メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 一部屋二組(2013年) | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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SS | 投稿日時: 2012/7/22 17:37 |
長老 登録日: 2010/4/6 居住地: 投稿: 201 |
1部屋2組(2012年)DSIX-1.0PA 1部屋2組(2012年)
7月22日 DSIX−1.0PAを導入 管理人 K さん 皆 さん S.S 皆さん、今晩は 早速ですが、前報で、 「低い音に関しては、能力を出し切った様で、ここが限界に近いという感じがします。1995年頃の13cm2WAYの製品ですので無理もないと思います。 それと、手を加えた時の反応が鈍っているのです。最初はどんどん良い方向に反応していたのですが、前報あたりからその反応が鈍くなってきたなと感じております。」 「そろそろ更新の時期でしょうか?」 と申し上げました。 ただ、それまでのアコリバアクセサリーによる色々な改善が、なじんで来たのでしょうか? あるいは、メインシステムのクリニックの際の電源の手入れの影響でしょうか? 音がこなれたなとは感じておりました。 そんな時にふと思い立って、メインシステムで使っているDSIX−1.0PAをこのサブシステムで使ってみました。 電源もACアダプターで接続しただけで、CDPとDACの間に入れてみました。 それまでは、ナ☆ム☆製☆所のNDC−P01でした。 結果は、ビックリ仰天しました。ボーカルが良いのです。歌手とバックの距離がさらにしっかり解るのです。また、音場の見通しが大変良くなり、透明感がより感じられるようになりました。 早速DSIX−1.0PAを注文、ACアダプターより圧倒的に安定化電源が良いことは解っておりましたので、AA紙に掲載されていたフィ?リッ?ス社製直流安定化電源の12V*1Aを使ってみました。今後、懐具合に余裕が出たらRBR−1にします。 セットして約1ヶ月間ほど聞き込んでの報告です。 このサブシステムでは、主にJazzの女性ボーカル、1950〜70年代のアナログ録音時代のピアノトリオを中心に聴いています。 今回は以下のディスクを聴きました。 ☆女性ボーカル 1:ヘレン・メリル 「ヘレン・メリル・イン・トウキョウ」 猪俣猛とウエスト・ライナーズ KING RECORDS KICJ2249 TR1:いつかは王子様が TR5:ティーチ・ミー・トウナイト 感想:左右がハッキリ別れ過ぎてはいるが、これが1963年の録音とは驚き!歌手がグッと前に出て、バックの距離がしっかり出る。ハイハット素晴らしい。 2:JACINTHA 「Autumn Leaves」 Piano:Kei Akagi 他 Groove Note GRV-1006-2 TR5:Autumn Leaves TR10:Moon River 感想:バックの演奏、特にピアノが良い。独唱部は耳元でささやかれている様で、こそばゆい。もうすこし、低い音をより低く締めたい。 3:DIANA KRALL「THE GIRL IN THE OTHER ROOM」 Anthony Wilson gutar 他 TR2:THE GIRL IN THE OTHER ROOM TR3:Temptation 感想:独特の歌い回しで、思わずゾク!ギターが美しい。もう少しベースが低く締まると良いな! 4:ヘイリー・ロレン 「青い影」 マット・トレダー(P) 他 ビクター・エンターティメント VICJ-61618 TR2:青い影 TR10:サマ-タイム 感想:歌は大変上手い。録音は今回のボーカル中No1。大変クリアー。低音は量感はあるが、もうすこし締めたい。 これらのボーカルで共通しているのは、歌声が大変滑らかになり、声とバックの距離がハッキリ感じられるようになりました。また、録音によっては、バックまでの空間の大きさが見通せる様になりました。そんなことから所謂、透明感がより出てきました。 ☆ピアノトリオ等 1:Bill Evans Trio 「Explorations」 RIVERSIDE 00025218603720 TR1:ISRAEL TR6:NARDIS 感想:やや太めのピアノの音と量感たっぷりのベースの音はバランスが取れていて気持ちが良い。ただそれぞれがもう少し締まるともっと良い。ドラムは腰高。TR6は名演と思います。 2:Bill Evans「You Must Believe In Spring」 Featuring EDDIE GOMEZ 他 TR2:You Must Believe In Spring TR6:Sometime Ago 感想:1と比べて録音のせいか、やや硬質なピアノの音の粒立ちが良く、ベースも良く前に出てくる。ドラムはシンバルのビシバシ感が良く出ている。 3:キース・ジャレット・クアルテット 「マイ・ソング」 ECM:UCCU 6035 TR2:マイ・ソング TR5:マンダラ 感想:透明感にあふれるピアノの音が、良く抜けている。サックスも暖かみが感じられる。キースのがなり声も良く分離されて聞こえる。 TR5は各楽器が重なって演奏されるが、よく分離して混濁感は少ない。 4:スティーブ・キューン 「トランス」 ECM:UCCU 6183 TR1:トランス TR5:サムシング・エブリホエアー 感想:量感たっぷりの低音で、ピアノを中心に、ベース、ドラムスの動きが大変面白い。TR5はエレピ、エレキになり昔流行った「リターン・ツウ・フォーエヴァー」を思い出した。 いずれも1960〜70年代のアナログ録音です。LPの音も知りませんし(この頃はクラシックを聞いていました。)、また、何回目かのCD再発盤ですので、それによって、良くなっているのか、悪くなっているのかも解りませんが、 1)ピアノの質感が感じられる様になりました。 所謂、叩いているから弾いている感じでしょうか? 2)混濁感が全くなくなりました。 いままでも、感じてはいましたが、今度はより顕著です。 3)低音(ベース)の量感が増しました。 少し、太めで量が出てきた感じです。安定化電源のせいでしょうか? 4)それらの結果からバランスが良くなりました。 ここまでは、良いことずくめでした。 確かに、DSIX−1.0PAを導入してこのサブシステムで聴いている限り大変に良くなっています。サブシステムの改善を決意した昨年の状態の満足度を30とすれば、いまは90以上になってはおります。 が、もう1組のメインシステムの改善も進み、一時はボーカルはサブシステムの方が良い?と思った事もありましたが、今は逆です。また好きなピアノトリオでも、下記の1:や2:などのCDでは、低音の伸び、全体の明瞭度がどうしても不足でメインの方で聴いてしまいます。 ならば、そうすれば良いと思うのですが、同じ部屋に2組が同居している欠点でしょうか?、スケール感や、音調の違いは多分に我慢できると思いますが、量感では表せない低音の伸びとか上手く言えませんが明瞭度(あるいは分解能)などは同等が良いのではないかと思うようになりました。 写真で言えば、同じネガからのキャビネ版と全紙版の差で、それぞれに味はあります。が、全紙版では写っていて、キャビネ版では写っていなかったでは問題ではないかと思うのです。 ☆不満が残るCD 1:ハリー・アレン・カルテット 「フォー・ザ・キング・オブ・スイング」 スイングブロスCMSB28024 感想:サックスは良い雰囲気だし、録音も好録音と解るが、メインで聞くとハッキリ解る低いバストラムの音が良く聞き取れない。曲からみて、それが聞こえなくとも好演奏です。 2:ヘルゲ・リエン・トリオ「スパイラル・サークル」 disk union DIW-627 感想:ピアノの音は抜けも良く、録音も新しい良い録音とは解りますが、時々低く入ってくるバスドラの音が高いのです。もっと低くしないとドキッとしません。このドキッとする感じは演奏者の意図と思います。ここは低くしたい。 等 ☆今後の方向 ここまで、このスピーカーを使い込みました。 ・・・友人から譲り受けた13cm2Wayのスピーカーシステムで、システムの最低共振周波数は65Hzです。 ここまで良く私の下手な使いこなしに耐えて貰い、私も大変勉強させて頂きました。ご苦労様でした。・・・ 思い切って、新しくしようと思います。 次回は、スピーカーを置き換えた状態の試聴記を報告致したく思います。 以上 |
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