新居にオーディオ専用電源工事を計画するにあたりACOUSTIC REVIVEさんに御協力いただいた為、結果報告させていただきます。
私自身はオーディオ初心者でオーディオ機器はKEFのアクティブスピーカーしか所有しておりません。

2024年12月着工、2025年6月完成予定で新居を建てます。
防音室ではないですが2階にシアター・オーディオの部屋を1部屋、1階に予備のオーディオ部屋を1部屋確保しました。
YouTubeでオーディオ専用電源工事を観て、行いたいと思い愛知県の専門業者さんに連絡しました。一度ダイワハウス担当者を含めて面談し、その後、見積もりをLINEで2回お願いしましたが、なるべる早く作成しますとのお返事だけで、数ヶ月音沙汰なく無視された為、途方にくれました。仕方ないので自分で見様見真似で専用電源工事を計画してダイワハウスと下請け電気工事会社に依頼する事にしました。しかし、いざ計画しようにも、知識が無く分からない事ばかりの為、たまたまインターネットで見つけたACOUSTIC REVIVEさんに連絡を取ったところ、細かく親切に御指導いただき何とか形になってきました。

今回の電源工事の仕様です。
あまり効果が無いとの事なのでマイ電柱までは建てないです。
今回は外部電柱から出来る限り太い線を引いてもらう事にしております。今のところ175A（35kva）で契約し中部電力に交渉してDV100sqで引き込んでもらおうと計画しております。
100sqでは配線が曲がりにくいため、外壁で受電し建物内部を建ち下げて引込開閉器盤の背部から入線する事が出来ないとの事で、コンクリートの引き込み柱を建てる事にしました。
引き込み柱内から引込開閉器盤までは100sqの3心のエコCVTケーブル（EM CET/F 3 x 100SQ）で配線する事になりました。
引込開閉器盤内の主幹ブレーカーから通常電源用とオーディオ用に屋内配線を分岐し分電盤も完全に分ける事にしました。オーディオ専用分電盤の漏電ブレーカーまでは3心のエコCVTケーブル（EM CET/F 3 x 60SQ）で予定。屋内配線を100SQにすると天井を下げる必要があるとの事で今回は屋内配線は60SQにしました。
オーディオ専用分電盤内の漏電ブレーカーはテンパール工業のGUB-123で60sqのエコCVTケーブルを接続。安全ブレーカーは当初はテンパールのB-1EA20Aを予定していましたが、2011年の内線規程改定により住宅のコンセントを有する分岐回路用過電流遮断器については、コード短絡保護用瞬時遮断機能が推奨されるとの事でBC-1HEAに変更になりました。コード短絡保護用瞬時遮断機能という余計な機能がついているため、音質的に問題が出るのではないかと心配しておりますが、電気工事業者から火災のリスクが全くないわけでは無いと言われてB-1EA20Aは諦めました。また、ブレーカー自体もオーディオ専用電源工事業者さんで使用しているような特別なカスタム等は出来ない為予定しておりません。
回路数は13回路でシアター用に4回路（AVアンプ用2口・サブウーファー用2口・プロジェクター用2口、その他機器用4口）、アクティブスピーカー用に1回路、オーディオ用に5回路（2口3個・4口1個・6口1個）、リビングテレビ用に1回路、リビング天井スピーカー用に1回路、1階予備オーディオ用1回路（6口1個）に計画しました。
分電盤内配線はアコースティックリバイブさんのシルクテフロン絶縁のPC-TripleC 2.8ｘ2.4楕円単線で計画しました。
分電盤自体は既製品でオーディオ専用電源工事会社さんが使う用な特別な塗装をした物では無いです。後に分電盤内のグレードアップもACOUSTIC REVIVEさんにアドバイスいただき検討しております。
安全ブレーカーからコンセントまではEM-EEF エコケーブル 2.6mm 2c （2心）で予定。2階オーディオ用5回路だけはシルクテフロン絶縁のPC-TripleC 2.8ｘ2.4楕円単線で計画。
コンセントはFURUTECH　GTX-D NCF(R)＋アコースティックリバイブさんのコンセントベース CB-1DBにしたかったですが、まずはφ2.6の配線が接続出来るアメリカン電気のコンセント7210GDにする事にしました。コンセントは後にオーディオグレードに交換します。
オーディオ用に一般家電用とは別にアースを接地し（家庭用接地アースとオーディオ用接地アースの場所は極力離す）、コンセントのシャーシ電位を0Vに近づけるために、アース線は分電盤を介さずにアース接地用端子台からダイレクトに各々のコンセントに繋げる事となりました。アース線もビニール絶縁の物ではなくポリエチレン絶縁のEM IE/F 2.0mmをアース接地用端子台まで使用し、アース接地用端子台からアース棒までもエコ線のEM IE/F 38SQを予定しております。
各コンセントからのアース線13本はまとめて接地アース端子台に接続し、そこからまとめて1本のアース棒に接続。別々のアース棒にアース線を複数繋ぐとアースループになるとの事です。

今回の各配線の接点にはアコースティックリバイブさんの導通向上クリーナーECI-50を塗布し、各配線をまとめる際はテフロンテープを巻くようにアドバイスいただきました。

引っ越したら本格的にオーディオを始めたいと思いますし、ACOUSTIC REVIVEさんの商品も色々試して導入したいです。

オーディオ専用電源工事をして終わりでは無く、コンセントやコンセントベース、コンセントボックス、電源ケーブルを上質な物にしないと十分では無いと最近YouTubeなどで言われている為、更なる高みを目指していきたいです。

また、電源だけでなく室内のネット環境も最近話題のSynergistic ResearchのNetwork Router UEFやEthernet Switch UEF等でオーディオ用と一般家電を分離する事も重要だと思っております。

ヒロッチさん、はじめまして。marronと申します。
まずは、ご新居とオーディオルームのご建築、誠におめでとうございます！

ご計画、とても楽しく拝読いたしました。まさに圧巻ですね！私の知識不足で理解が追いつかない部分もありましたが、文章からヒロッチさんの熱意がひしひしと伝わってきます。

そして何よりも、オーディオを本格的に始める段階で、アコースティックリバイブに出会えたことは、奇跡とも言えると思います。ヒロッチさんは、とても高い発射台を手にされたと思いますので、今後アコリバ製品を導入された際には、きっと素晴らしい音楽体験が待っていることでしょう！

ちなみに、私の場合はマンションの一室をオーディオルームにしており、専用電源を引いています。しかし、専用電源設置時の効果よりも、管理人Kさんによる分電盤やダウトランスのチューニング効果の方が、遥かに大きかったです。

蛇足ですが、私もアメリカン電機の壁コンセントとブラグを使用しています。ただし、R552という拳ほどの大きさの巨大なコンセントプラグです（笑）。オーディオルームまで14sqの太いケーブルを引き込んだため、こんな選択になりました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

marronさん

ありがとうございます。

R552は凄いですね。こんなに太い配線で引き込み出来るとは、今回色々調べた中では出てこなかったのでオーディオは奥が深いですね。

200Vのコンセントは今回は使わない方式にしました。初心者すぎて200Vが必要か必要で無いかの判断もできず、オーディオを始めるにあたり何個コンセントがいるかも分からない状態だったので見様見真似です。

オーディオ電源工事やられてる方は200V用意してる方も一定数いましたが。

ヒロッチさん
　　　　こんにちは。

より良い音で音楽の豊かな表情を求めて、ヒロッチさん2026年完成予定のご新居建設おめでとうございます。

シアタ―＆オーディオルームと1階に予備オーディオルームとはヒロッチさんのオーディオへの意気込みと
その情熱を感じます。
音質を変える、オーディオを変えるという肝要の電源関係の工事計画のノウハウ生かされる、最も信頼できる
アコリバ管理人Kさんに依頼されたことは正解だっと思います。

新居及びルーム完成まで楽しみであり、それにも増してオーディオ用屋内配線と分電盤も完璧なものですね。
これならシアター＆オーディオへの勇気が益々湧いてくるでしょう。

今後も楽しみなオーディオ＆ビジュアルのクオリティの向上を目指して頑張ってください。

ヒロッチさん、こんばんは。marronです。

〉200Vが必要か必要で無いかの判断もできず

正直に申し上げて、必要ないと思います（笑）。RTP-Final を電源とした音を聴いてしまうと、その素晴らしさに確信を持ってそう言えます。

私の場合、オール電化のマンションで相当なノイズが予想されました。この対策として、ノイズフィルターやクリーン電源という選択肢もありましたが、個人的にはこれらが得意ではないため、過渡特性を重視して200V電源と十分な容量のダウントランス（アンプ用には6KVA×2）を導入しました。さらに先日、管理人KさんにダウントランスをチューンUPしていただいた結果、音質が見違えるほど向上しました。

しかし、もしオーディオルーム設計時に RTP-Final が存在し、その音を体験していたなら、間違いなく100Vを選んでいたと思います。それほどまでに RTP-Final は素晴らしい製品です。これから電源を改修しようと考えている方には、まずこれを試していただきたいと思います。

そして、ヒロッチさんは管理人Kさんのアドバイスのもとで新築時に専用電源を導入されるとのこと。本当に素晴らしいことですね！

また、いろいろとお話をお聞かせいただければ嬉しいです。

RANZANさん

ありがとうございます。

電源工事だけでは、もちろん不十分なのでこれから勉強してより良い環境を作っていきたいです。

この掲示板ではオーディオに詳しい方が沢山いて心強いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

marronさん

ありがとうございます。

200Vの件は安心しました。

現在、壁コンセントはアメリカン電気のコンセントとコンセントプレートを使用しております。
後に必要箇所をFURUTECH　GTX-D NCF(R)＋アコースティックリバイブさんのコンセントベース CB-1DBにグレードアップしようと考えてました。

1、アメリカン電気のコンセント⇨ RTP-Final
2、GTX-D NCF(R)⇨ RTP-Final

上記1と2を比較した場合2の方がより良いとは思いますが、予算的な問題もあります。
RTP-Finalを使用するなら1でも充分でしょうか？

RANZANさん

ありがとうございます。

最初は分からない事ばかりですが、この掲示板ではオーディオにら詳しい方が沢山いて心強いです。

アコースティックリバイブさんの掲示板は本当に素晴らしい環境だと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

ヒロッチさん、こんにちは。

〉RTP-Finalを使用するなら1でも充分でしょうか？

電源の大元を管理人Kさんのアドバイスを元に設計されるのであれば、その上で、RTP-Final を導入されたら、十分どころか、初めから「驚くほど素晴らしい音」となると思います！

ただ、きっと後でコンセントもアコリバ仕様の黒コンセントに変えたくなると思います(笑)。私もダウントランスのコンセントは、黒コンセントに交換してもらいました。

marronさん

ありがとうございます。

この掲示板でよく機材のアップグレードやコンセントのアコリバ仕様などの言葉が出てきますが、アコリバさんで特別なサービスがあるのでしょうか？

全くの初心者ですいません。