はじめまして！いつも皆様の掲示板の書き込みを見て勉強させて頂いてます。
　昨年から電源周りの改善したいと思い、色付けのない品質が良い電源ケーブルを探していました。もともとは自作も考えていましたが、以前に購入したラインケーブルLINE-1.0X-TripleC-FMが素晴らしかったのでAcoustic Reviveさんに連絡を取りました。

石黒社長に相談した所、旧POWER REFERENCEの電源ケーブルをシルクテフロン絶縁PC-TripleC２．８ｘ２．４楕円単線へ交換したものを作って下さいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

届いて早々、凄いのが届いたとワクワクしました！！！
　ケーブルの取り回しは市販品と比べ硬いですが、プリメインアンプに取り付けてみると浮かせて立体的にセッティングしやすいので逆にメリットではないかと感じました。


ここからは、ケーブルを交換した後に聴いたソフトと感想を書きます。


カール・ベーム指揮　ウィーンフィル
ブルックナー交響曲第4番（ノーヴァク版）
SHM-SACDシングルレイヤー

リファレンスとして使っています。一楽章最初のトレモロから音が違います。ホルンソロや各パートの音の分離がとても良いです。
　
しかし一番大きな変化は木管楽器が入ってきたあとのクレッシェンド（だんだん強く）です！
ピアノ（弱く）からフォルテ（強く）に至るまでの表情、音色の変化が生々しく、クレッシェンドは単純な音量の変化ではないことに改めて気付かされました。
そして金管楽器全体が入る所のフレッシュな鳴りと低音の輪郭がはっきりとして、始まって早々に感動を与えてくれます。

ノイズが減ったおかげで演奏者の気配、息のタイミングを今までよりも遥かに聴き取ることができました。そしてウィーンフィルのウィンナホルンの音色をこれまで以上に楽しむことができます。




オレグ・ボシュニアコーヴィチ
ショパン作品集-2

マニアックな選出すみません 笑　しかし、このアルバムのショパンは本当に素晴らしいです。一曲目の舟歌を聴きましたが、ここでも強弱の変化の中にある表情を捉えていて、音楽が横に流れていく中で音色とダイナミクスが細かく変化していてピアニストの表現力を楽しめました。




オスカー・ピーターソントリオ
WE GET RIQUESTS
K2HD mastering

試聴会等でよく聴いていた音源です。K2HD盤のワルター田園が非常に素晴らしかったので純銀ではないですが入手しました 笑
しかし、これまでのケーブルだと高域が目立ち過ぎ、ベースが大人しく「バランスが悪いなぁ」と思っていました。試聴会で使われているソフトとの違いかと思われます…

ケーブルを交換するとトライアングルの質感、ドラムの鳴り、そしてベースの太さが段違いに変わりました。
そしてセンターで鳴るピアノの音がクリアになりドラムとベースとのバランスが良くなったように聞こえました！
今のところケーブルを変えて一番化けたと思ったCDです。

他にもLPや様々なソフトを聴きましたが、電源ケーブル一本でまるで新しい音源を買ったと思う位の変化量で正直驚きました。
SACDやターンテーブル、レコードにお金を使ってましたが、もう一本欲しくなりました笑

まだまだオーディオ初心者ですが、今回大きな変化を感じ取ることができました。

皆様、これからご指導よろしくお願いします。