PAKAさん　こんにちは。

RANZANです。

先日のオフ会に参加して頂きありがとうございました。

＞ケーブルインシュレーターでのラインケーブルへの使用は私も興味は
＞ありますが、機器の設置環境によりRCI-3で支えるべきポイントが空中に
＞なってしまい、難しいところです。もし試されたら、感想をお聞かせ
＞いただけると幸いです。

その難題とされるラインケーブルでの、ケーブルインシュレーターで支える
ということ。オーディオは何でも試せとばかり、今回それを実践することが
できたのです。

プリーアンプからパワーアンプへ供給しているバランスケーブル(XLR-1,0PA?)で試みたのです。幸いパワーアンプはラックの下段に設置しているため、何とか高さを調整すれば設置できると思い、試してみたのです。
しかし、パワーアンプは下段にあるといっても床からラインケーブルの入力端子までの高さは25cmあるのです。
そこで、今は使っていないダイヤトーンのアコースティックキューブ(DK-5000)を
自作でケーブルの太さに合わせた溝を削って、ケーブルインシュレーターとして
間に合わせに使っていたものです。
そのキューブを2個積み重ね、その上にアコリバ特製ヒッコリー材と銅合金を贅沢に使った、高級“試作版インシュレーター”を用いたのです。
思ったよりきれいに収まりました。

そこで試聴CDはXRCD盤で、各機器の調整またアクセサリーの新な導入時での
試聴では、必ずこの愛聴盤でのオーディオチェックが基本にもなっているのです。
それは、今回PAKAさんにもお薦めしました「EASY WALKER／LARRY FULLER TRIO」です。

はやる心を抑え、早速試聴してみたのです。
まさにこれを聴いて思ったのです。「オーディオは何でも積極的に試さないと、
分からないものだ！」ということが。
特に立ち上がりの瞬発力が高まり、一音一音の輪郭がより一層明確になり
キリッと引き締まって再現されるのです。
音の色彩感も増してくるこの音像には、唖然と聴き入ってしまいました。
それはジャズの情熱的な音質を自分好みに染め上げていくシーンに、また
各楽器が持つ個性、つまりベースの低域感がそのゴリッとした骨太で、
かつダイナミック感を伴って繰り出される低音と、ピアノの中域感は
明るく豊かで、美しくダイナミックな響きを生み出してくれるのです。
シンバル＆スネアも以前より豊かで、音に余裕が感じられるのです。
その繊細感を伴った透明感豊かな表情と、S/Nの高い再現性を聴かせて
くれるその音質は、ピアノの生き生きして臨場溢れる音源は抜群であり、
一音一音から発せられる感性豊かな音の表現力が、実に素晴らしいと
感激したのです。

試すインシュレーターの素材での製品は沢山あるでしょうが、ここは高品質な
RCI-3、RIQ-5010等々においても、高音質効果を遺憾なく発揮してくれと、
強く感じ取ったのです。

PAKAさん、一度試してみられては如何でしょう。