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投稿者 | スレッド |
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PAKA | 投稿日時: 2017/10/18 11:37 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
新発売のAcoustic Reviveレーベル クラシックCD 3枚 みなさんこんにちは、PAKAです。
この度、11月8日から全国流通する予定で新発売されるAcoustic ReviveレーベルのクラシックCDを先行して入手することができましたので、その様子を投稿してみようと思います。 これらのCDの録音は、管理人Kさんが写真でその様子をご紹介していたスレッドがあります。 https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=4421&forum=26 今回発売される音源の一部を、編集前のCD-Rで管理人Kさん宅で少しだけ聴かせていただいたことがあり、その素晴らしい録音にCD化されるのをとても楽しみにしていました。 先日、アーティストさんのSNSでCDが完成したことを知り、発売時期と流通する店舗などの問い合わせをさせていただくと、既にパッケージまで完成しているということで送付してくださり、一足先に入手することができたという感じです。 発売されるCDは以下の3枚で、全てクラシックのCDです。 「aure nove」 野入志津子 【AR1001】 ![]() シンプルとは洗練の極み、という格言が思い浮かぶデザインですね。 また、ケースはデジパック仕様で高級感があります。 こちらはリュートの演奏で、オランダの教会録音です。 ジャケット裏面です。 ![]() ジャケット内側です。 ![]() 「ヘンデル リコーダーソナタ」 パトリック・デネカー 【AR1002】 ![]() デザインは3枚ともに同じデザイナーさん作と思われるもので統一されています。 こちらはリコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロのアンサンブル演奏で、ベルギーの教会録音です。 ジャケット裏面です。 ![]() ジャケット内側です。 ![]() 「ブラームス ピアノ小品集」 福原彰美 【AR1003】 こちらはピアノソロの演奏で、神奈川県立相模湖交流センターでの録音です。 ![]() ジャケット裏面です。 ![]() ジャケット内側です。 ![]() それでは、それぞれのCDを聴いた感想も投稿してみようと思います。 CDは3枚ともUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)仕様となっていて、HQCDを更に進化させた盤のようです。 ちなみに、全てのCDプレーヤーで再生できるようです。 興味のある方は、こちらで詳細をご確認ください。 http://hqcd.jp/ まずは「aure nove」 野入志津子 【AR1001】です。 こちらの録音は初めて聴きましたが、豊かで清涼感のある瑞々しいリュートが、ふわっとした余韻の音場に包まれて、なんとも心地よい演奏です。 教会録音特有の豊かで深い響きの中でもリュートが曖昧になってしまうことなく、とてもバランス良く電気的な響きを感じないS/Nの高いクリアな仕上がりに聴き入ってしまいました。 1曲1曲も穏やかで短い物が多く、1枚通してとてもリラックスして聴くことができるCDでした。 次は「ヘンデル リコーダーソナタ」 パトリック・デネカー 【AR1002】です。 こちらの録音は、少しだけ管理人Kさん宅で聴かせていただいたことがあり、録音現場の教会の様子が目に浮かぶほどの、リスニングルーム天井の遥か上まで音場が広がっているように感じるという初めての体験に驚き、いつか自宅システムでも聴いてみたいと思っていた演奏でした。 こちらも「aure nove」と同じく教会録音で豊かで深い響きという点では共通していますが、場所も違うのでその音場傾向の違いも楽しませていただきました。 個人的には、こちらのCDの方はアンサンブルということもあって特に各楽器の距離感などがよくわかり、奥行き感や録音現場の天井の高さがよく感じられます。 管理人Kさん宅でのハイクォリティな音を聴いている記憶から、さすがに我が家ではリスニングルームの天井はるか上までの高さ再現やリコーダーの質感など、もっと良くしていきたい点もありますが、「aure nove」と同様に豊かでクリアな心地よい音場に加え、各楽器配置などの立体感がとてもよく感じられる仕上がりとなっています。 内容もリコーダーのメロディを基調としたバロック音楽で、リラックスして気持ち良く聴くことのできるCDでした。 最後に「ブラームス ピアノ小品集」 【AR1003】です。 こちらは録音して間もない頃に、幸運にも未編集のCD-Rを自宅システムで聴く機会がありました。 まだまだクラシックにそれ程造詣のない私からしたらあまり馴染みのないブラームスのピアノ作品でしたが、演奏が始まってすぐに引き込まれる演奏力と高度な録音は記憶に強く、こちらもCD化されるのをとても楽しみにしていました。 こちらは上記2枚のような教会録音ではありませんので響きや音場の傾向は全く違いますが、負けず劣らずの素晴らしい録音となっています。 早速聴いてみると、個人的には、演奏が始まってすぐに真っ暗な中にピアノと演奏者がライトアップされ、ぽっと浮かび上がるような情景がイメージされます。 それほど大きくない響きの良いホールの客席で聴いているような印象で、語彙が乏しくて恐縮ですが、本当にそこで演奏しているように錯覚するほど不自然さがありません。 深くて等身大なピアノの音像と、打鍵のしっかりとした芯が十分に捉えられた録音で、その晴らしい仕上がりに一気に最後まで聴き入ってしまいました。 内容も小品集ということもあって1曲1曲は短く、ロマンティックな曲あり、リリカルで弾むような曲あり、深みのある渋い曲あり、とバラエティに富んでいてとても親しみやすいです。 有名な作曲家の知らなかった曲を知ることができて、私自身の音楽ライフをまた1つ豊かにすることができたのはとても有難い機会となりました。 また、個人的に福原彰美さんの引き込まれる演奏がとても魅力的で、他の作品や、機会があれば生演奏も聴いてみたいと思わせてくれるピアニストさんとなりました。 これら3枚のCDは、とても質感高く機器映えもすると思いますので、もしかしたら今後イベントやオーディオショーなどでも聴くことがある機会もあるのではないかと感じました。 音質はもちろん、演奏もとても魅力的なものですので是非みなさんも聴かれてみてください。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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PAKA | 2017/10/18 11:37 |
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管理人K | 2017/11/3 3:16 |
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ケミ | 2017/11/11 10:46 |
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zappa1993 | 2017/11/18 23:09 |
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yasualfa | 2017/11/19 18:25 |
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PAKA | 2017/12/4 9:57 |
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PAKA | 2019/9/24 21:40 |
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モリア1 | 2019/10/25 21:16 |
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PAKA | 2019/10/28 15:43 |
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PAKA | 2021/11/25 20:34 |
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