メイン [14-01]その他の話題 リファレンス・ディスクについて | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ゲスト | 投稿日時: 2008/3/8 2:55 |
リファレンス・ディスクについて 皆さんと同様、音楽愛好家としては、機器の音決めなどをする際に、リファレンス・ディスクをお持ちの方もいるかと思います。
私の場合、実は鑑賞しているときは音質のことはあまり意識していません。演奏内容に神経が集中しているため、音質うんぬんはどうしても二の次になります。 オーディオショップの方が、機器を導入した際に「何かいつも聞かれているものをかけてください。」とおっしゃいますが、実は非常に困ります。多くの中からオケなら、室内楽なら、独奏なら、ジャズなら、というように自分のリファレンス・ディスクを特に決めているわけではありません。 所有ディスクに思いを巡らせ、「あれならいいんじゃないか。」という風にその場で決めることもままあります。 実は明日(8日)も知人が試聴に来るのですが、リファレンス・ディスクを決めるのに、20時からはじめて、先ほどまでかかってしまいました。それでも「これが私のシステムの特徴を表すディスクとしてふさわしいか。」と問われると言葉に窮してしまいます。 リファレンス・ディスクの選択は非常に難しいと感じています。 |
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てつ | 投稿日時: 2008/3/8 16:38 |
常連 登録日: 2008/2/15 居住地: 投稿: 47 |
Re: リファレンス・ディスクについて シュテファンさんこんにちわ。
リファレンスディスクは本当に難しいですよね。特にオーディオショップでの機器選びの際に自宅から何枚か持って行くのですが、他の人に自分のコレクションを聴かれると思うと、つい格好つけた選盤になりがちで、自分でも何やってるんだろうと思うことがあります。 先日、あるオーディオショップに行ったところ、ハーベスコンパクト7ES3を検討している方が、中森明菜のCDを持参されていました。あまり視聴の場でJPOP系のCDが流れることはないので、僕自身ちょっとびっくりしていたのですが、流れてきた中森明菜の声を聴いて、ついうっとりしたまま時間が過ぎてしまいました。 まるで声が自分にまとわりつくようにセクシーな歌声でした。 他の人のリファレンスディスクを聴くと本当に勉強になりますね。 |
ゲスト | 投稿日時: 2008/3/9 0:09 |
Re: リファレンス・ディスクについて てつさん、Resありがとうございます。
リファレンス・ディスクについてあくまで個人的な見解ですが、信頼できるショップの方と自分とが共通に知るディスクを事前に聞き合って調べておくのがベストかなと今は感じています。 今日も知人が我が家へ試聴に来てくださいましたが、共通に知るディスクを発端にしてシステム・チェックを行うことができました。 どうしても多くの方を訪問する機会もなく、また現場での的確なセッティング体験なども少ない一般音楽愛好家は、自身の音質に不満というかより上を求めたとしても解決策の引き出しが少ないため手をこまねいている場合が多いかと思います。 このような解決策を引き出す手助けをお願いする際も、両者が共通のリファレンス・ディスクに基づいてチェックを進めると、良い面も改善するべき面も比較的スムースに見い出せると感じました。 当然過去の経験値から、明らかに音の悪いディスクというのは除外して、録音の良いと思われるものを抽出する努力は必要かと思います。 おっしゃるとおり自分にとっては意外な組み合わせの機器とソフトであっても、それが良い方向で聞くことに繋がれば自身の音楽的な発展にもなりいいですね。アンテナと受容のふところは常に広く持っておきたいものです。 |
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管理人K | 投稿日時: 2008/3/9 2:46 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: リファレンス・ディスクについて シュテファンさん、こんばんわ。
音を決める、判断する際のリファレンスディスクと、訪問者に聴かせる際のリファレンスディスク、好きでよく聴くリファレンスディスクなどで意味が違ってくるのではないでしょうか? 私が言う所のリファレンスディスクはあくまでも音決めをする際のリファレンスディスクの事です。 もっとも、そのリファレンスディスクを設定する目的は好きでよく聴くディスクを気持ち良く聴くためのものであり、もちろんリファレンスディスク自体の中にも好きなものがあります。 リファレンスディスクにて、正しい方向性で音を決めてあげれば どのようなディスクをかけても平均的に気持ち良く聴けるようになると思います。 逆に極端に偏った音質傾向のディスクに思い入れがあるとして、その偏った音質傾向のディスクをいかに気持ち良い音で鳴らそうと音決めしてしまうと、他の殆どのディスクではバランスを崩してしまい、気持ち良い音で聴けなくなるという問題が出てくると思います。 もちろん、その方がその偏った音質傾向のディスクだけを思い入れのある音で鳴らしたいと言うならば否定は出来ないのですが。 |
管理人K | 投稿日時: 2008/3/9 2:54 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: リファレンス・ディスクについて てつさん、こんばんわ。
オーディオは自分の思い入れのある音楽を、いかに気持ち良く聴けるかという趣味ですから、どのようなジャンルであっても恥ずかしい事などありませんし、何を聴こうと自由で、その方のディスクをを販売店の店員が馬鹿にするような事はあってはなりませんし、仮に馬鹿にするようならオーディオ販売店員の資格などないでしょう。 私も最近のJ−POPはそれほど聴きませんが、昔の歌謡曲などは 結構聴く機会が多いです。 昔の歌謡曲などは時間と手間をかけて真面目に音作りも録音もしていましたし、驚くようなリアリティで再現されるディスクもありますね。 ちなみにハーベスの社長さんだか設計者の方は、スピーカーの音決めに自分の娘さんの声を使用していると聞いた事があります。 素晴らしい話ですよね。ハーベスは私も好きな穏やかで自然な音が出るスピーカーですが、どうりで声がいい訳だと納得させられますね。 |
ゲスト | 投稿日時: 2008/3/9 8:32 |
Re: リファレンス・ディスクについて 管理人Kさん、Resありがとうございます。
リファレンス・ディスクは、人によっては「自身の装置のデモンストレーション」と勘違いしている方も見受けられます。その心理に「どうだ、この音はスゴイだろう、びっくりしたか?」というようなことがあるのではないかということです。 そうではなく >私が言う所のリファレンスディスクはあくまでも音決めをする際のリファレンスディスクの事です。 →そのとおりですよね。 そこで、管理人さんにお尋ねで恐縮ですが、「あくまで音決めをする際」とは、いったいどういう判断基準でディスクを選択されていらっしゃるのでしょうか。 対象のシステムの相性との関係や、音楽ジャンルの指向などの観点も踏まえ参考にお聞かせいただけると幸いです。 |
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管理人K | 投稿日時: 2008/3/13 3:51 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: リファレンス・ディスクについて シュテファンさん、こんばんわ。
>リファレンス・ディスクは、人によっては「自身の装置のデモン>ストレーション」と勘違いしている方も見受けられます。その心理>に「どうだ、この音はスゴイだろう、びっくりしたか?」という>ようなことがあるのではないかということです。 そういう事は、来客をビックリさせるために私もたまにやります >そこで、管理人さんにお尋ねで恐縮ですが、「あくまで音決めを>する際」とは、いったいどういう判断基準でディスクを選択されて>いらっしゃるのでしょうか。 >対象のシステムの相性との関係や、音楽ジャンルの指向などの観>点も踏まえ参考にお聞かせいただけると幸いです。 オーディオに必要な要素、つまり、音像定位や帯域バランス、ダイナミックレンジ、位相特性などがよく判断出来る物を様々なジャンルからリファレンスとして選んでいます。 また、オーディオ的な項目以外に最も私が重視する「質感」や 「開放感」「ほぐれ感」などの要素も重視します。 但し、いくら音質が良くても、その辺の項目がよく判るディスクでも、余りに音楽的につまらないものを使う事は少ないですね。 近日中にリファレンス・ディスクをいくつか紹介させて頂こうと思ってましたが、つまらぬ用でここ数日、手を取られており、掲示板の返信もままならぬ状況となっていて、返信遅れた方には大変申し訳なく感じております。 間もなくUPしますので少々お待ち下さい。 |
ゲスト | 投稿日時: 2008/3/15 11:58 |
Re: リファレンス・ディスクについて >そういう事は、来客をビックリさせるために私もたまにやります
ありゃまー、管理人Kさんもお人がワルイ(苦笑)! 是非びっくりさせられにうかがいたいものです(^-^) 「質感」、「解放感」は意味するところが分かるのですが、「ほぐれ感」というのは新しく聞く表現ですね。どんな聴感感覚なのか知りたいと思います。 リファレンス・ディスクについてのアップを楽しみにしております。 |
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管理人K | 投稿日時: 2008/3/16 3:09 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: リファレンス・ディスクについて シュテファンさん、こんばんわ。
>是非びっくりさせられにうかがいたいものです(^-^) びっくりさせられるかどうか判りませんが、予めご連絡頂けばいつでもお越し下さい。 拙宅は全てのオーディオファンの方々に開放しています。他の方々もお気軽にお越し下されば幸いです。 オーディオは皆で楽しくやりましょう。 >「ほぐれ感」というのは新しく聞く表現ですね。どんな聴感感覚なのか知りたいと思います。 「ほぐれ感」というのは、凝り固まったものがほぐれる、楽になるという感じの意味で、開放感に近いようでちょっと違う感じですね。 この「ほぐれ感」は比較的小編成の協奏曲などで非常な重要な項目になります。 「弦楽器群のほぐれが良くなる」と言うだけで、シュテファンさんならきっと理解して頂けますよね? 近く、リファレンスソフトの例を挙げてご説明致します。 |
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