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アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? | 投稿するにはまず登録を |
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| 投稿者 | スレッド |
|---|---|
| marron | 投稿日時: 2025/11/15 16:48 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 1093 |
Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? あじなめろうさん
ご丁寧なご返信、ありがとうございます。 あらためてスピーカーケーブルのホームページを拝見したところ、こんな言葉が書かれていました。 【HPより引用】 世の中には音質が良くなるケーブルなど存在しません。ケーブルを交換して音質が変わるのは、この伝送ロスや伝送変質がどのような形で現れているかに過ぎません。 ACOUSTIC REVIVEはケーブルレスを目指しています。 まさに、いつもあじなめろうさんがお話されていることであり、すっとこころに染みました。 |
| あじなめろう | 投稿日時: 2025/11/15 18:06 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 966 |
Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? marronさん、皆さん、こんばんは!
> ACOUSTIC REVIVEはケーブルレスを目指しています。 これですよ! これがACOUSTIC REVIVEイズムです。 ケーブルレス、接点レス、ノイズレス。 それによるノーストレス。 プリアンプ電源直結などのmarronさんアプローチとも符合します。 >まさに、いつもあじなめろうさんがお話されていることであり、すっとこころに染みました。 これは大部分が管理人Kさんの受け売りです。 オーディオ界隈の矛盾や手つかずの問題点をずっとずっと疑問視して「なぜなんだ!なんでこんな遠回りをさせるんだ!いったい何を目指しているんだ!」と強い違和感(ある種 怒りや苛立ち)を抱いていたのはハタチ代後半から確かにありましたが、それらに最も明確な答えと揺るがない実証を示してくださったのが他でもないKさんです。 |
| marron | 投稿日時: 2025/11/23 8:14 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 1093 |
【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? あじなめろうさん、皆さん、おはようございます。marronです。
昨日、ベルリンフィルの演奏を生で聴く機会に恵まれました。 その圧倒的な響きに胸を揺さぶられたのはもちろんですが、同時に “オーディオにも通じる気づき” を得られたように感じています。 ケーブルレスの真意について、少し理解が深まった気がしますので、あらためてお伝えしたいと思います。 ■ ケーブルレスの真意 音とは、突き詰めれば “空気の波”。 そして、その波をできるだけ乱さずに届けることが大切なのではないか──そんなふうに思いました。 ベルリンフィルの弦楽器セクションは、細部まで精緻に揃っているからこそ、ものすごいエネルギーが生まれ、お互いが打ち消しあうことがほとんどないように感じました。 一方、アコリバ製品をしっかり導入したときのオーディオは、 “音の波が乱れにくい状態” となることで、生々しくエネルギッシュな再生音につながっていくように思います。 演奏と再生に、“乱れのない波が生むエネルギー” という共通点を感じたひとときでした。 ■ 波を乱すもの とはいえ、その波を乱してしまう要素は、あらためて考えるととてもも多いですね。 音になる前の電気信号の段階から… ノイズ、振動、静電気、磁気、抵抗、静電容量……。 さらに厄介なのは、周波数によってその乱れ方が異なってしまうところだと思います。 そうなると、倍音のような繊細な情報は、ほんの些細な要因で姿を消してしまうのだろうと感じました。 |
| あじなめろう | 投稿日時: 2025/11/23 17:10 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 966 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? marronさん、皆さん、こんにちは!
ミューザ川崎シンフォニーホールでのベルリンフィル、指揮者はペトレンコですよね! 僕はペトレンコについてはmarronさんに聞いてからTIDALなどで聴いたりYoutubeで観たりしたクチで それまで知らなかったのですが、まだ50代前半で若々しく、堂々としながらも抒情的な緩急が実に巧みな指揮者だと感じました。 またmarronさんのお席は かなり良い席と伺ってたので なんとも うらやましい! ベルリンフィルの演奏に特に感じることはピアニッシモの細かく繊細な音でも弱々しくなったり崩れたりせず荘厳をキープしていることです。 ことブラームス交響曲第1番はフォルテッシモでの低弦の深い響きや、複数の旋律が さぞ重奏的で立体的だったことでしょう。 >■ ケーブルレスの真意 >その波をできるだけ乱さずに届けること (中略) >アコリバ製品をしっかり導入したときのオーディオは、 “音の波が乱れにくい状態” となることで生々しくエネルギッシュな再生音につながっていくように思います。 さて、marronさんが聴かれた生のベルリンフィルで、もしオーボエやヴィオラが聴き取れなくなるほど混濁したり、コントラバスやティンパニが遅れて聴こえたりしたら どれだけの違和感を感じられたでしょうか。 まるで恐ろしく質の悪いPAを通した音のようになったとしたら。 全くmarronさんとは好対照なことに、僕は先週に日本武道館のアリーナど真ん中でロックコンサートを体験してきました。 HiFiとは大きくかけ離れた 歪みと けたたましい音の洪水。 LIVE体験という狂騒の中においては音楽性の微塵も感じない2時間半。 はしゃぎ踊っている家内を微笑ましく見守っている2時間半とも言えます笑 しかし、そういうコンサートに行く人達は「さすが生の迫力はスゴい」と異口同音 語ります。涙を流す人だっています。 歪んでピーキーでブーミーで混濁しまくっていても彼らにとっては「上質な音楽」です。 marronさんと僕の先週の出来事は 比べるだけ滑稽で好対照な音楽体験ですが、これオーディオに置き換えても、全く同じ話になってしまうんですよね。 フルオーケストラの一音一音を均整が取れたバランス、かつ重奏の立体感、一切の狂いの無い時間軸表現をオーディオ再生に求めるには どうしたら良いのでしょう。 オーディオファイルの中には「そんなこと求めたって仕方がない。オーディオは生演奏と比べようがない」と片付けられてしまいます。 ACOUSTIC REVIVEが追求する「伝送変質や伝送ロスをゼロにする」 marronさんが仰る「波をできるだけ乱さずに届けることが大切」 ・・・これらがオーディオの本来の目的であるし、全てであると僕なら言い切ってしまいます。 なぜ「変質」に楽しみまで感じ 一方で「ロス」に気づけないのでしょうか。 その答えは、 生演奏での音楽体験(優れたPA環境ならば それも含む)、あるいはその記憶の欠落が人によって大きく違うからでしょう。 おそらくですが、ACOUSTIC REVIVEファンの皆さんは ほとんどが そのような生での音楽体験を 高次元で追体験することに心血を注がれている皆さんだと思います。 「趣味の問題」と片付けることが出来ない「追体験」そのものがACOUSTIC REVIVEの境地です。 その境地にようやく辿り着いてから初めて「趣味の問題」が始まるんですよね。 |
| marron | 投稿日時: 2025/11/23 18:33 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 1093 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? あじなめろうさん、皆さん、こんばんは。
〉なぜ「変質」に楽しみまで感じ、一方で「ロス」に気づけないのでしょうか。 〉ACOUSTIC REVIVEファンの皆さんは、ほとんどがそのような生の音楽体験を、高次元で追体験することに心血を注がれている 本当に、その通りですね。 そして、この問いには、もうひとつ別の角度からの見方もあるのでは、とも思います。 ◾声楽から学ぶ本質 もしかすると、多くの人が「対処すること」に意識を向けすぎてしまっているのかもしれません。 というのも、ドイツで活躍されているオペラ歌手・車田氏が、YouTubeでとても興味深いお話をされていたのを拝見したことがあります。 日本の声楽教育では、よく「もっと響きを!」と指導されるそうですが… 車田氏いわく──響きというものは“求めて得られるもの”ではなく、 基礎的な技術をしっかり身につけた結果として、自然に生まれるものなのだ、と。 ◾オーディオに置き換えると このお話を聞いたとき、私はふと「オーディオも同じではないか」と感じました。 「響きが足りないから」と、高域や低域を“足し算で補う”ケーブルもありますが、 本来はノイズを抑え、電送効率をしっかり保つことで、自然と豊かな響きが立ち上がってくるのではないか──と。 皆さんは、どのように思われますか? |
| あじなめろう | 投稿日時: 2025/11/23 23:19 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 966 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? marronさん、皆さん、こんばんは!
>もしかすると、多くの人が「対処すること」に意識を向けすぎてしまっているのかもしれません。 「対処すること」は誰もが通過する関門だと思います。 でも対処しなくたって、音源に忠実に再生出来る環境作りをすることに専念すれば、「変質させない」「ロスをさせない」道理にたどり着けるものではないか? つまりは「邪魔している要因を一つ一つ排除していけば良いのではないか」とシンプルに答えは導かれていくのだと思います。 それに対する答えを製品として示してくれる唯一のメーカーがACOUSTIC REVIVEです。 管理人Kさんの首尾一貫した理念やその実証はとてもシンプルで真っ直ぐな一直線です。発明品のような製品の数々には毎回驚かされますが、その実、説明に窮するようなものは一切ありませんよね。 余計な遠回りや寄り道をさせユーザーを路頭に迷わせることをACOUSTIC REVIVE製品に感じたことは僕自身一切ありません。 >ドイツで活躍されているオペラ歌手・車田氏が、YouTubeでとても興味深いお話をされていたのを拝見したことがあります。 おお、車田和寿さんの名がここで出てきましたか! 僕も車田さんのYoutubeは時折観ていますし、最近はご著書も購入し読了しました。 僕はここ最近ずっとずっと「音楽性とは?」という自問自答をしてきました。 Koike Stringsさんは「音楽は言語であり、演奏家、録音エンジニア、そして再生機器は音楽という言語の“通訳者”である」と仰いました。車田さんも「音楽は言語の一つの表現方法として情感的にリスナーに届かなければいけない」と仰っています。 両者の方の言葉を咀嚼するうちに僕には「音楽性」の正体がようやっと見えてきたような気がしました。 ブラームスにも桑田佳祐にもプリミティブな民族音楽にも、僕が最も苦手とするHIP HOPまでも、メロディやリリックやリズムや奏法に至るまで、情感を言語化(シグナル化と言い換えても良いでしょう)出来たものが「音楽」であり、それがリスナーに響きリスナーの心を動かした時に「音楽性」が宿っている状態なのだと解釈しました。 おっと話を少し元に戻しましょう。 >車田氏いわく──響きというものは“求めて得られるもの”ではなく、 >基礎的な技術をしっかり身につけた結果として、自然に生まれるものなのだ、と。 基礎的な技術・・・つまり、それは伝達技術と言えるのではないかな?と僕は考えます。 ふとKoike Stringsさんが仰っていた「通訳者」という単語が やはりここで思い起こされます。 通訳者が(故意でも過失でも)勝手にアレンジを加えたり、正確さを欠いた場合は、作家の意図しない間違った伝達が生じます。 >私はふと「オーディオも同じではないか」と感じました。 ですね。 オーディオ機器というのは最も我々リスナーに近い「通訳者」です。 そして最も「変質」や「ロス」を避けなければいけない「通訳者」です。 「変質やロスしたっていいじゃないか」と寛大な心でオーディオと向き合うことを僕は否定しません。 しかし僕にとっては伝達技術が伴っていないオーディオは「通訳者」ではありませんから、それはただの「四角くて重くて大きな箱」です。 逆な言い方をすれば、「四角くて重くて大きな箱」は育て方によっては素晴らしい「通訳者」になります。それこそ基礎的な技術によって。 |
| marron | 投稿日時: 2025/11/24 7:08 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 1093 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? あじなめろうさん、皆さん、おはようございます。marronです。
〉対処しなくたって、音源に忠実に再生出来る環境作りをすることに専念すれば、「変質させない」「ロスをさせない」道理にたどり着けるものではないか? その通りですね。 ただ、「対処すること自体がオーディオの楽しみ」と信じている方にとっては、そこからマインドチェンジするのは、なかなか難しいのかもしれませんね。 ◾音楽は言語 このお言葉、お二人の音楽家の方がおっしゃっていて、心に残っていました。 ドイツ語とベートーヴェン、ブラームスはなんとなく腑に落ちるのですが、ドイツ語とモーツァルトがどうも結びつかず…(笑)。 そこで、車田氏の本を、先ほど購入しました。 私も読んで、少し理解を深めてみようと思います。 |
| marron | 投稿日時: 2025/11/24 13:55 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 1093 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? あじなめろうさん、皆さん
車田氏の本を半分ほど読み進めました。 モーツァルトはドイツ語を母国語としながらも、幼い頃からロンドンやパリをはじめ、ヨーロッパ各地を長く旅していたのですね。 あの流れるように歌心あふれる音楽も、なるほど…と理解することができました(笑)。 |
| あじなめろう | 投稿日時: 2025/11/24 14:26 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 966 |
Re: 【ケーブルレスの真意】 Re: アコリバ製品で「位相」が整うとバイオリンも身体で感じる? marronさん、皆さん、こんにちは!
今日はKoike Stringsさんご夫妻のミニコンサートです。 これより行ってきます! 至近距離で生ヴァイオリンを堪能して しっかり記憶にインプットしてきます! >車田氏の本を半分ほど読み進めました。 早っ 笑 到着するのも早いけど読み進めるのも早い笑 >モーツァルトはドイツ語を母国語としながらも、幼い頃からロンドンやパリをはじめ、ヨーロッパ各地を長く旅していたのですね。 ウィーン古典派と思われたモーツァルトは映画「アマデウス」でも描かれたように、父親に連れられ欧州を渡り歩き、神聖ローマ皇帝のリクエストにも「イタリア歌劇だってドイツ歌劇だって何でもござれ」の国際人。 その音楽は国際的に普遍でしょうね。 |
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