初めての投稿です、文章は下手なのでご勘弁を。

昨年９月頃より電源ケーブル/SPケーブル/ラインケーブルをPC Triple Cに順次導入しました。
システムはSPがタンノイのキングダム１２(4way)をkit自作真空管パワーアンプ（we300B復刻版）３台で3chマルチアンプドライブです。部屋は１０畳の防音室です。
・CDP・プリアンプ・イコライザー・チャンデバはアキュフェーズでこれにSONYのBDレコーダーをCDPへデジタルケーブルで接続しています。

電源ケーブルはプリアンプに完成品、他の危機はすべて切り売り電源ケーブル/SPケーブルも切り売り、ラインケーブルはイコライザーとチャンデバ間のHSリンクを除き完成品のラインケーブル(RCA&ﾊﾞﾗﾝｽ)、最後に、今年７月にデジタルケーブル（COX-1.0PA）をPC Triple C へVER.UPの改造をしていただきました。パワーアンプ用の切り売り電源ケーブルにはファインメットを取り付けています。
これで、HSリンクを除き全てアコリバのPC Triple C　となりました。

＊導入前の課題
　?低域のパワー不足
　　300BPPでドライブの低域は少しパワー不足で量感は有るものの　　解像度が低く物足りない。
　?高域のザラツキ感/付帯音/ニジミ
　　高域はザラツキ感がやや強くスッキリせず特にVOCで付帯音と　　ニジミがPCOCC-A単線で若干改善したものの満足できるレベル　　ではない。

＊結果は
　?低域の解像度や締りが出てきて大幅に改善されました。
　?高域は少し細身に感じますが以前よりは延びが出てきました。　一番気になっていたVOCでの付帯音が激減、にじみも大幅に改善　されました。若干キツサがあり改善要。
　・BDレコーダーのデジタルケーブルは中高域から高域で部分的に　歪っぽい帯域が有り高域も若干のざらつき感があり延びもほし　　い。CDとは差があり、これはBDレコーダーの粗が浮き彫りになっ　たのかも知れません。

＊PC Triple C　導入過程で気づいたこと
・PC Triple Cの場合は電源/SP/ラインそれぞれ、同じ材質で揃え　た方がくせが無く音のつながりがスムーズでより良くなります　　（例として、SPケーブルでPCOCC-AとPC Triple Cを混在させた様　な場合）。おそらく、スピード感の差から感じると思われます。

・電源ケーブルは1本のみ完成品を購入しましたがエージング効果　が現れ始める1週間が過ぎても良くなってきません。そこで我が　家の壁コンは通常のアースがとられている事を思い出し、壁コン　と念のため電源ケーブルのプラグ内アース線を外したところ良く　なりました。

・電源ケーブルにファインメットを使用する場合はノイズフィル　　ター付の電源ボックスと併用すると音がなまりダイナミックレン　ジの狭いつまらない音になってしまうので併用しない方が良い。（小生のシステムだけかもしれない）

＊BDレコーダー再生時の高域のキツサやザラツキ感の改善策として　取りあえず
・プリアンプのすべての入力空端子にショートピンSIP-8Qを取り付　けてみた結果、更に高域がキツクなり長く聴いていられません。
・次にショートピンを徐々に減らしていきましたがあまり変化が無　く、ついに全て外した結果、この方が良い結果になりました。
・ショートピンに効果が無いのが判ったので試しにピンを削り取り　端子カバーとして取り付けてみたところCD、BDレコーダー共にキ　ツサやザラツキ感が無くなり大幅に改善しました。

＊今後はとにかくPC Triple Cは理屈からして信号の流れが良くなり音は良くなるはずとの考えから新たな問題はシステムや部屋の問題が浮き彫りになったと考えてやっていきたいと思っています。
BDレコーダーにはUSBターミネーターを試してみるのも良いかな。
又、LANケーブルにテレガートナー社のコネクターの様にしっかりしたもので線材も新材質のものが出ればHSリンクに使用してみようと考えています。
・・・こんな調子だから死ぬまで止められない!!

えんゆうさん
はじめましてzappa1993と申します。

詳細なレポート拝見させていただきました。
自作のアクセサリーを含めた拘りのオーディオを楽しまれているようで、かなりのオーディオファンのご様子ですね。

私も最近大部分のケーブルをPC-tripleC化しまして、後は沢山ある電源ケーブルを順次PC-tripleC化していくことと、ネットワークオーディオ周り（USBケーブル・LANケーブル等）のPC-tripleC化を考えております。

＞＊PC Triple C　導入過程で気づいたこと
・PC Triple Cの場合は電源/SP/ラインそれぞれ、同じ材質で揃え　た方がくせが無く音のつながりがスムーズでより良くなります　　（例として、SPケーブルでPCOCC-AとPC Triple Cを混在させた様　な場合）。おそらく、スピード感の差から感じると思われます。

参考になります。
私の場合、信号ケーブルはPCOCC-AからPC-tripleCに徐々に交換していきましたが、１本交換するだけではっきりと感じられる目覚ましい音質改善があり、これは2本目のPC-tripleCを導入した時も同様に感じられました。
その後SPケーブルもPC-tripleCにバージョンアップし、今はすべての信号ケーブルがPC-tripleCになりましたが、音の統一感というものが自然と感じられるようになりました。
全部PC-tripleCにしたから音が変わったと言う訳では無く、えんゆうさんが仰るように、どこか音がスムーズで、ストレートに出るようになったような気がします。
今後、電源ケーブルまですべてPC-tripleCにしたからどうなるのかが楽しみです。

＞・電源ケーブルにファインメットを使用する場合はノイズフィルター付の電源ボックスと併用すると音がなまりダイナミックレン　ジの狭いつまらない音になってしまうので併用しない方が良い。（小生のシステムだけかもしれない）

元々、ノイズフィルターの類はノイズ除去効果と合わせ、ノイズ以外の部分も取り除いてしまうという副作用があり、ノイズフィルターが効果的かについてはケースバイケースのようなところがあるように思います。
つまり、ノイズが多い場合は多少の音痩せ等の犠牲を払ってでも、ノイズフィルターを使った方が音が良くなったように感じられる場合と、それ程ノイズが多くない場合には副作用の方が勝ってしまう場合です。
今回、えんゆうさんがファインメットを導入されたことで、上記の後者の様な状態になったのではないかと思われます。
ノイズを除去すると謳われる製品は多種多様にありますが、その効果はまちまちな上に、副作用が大きい物もあると思われますので、あまりにこれを過信し過ぎるよりは、なるべくノイズフィルターの類は使わずに元々ノイズの少ない状態を作り上げた方が得策ではないかと思います。
この点でも、撚り線では無く単線を用いたアコリバのケーブル類を使うメリットはとても大きいと思います。

＞・・・こんな調子だから死ぬまで止められない!!

私も同じ気持ちです