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     240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
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投稿者 スレッド
あじなめろう
投稿日時: 2024/9/19 20:30
長老
登録日: 2022/7/4
居住地:
投稿: 434
オンライン
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
marronさん、こんばんは!

MilesのYoutubeのリンクもこのフォーラムに投稿いたしました。

Milesの演奏は真剣そのもの(真剣ではないレコーディングやライブは無いのですが特に)なので、息が詰まる時もあろうかと思いますが、それは演者の躍動感や収録現場の空気感を掴めない再生になると、そのような印象になると思います。

「Kind of Blue」はマイルス逝去直後の92年にA面の3曲のピッチを下げて改変されたことがあります。
表向きは「新たなマスターテープが見つかったので正しいピッチが判明した」とのことですが、マイルスやテオ・マセロがそれまで長年気づかなかったのも少々解せない気がします。

このEQカーブの件も然り。
聴く環境でかなり印象が変わってしまいます。

この動画での2番目に当たるRIAAカーブではF特バランスだけではなく、位相も崩れているので定位が散漫になり立体感も失せています。


(全編)
https://youtu.be/6lTS63IDQ1U

(1曲目:Nimbus Records Supercut ’79 / RIAA curve)
https://youtu.be/6lTS63IDQ1U?si=vuSTFKFfQxkp1I2Z&t=287

(2曲目:original ’59 promo / RIAA curve)
https://youtu.be/6lTS63IDQ1U?si=9X9Dcbse8y6fv1Mz&t=837

(3曲目:original ’59 promo / Columbia curve)
https://youtu.be/6lTS63IDQ1U?si=3MQglnhr3FGFX7bJ&t=1385

ゆーすけ
投稿日時: 2024/9/20 11:16
半人前
登録日: 2024/2/19
居住地:
投稿: 29
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
marronさん、あじなめろうさん、おはようございます。
つまりは、「記録重視」か?「聴感重視」か?ということです。これは興味深い内容です。
レコードを始めてイコライザーカーブの問題はいずれ出てくると思っていました。(実際に「これ、本当にRIAAカーブ???」という盤もあります。)

Kind of BlueとTake Fiveは香港版SACDを持ってますがだいぶん印象が違いますね。
香港版SACDはハイ上がりでシンバルがうるさい印象がありましたが、レコードだと安心して聴けるバランスだと思いました。
イコライザーカーブは僕も3番目のColumbiaカーブが好きでした。

リイシュー盤は録音に忠実な感じがして嫌いではないです。Columbiaカーブでは「メーカーがこう言う風に聞かせたいのかな?」という意図を感じSACDとはだいぶ違う方向の音作りだと思いました。
ゆーすけ
投稿日時: 2024/9/20 13:52
半人前
登録日: 2024/2/19
居住地:
投稿: 29
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
デジタルメディアの話も面白かったです。

> ド素人の僕でも「なんでBlu-rayディスクの容量使ってリニアPCMの96/24とか出そうとしないの?」と思います。「やる気無いだけでしょ」としか思えません。

2000年代初頭、リニアPCMの96/24 が記録されたDVDオーディオというメディアがありました。VHSとベータの規格戦争のように、SACDと次世代オーディオメディアの規格で競っていました。
当時、僕は高校生で、「こんなのがあるんだ!いつか買って聞いてみたいな〜」と思っていたのを今でも覚えています。
結果はSACDが生き残りました。勝因は既にSACDのソフトが大多数だったこと、特にSONYがいいソフトをたくさん出していました。もう一つが普通のCDプレーヤーにも対応したハイブリッド盤が登場したことが決定的だったと思います。DVDオーディオは普通のDVDプレーヤーで再生できない上にCDとの互換性もありませんでした。

そして2010年代に入り、192/24が記録できるBlu-rayオーディオが登場しましたね。これは普通のBlu-rayプレーヤーで再生できる。という強いメリットがあり、Amazonでは「SACDよりも音がいい」とレビューする人もいました。
これは私自身の経験ですが、SACDプレーヤーを購入する時のことですが、Blu-rayオーディオの再生も検討してユニバーサルプレーヤーも視野に入れてましたがショップの方から「映像が入るよりも音声に特化したプレーヤーの方がどうしても音が良い」「Blu-rayをそんなに観たり聴いたりするわけではないならSACDプレーヤーの方が良いと思う」と言われてSACDプレーヤーを購入しました。実際、エソテリックやアキュフェーズがBlu-ray対応プレーヤーを作っていないということはそういうことでしょう。
Blu-rayを持ってる人にBlu-rayオーディオの話をしたら「Blu-rayなのに音声だけで映像が入ってないの!?」という反応で、中途半端なメディアと思われた感じがします。


>ある評論家が「マスター音源をそのままのクオリティでパッケージメディアを発売するのは危険なのです」と言っていました。
そんなことあるかい!です。だったら ここ10年のハイレゾ配信全部アウトじゃないですか笑
詭弁なんですよね。


危険というのが、どういう意味なのかにもよりますが、レコード会社が利益を考えて…と僕自身は考えています。

あとハイレゾ配信のほとんどがマスター音源をそのまま使っているわけではありません。ファイル形式に合わせてマスタリングされています。
24/96でトランスファーしたものを編集したものもあれば、DSD2.8MhzをリニアPCMに変換したり、その逆だったり、16/44.1をアップサンプリングしたものもあるなど多種多様です。アップサンプリングされたものを「ニセレゾ」とネットで言われていた時代もありました。
私の持っているSACDの中には「オリジナルマスターテープをDSD11.2Mhzで記録!」と話題になってSACDを購入したものがありました。
結果は、音がスカスカで空気感の乏しい音でした。なんでこんな音なのかと期待外れになりました。説明欄に「11.2Mhzで収録したものをDSD2.8Mhzに変換、SACD用にノイズの除去を行いマスタリング」とありました。
そのままの音が欲しい場合はDSD11.2Mhzの音源を購入し、ダウンロードする必要があるとのことです。
本当に余計なことをしてくれる。憤りを覚えました。有名なマスタリングエンジニアの方が起用されていましたが、その人の評価を下げかねない可哀想な仕事だと思っています。
歴史的な名演をDSD11.2Mhz、ハイレゾ、ネットワークオーディオの販促に利用しようとしているレコード会社の魂胆が丸見えでした。(全てのレコード会社、関連会社がそうだとは言っていません。)

DSD11.2Mhzも再生できる環境を整え、良いオーディオシステムで聴けば効果はあると思っています。

似た話でステレオサウンドからオリジナルマスターからフラットトランスファーされたSACDのシリーズがあります。
同じ演奏でDSD11.2MhzのデータをBlu-rayに記録したソフトがあります(Blu-rayオーディオとは別です。)が、ソフトを出すにはレコード会社本国からの許可が必要で、特にDSD11.2Mhzのデータは許可を取るのが難しく、ワーグナーの「ニーベルングの指環」四部作はオリジナルマスターテープのセーフティーマスターであるにも関わらず許可が降りなかったそうです。

最新の録音がなかなか売れない昨今、今でも人気のあるカラヤンやマイルスなどの歴史的名盤はレコード会社にとっては財産であり、復刻音源は重要な収入源でしょう。

私自身、仕事しながらのコメントで、素人の書くことで間違いもあるでしょうが、ハイレゾやSACDに限らずレコード会社の方々にはアーティストへの愛情と敬意をもって魅力のある製品を作って頂きたいと心から思っています。
marron
投稿日時: 2024/9/20 20:01
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 284
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
ゆーすけさん、あじなめろうさん、こんばんは。

〉本当に余計なことをしてくれる

この一言が全てを物語っていますね!
せっかくの演奏が台無しになっているアルバムが、実に多いですね。

SACDについては、最近、TOWER RECORDS が比較的よい仕事をしてくれていると思っています。
あじなめろう
投稿日時: 2024/9/20 23:45
長老
登録日: 2022/7/4
居住地:
投稿: 434
オンライン
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
ゆーすけさん、こんばんは!

「ハイレゾ」という言葉と定義が決まったのは2014年で、ちょうど10年なんですよね。
日本だけですけど笑

僕は最初にハイレゾ音源をどこで入手したか すっかり忘れてしまいましたけど、16bitのほうが優っている音源が多いこと多いこと。

つまりは、どのマスターを使っているのか?ハイレゾもただのアップサンプリングではないのか?ハイレゾ化に当たって音源を熟知したエンジニアに携わったのか?
・・・甚だ疑問の音源が多かったです。

この10年でかなり、DSDや96/24(なぜか192/24は嫌い笑)の恩恵を実感として感じています。
ただ今後のストリーミングやダウンロードはFLACが主流ですよね。
WAVファイルが入手出来ないことは何とも残念な話です。

WAVファイルこそパッケージメディアに適しているのではないでしょうか?
あじなめろう
投稿日時: 2024/9/21 0:04
長老
登録日: 2022/7/4
居住地:
投稿: 434
オンライン
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
ゆーすけさん、こんばんは!

香港版SACDのお話は僕も初耳でした。
情報ありがとうございます。

このEQカーブの件は本当に一筋縄にはいかないお話です。
つまり非RIAAカッティングの音源をRIAAカーブで聴いてきた方々には意地があるようです。
「あなた方はColumbiaやNABだと仰るが、RIAAのほうが我々が慣れ親しんだ音なのだから、これが正解なのだ」という理屈なんですね。

そこで「では16bitデジタルの発売された時は相当な違和感をお感じになられたのでしょうね」とお返しするとダンマリ、あるいは「CDの音がそもそも間違いなのだから」とかワケワカランお返事が来たりします。

ハオ上がりで位相が狂ってヴォーカルやメインパートが引っ込んでいたりした音が「往時の私達が好きな音だ」と言われてしまうと、元も子も無くなります。

これが「記録重視」(=あるいは「文献偏重」、「記憶重視」)の方々に多く見られる実態です。

1954年にリアルで音響の現場にいたと想定出来る方は若いとしても現在90歳超えです。
その年齢の方が、「1954年という年は我々レコード制作の現場の人間にとっては忘れらない年だったのじゃよ。全てが変わってしまったんじゃ」と仰ったとしたら、「そうだったんだ!」と納得するしかありませんが、そのようなお話は一切出てきません。

もはやEQカーブ論争はオーディオ業界のタブーになりつつありますね笑
SNSでは「どちらの側について良いのだか判らない」みたいです。
どちらの味方でもないんですけどね、自分の耳を信じれば良いのにと思います。
marron
投稿日時: 2024/9/21 7:53
長老
登録日: 2023/4/26
居住地:
投稿: 284
Re: 240912 Youtube動画「EQカーブマッチングを検証する:デイヴ・ブルーベック ”Take Five”編 / 比較空気録音」
あじなめろうさん

〉なぜか192/24は嫌い笑

ええ!あじなめろうさんもですか〜。

私も以前は同じように感じていました。DSDの美しい空気感や、96/24のパワフルさには、やはり魅力を感じますよね。

これは、かつての私の機材による感想ですが、もしかしたら192/24は、再生する際に機材やソフトウェアにかかる負担が大きく、結果としてノイズが増えているのかもしれませんね。
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