ケーブルインシュレーター　RCI-3Hを3つ使用しました。
プレーヤー、プリアンプの電源ケーブル等に使用しています。

試聴したのは、David Sanbornの2003年リリースアルバム「Timeagain」の中から「Isn't She Lovely」と「Tequila」。

まず、全ての楽器の音色の細部まで音が聴こえるようになったことに気づきます。
伸びが非常に良くなり、開放的になったような印象を受けるのです。
それにより音楽に余裕がうまれ、それをとても心地よく感じることができます。
特に、「Isn't She Lovely」のベースの伸びやかさは顕著なものだと思います。
また、定位がとても明瞭になり、其々の楽器の立ち位置が良く分かるようになりました。
それにより、演奏風景が容易に想像できるようです。
加えて、各楽器の重なり合いが、混濁することなく非常に綺麗に表現されていて、演奏がより豊かなものへと変化しました。

David Sanbornのアルトサックスは、どの曲をとってもエモーショナルな印象を受けますが、それがRCI-3Hの効果でよりダイレクトに伝わってきて、まるで人の声を聴いているような艶かしさがあり、思わず感情移入してしまいました。

それだけ楽器本来の良さや、演者の演奏に対する情熱までもを最大限に引き出してくれているのだろうと思います。