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投稿者 | スレッド |
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Bunpapa | 投稿日時: 2025/6/10 17:29 |
新米 ![]() ![]() 登録日: 2014/12/16 居住地: 投稿: 3 |
RHR-21試聴機第一印象 知人の推薦に触発されて申し込んだRHR-21貸し出し機を設置して2日目の印象報告です。まだ設置位置の試行錯誤を始めたばかりですので今後また変わってくるかもしれませんが、取り敢えずの感想ということでご容赦下さい。
1)左右スピーカー間に1本では、 音像が前に出てくるような出音になることに加え、これが大事ですが、音色そのものの解像度向上の結果ふんわりとした柔らかさの表現もより心地よく聴こえるようになりました。 2)左右スピーカー外側後方(部屋の前方コーナー)では、 さすがメーカー第一推奨のことだけはあり今のところベストに感じています。 具体的には、上記1)の変化に加えて左右のスピーカーを超えて音場が広がるような印象で録音された空間の容積をさえ想起させるような変化を感じています。 音源別印象: 音源1)ワンポイント録音のヴァイオリン独奏(マイスター・ミュージック・レーベル川田知子バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ3番では収録場所の南総文化ホール(確認できていないので間違っていたら御免なさいなのですが、恐らく小ホールの方だと推測しています)そのままではないでしょうが、それでも間口14mのステージと300席の収容容積を想像できるくらいには左右、奥行、そしてリスニング・ポジションへの張り出しも感じられてビックリしました。 音源2)オーケストラ曲では、Live録音が良いのではと考え尾高忠明/札幌交響楽団のシベリウスの7番で試してみました。 fontecの収録による本音源(SACDのCD層からのリッピング)演奏は最高にもかかわらずいつもは第一ヴァイオリンがトゥッティの際に飽和しダンゴになる瞬間もあり未熟な私は再生に苦闘している難物です。ところがRHR-21効果か、試聴であることを忘れ久しぶりに音楽を聴く喜びを堪能することができてしまいました。実際に行ったことはないのですが音響に優れていることで定評のある「キタラ」に座っているかのような幻想を見させてもらった気さえしました。 音源3)次にスクロヴァチェフスキ/読響によるこブルックナー9番の第三楽章を試してみました。音源はDENONレーベルSACDを16bit/44.1kのwav.でリッピングしたもの。これをSONY MUSIC CENTERにて32bit/384kへアップサンプリングした上でDACへ送っています。ちなみに、全ての試聴は同じ形式のファイル再生です。この音源の演奏もとても優れており愛聴しているのですが、やはりお化粧が最小の故というより私の未熟さのせいだと思いますが、名にし負う読響の弦が乾いて聴こえることがあり苦戦していました。しかし、RHR-21を設置して聴く楽曲の持つ力と精緻な演奏の醸す感興がいつになく強く迫ってくるので身体が固まってしまうほど引き込まれてしまいました。 今のところの結論ですが、このRHR-21の美点は音質とか解像度とかいわゆるオーディオ的な良さを向上させるところにあるのでしょうが、実はそれさえも忘れて音楽に集中できる音響世界を現出させてくれるところにこそ本領があるのではないかと思っています。設置する部屋の音響環境や好みによるところが大であるのは当然ですけれど、やっぱり今回もアコリバさんには脱帽でした。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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Bunpapa | 2025/6/10 17:29 |
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marron | 2025/6/10 20:27 |
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Bunpapa | 2025/6/11 17:15 |
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