と言っても過言ではないように思います。

このアルバムはステレオ録音で、おそらくワンポイント録音によるものではないかと思われます。だからこそ、空間の空気感や定位が自然で、目の前に演奏の情景が浮かぶような感覚を味わえます。

1961年の臨場感あふれるライヴ録音といえば…『ワルツ・フォー・デビィー』を思い出す方も多いかもしれません。こちらも決定的な名盤で、私の愛聴盤のひとつですが、もともとジャズ・クラブでマイクを使用していることもあってか、“臨場感”という一点においては、このペギー・リーのアルバムがそれを上回っているように感じます。

そして、その夜の空気感の忠実な再生において、アコリバ製品の導入が大いに貢献していると確信しています。

marron
投稿日時: 2025/5/26 19:13
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 662
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
皆さん、こんばんは。marronです。

今回は、3枚目のアルバムをご紹介します。
私がよく聴くのはジャズやクラシックのほんの一部ですが…

ヘレン・メリル / Helen Merrill in Tokyo(1963年)

これまで紹介した2枚とは異なり、このアルバムは録音に不自然なところがあり、長いあいだお蔵入りしていました。
しかし、アコリバ製品を導入した今、もう一度聴いてみたらどう感じるだろう?と思い、再生してみました。

ボーカルは非常に瑞々しく録られている一方で、強めのエコーがかかり、初期のステレオ録音らしく、マルチマイクの影響か楽器の定位に違和感があります。

それでも、円熟したヘレン・メリルの歌声は本当に素晴らしく、中低域はふくよかに響き、高域は澄み渡って美しく伸びています。

正直なところ、ずっと「惜しいなあ」と思いながらも手放せずにいたアルバムでした。
ところが今、アコリバ製品とともに聴き直してみると…

「そんな細かいこと、もうどうでもいいや!」と思えてきて、
気がつけばヘレン・メリルの歌声にすっかり魅了され、2回目の再生を始めていました(笑)。

marron
投稿日時: 2025/5/31 9:13
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 662
Re: アコリバ製品でよみがえる、アナログ録音の瑞々しさ
皆さん、おはようございます。marronです。

4枚目のアルバムは、前回に続いてヘレン・メリルの名盤をご紹介します。

ヘレン・メリル / Helen Merrill With Clifford Brown(1954年)

こちらはモノラル盤ですが、最初にご紹介したクリス・コナーのアルバムが「マイク1本による録音ではないか」と管理人Kさんから伺って以来、この作品の録音手法も気になっていました(笑)。

とても自然な音のモノラル盤ですが、おそらくマルチマイク収録ではないでしょうか?
特に、ボーカルとトランペットといった音圧の異なる音が、見事にバランスよく揃っていて、それぞれの楽器の音量も均整が取れています。もしマルチマイク収録でこれほど自然にまとめ上げられているのだとすれば、まさに名盤。ここまで自然に仕上げられていることに、あらためて制作者のセンスと技術の高さを感じます。

さて、アコリバ製品導入によるビフォー・アフターですが……導入を進めるごとに、ヘレン・メリルの声がどんどん“あたたかく”感じられるようになってきています。

ヘレン・メリルといえば“ハスキーボイス”として知られていますが、普通のオーディオシステムでこのアルバムを聴いた場合、“細い声”という印象を持ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、このアルバムを多くのシステムで聴いたことがありますが、“やや痩せて、少しキツい声”に感じられることが少なくありませんでした。おそらく、ハイ上がりで情報量が不足していることが、そのような印象の原因になっているのだと思います。

アコリバ製品を導入し、「ノイズ」や「歪み」を丁寧に抑えていくことで、“繊細な息遣い”や“ビブラート”などの情報が引き出されていきます。また同時に、“芯”のある“ふくよかな”声に生まれ変わり、まるで目の前で歌っているかのようになっていくことを、毎回実感しています。


PS.
このアルバムは、RHR-21 導入の効果をもっとも深く実感した1枚でした。


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