パワーアンプ入替を機にスピーカーケーブル変更を検討、この際SPC-TripleCかSPC-Tr
ipleC4芯バイワイヤーを頭に入れてましたが、アンプ側の端子はYラグ・バナナプラグ
非対応(裸線か棒端子)、スピーカー側は端子台(Yラグの幅と内径に制限あり)で貸出頂
いても使えない、購入時は特注になりそうなので、事前確認の為にBWA-4とSPC-Refere
nce2を買って、掲示板にあった20cm程度の裸線を8本作製、どうせなのでスピーカーシ
ステムのバイワイヤも試してみました。
以前はスピーカーシステムとスーパーツイータのバイワイヤでK社のバイワイヤアダプ
タを使っており、これとの比較になります。

まぁここで散々語られている事ですが、スピーカーシステムがバイワイヤ対応なら絶
対にすべき事は間違いありません。今まで大損してました。御社のサイトの説明の通
りで、ジャンパー線は必要悪以前の問題です。
さて、K社とBWA-4の比較では、K社も作りは立派で使いやすいですが、BWA-4のほうが
優位のようです。K社のだと丁度私のスピーカーのクロスオーバー周波数付近(900Hz)
でエッジが鈍っている感じはしました。たぶん全域にわたっていると思いますが、一
聴して｢おやっ?｣と思い即戻したので詳細は確認してません。

この運用だとBWA-4は空中にぶら下がる事になり、単線ケーブルと相まってスピーカの
振動をまともに喰らう事になりますが、大音量派は御社のアクセサリを併用して抑制
なり固定するのが常道なのでしょう。小音量派はショート対策用とされてますが、キ
ャップをはめる、また、内に綿を可能な限り詰めると良さそうです。ゴム系でもいい
かもしれませんが適当な部材が無くオミットしています。また、本製品に限りません
がネジの緩み止めを極小量使うと良いです、実際取り回しか振動の影響？でイモネジ
の緩みが出てきました。

尚、上記は昨年から延々とやってきた事(継続中)で、勢いでの書き込みではありませ
ん。

スピーカーがバイワイヤ対応ならBWA-4を準備して即やりましょう。アンプ-BWA-4間は
既存なり後日検討でOK、ただし最低BWA-4-スピーカ間は線材を揃えたほうが良さそう
です。上記の通り私はSPC-Reference2を刻んで使ってますが、これでもTriple-Cの特
性は強く出ます。明かさなければBWA-4が介在している事に気づかないかもしれない、
御社の｢究極の導通特性と制振効果により、導通劣化が無いばかりか、逆に積極的に音
質を向上させる事に成功しました。｣のセールストークも大げさではないです。普通じ
ゃ考えられないトークですが認めざるを得ません。脱帽です。
BWA-4とSPC-Refernce2を1mで実売\23,000弱でこの向上はバカ安でしょう。
高級ケーブルを考えると歯牙にもかからない金額です。

...そして私にとって最大の問題は、SPC-TripleCかSPC-TripleC4芯バイワイヤー導入
を検討する気力が失せつつある事だったりしますがどうしたものか。(苦笑)

HKさん　
　こんにちは。

実際ジャンパーケーブルを使用してきた経緯からして、バイワイヤースピーカーにはジャンパーケーブルの
使用ではなく、必ずバイワイヤーSPケーブルを使って頂きたいと痛感するものです。
それが無理であればバイワイヤーアダプターBWA-4を使って逆起電力を減少させる方法を試みましょう。
マニアの多くの方はスピーカーケーブルについて、バイワイヤー端子付きスピーカーを使っておられますが、
付属されているジャンパーケーブル等をそのまま使っておられても、バイワイヤー本来の能力を生かし切れて
いないのではないでしょうか。

実際バイワイヤー仕様で駆動して感じるのは、楽器本来の音を、そのスピーカーが再現する演奏の空気感、音像、
見通し感など全ての情報を引き出す高い能力を、このバイワイヤー仕様によって引き出せると感じるのです。
そのことからもバイワイヤーSPには、断然バイワイヤー仕様ケーブルがベストなのが当然のことだと思います。

実際バイワイヤー仕様を導入しての経験上、ジャンパー線を使用していた時の音質と、バイワイヤー仕様で繋いだ
ときの音質は、その驚く程までの違いを聴かせてくれたのでした。
その効果はスピーカーが数ランクUPしたくらいの音質向上と言っていいでしょう。
ジャンパー線使用時の音は凄い音だと感じる瞬間もあったのですが、よく聴いていくと非常に濁っているようで、音場の
見通しも悪く、位相特性も曖昧な感じであり、低域の力強さもそれほどないように感じたのです。
ところがバイワイヤー仕様によって、音像定位がビシっと決まり、ほんのりと血が通った音像とアナログのような
温かく柔らかな音場表現となり、高域の濁りが無くなったことで、音場空間の見通しがグゥーンと良くなり空間表現が
数段に向上してきたのです。
音のザラつきやモヤつきを一切感じさせず、ビッグバンドの静寂な立ち上がりから大スケールサウンドの切れ味鋭く
クリアにどこまでも見通せるところはまさに圧巻でした。
高域から超低域までスピード感と音色が揃っていることにも驚かされたのです。
また、バイワイヤー仕様が無理な方は、ここはバイワイヤーアダプター(BWA-4)を使用して、愛用のスピーカーケーブルの
高能率を発揮してくれるバイワイヤー仕様にして、質感の高い正確な音質でいい音楽の流れに身を委ね、浸りきりになりたく
なるような、そんな魅惑の音質を実体感してみてください。

HKさんはSPC-TripleCかSPC-TripleC4芯バイワイヤー、どちらかの導入で悩んでおれれるようですが、いずれにしても悩まし
いところですね。

ここは双方を試してみて、好みの音に合ったケーブルを選択してください。

RANZANさん
ご返事ありがとうございます。

行動を起こすなら、まずはキャブタイヤなりそれでは...と思うならBELDENなりでバイ
ワイヤーを試す事が第一ですね。スピーカーの能率が上がったような感覚を覚えれば、
本格的な導入に嫌でもなる、お気に入りのスピーカーケーブルをもう１セット準備でき
るならそれがベストではあるでしょう。

しかし、現実問題としてどう結線していくかはクオリティと趣向、ケーブルの入手難
易度(コスト・現行製品か否かetc...)で変わってしまう。バイワイヤアダプタは次善
手ではありますが、使うならBWA-4がいいと思います。前述の通り、劣化が感じられな
い(普通感じて当然の筈)のはこれから挑戦する方には大きな安全材料になります。

現時点ではアンプ-BWA-4間は、SPC-Reference(2ではない、中古)を使っています。テ
スト当初はSPC-Reference2で統一していましたが、私には統一しないほうが好ましく
感じたからです。スピーカーケーブルのセレクティヴな余地を愉しみたい方にも良い
かもしれません。ピュアオーディオの常道からは外れるかもしれませんが、頭ごなし
の拒絶では無く、質を横に睨みつつ己のテイストを入れるのもアリかと思います。

また、価格というバイアスを除けるならアンプ-スピーカ間の結線を丸ごと刷新してコ
ストダウンすら望めるかもしれません。SPC-Referenceも今回のテストの一環で入手
したいくつかのケーブルの一つだったのですが、今は「これでいいんじゃね？」くら
いになっちゃった。コスト的には前構成の1/4強くらいです。

バイワイヤリング対応のスピーカをお持ちの方は、BWA-4で色々な可能性をなるべく安
価に追求する余地がありますよ。

HKさん
　　こんにちは。

＞バイワイヤリング対応のスピーカをお持ちの方は、BWA-4で色々な可能性をなるべく安
価に追求する余地がありますよ。

高級なジャンパーを使うより、BWA-4によって低域用と高域用スピーカー端子に均等配分し、
逆起電力の悪影響を排除することで、透明感、解像度が高くなり音の濁りが減少することから、
この制振構造によってスピーカー端子から伝わる振動を防止、音質は更に向上させることが
可能なのです。