メイン [14-01]その他の話題 名門 ”YAMAHA” が 万人の耳に、カンタービレな! | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2021/8/1 13:38 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3315 |
次世代 SP 皆さん こんにちは。 ヤマハ往年の人気モデルスピーカーNS-1000の生産完了から20年近く経過しますが、ここにヤマハNS-5000での新たな誕生 には、「スピーカーを科学する」という数々の手法でのスピーカー設計の技術が盛り込まれていることに、改めて注目する ところです。 NS-5000はロングランモデルのNS-1000Mの後継機とされていますが、ドライバーユニットの構成は3cmドーム型トゥイーター と8cmドーム型ミッドレンジ及び30cmコーン型ウーファーを採用し、振動板はいずれもZYLONという新素材の化学繊維に モネル合金を用いていることから、音速と音色を揃えることができるというのです。 エンクロージャーの共振にも配慮されて、ウーファーのバックキャビティ内には7本の補強桟が設けられ、フロントバッフル の裏側には横木で補強されているというその強固さです。 長いブランクを乗り越えて立ち上げた、この高品位次世代モデル、それがNS-5000といっていいでしょう。 |
RANZAN | 投稿日時: 2023/1/1 14:36 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3315 |
魅惑の世界へ! 皆さん 明けましておめでとうございます。 本年もどうかよろしくお願い申し上げます。 〜 超弩級 YAMAHA ♯10000シリーズ 〜 年末年始、ふっと懐かしき良き時代であった頃のオーディオの想い出が蘇り、走馬灯のように脳裏を駆け巡るのです。 それは“87年頃、オーディオ機器において最も物量が投入された時代であり、そのオーディオ製品も超高級品が 多く登場し、オーディオマニアは熱い心には活気があり、常に燃え上がらせてくれたのです。 やはりこの頃、経済的にも非常に恵まれていた時代だったこともあり、あのYAMAHAは創業100周年を記念 するモニュメンタル・プロダクツ♯10000シリーズを登場させた時は、その豪華さに非常に驚き、今思えば まさにオーディオに人気が集まっていたことで、どのオーディオショップに足を踏み入れても試聴室が複数完備 されていて、好みの機器を自由に聴くことができることは、まさにハッピーで贅沢な時代でもあったのです。 その♯10000シリーズはどの機種も、千年の歴史に耐えたヨーロッパの石造りにも似た、実に明確に堂々と堅牢 な構造に限らず、その回路もパーツも素朴も、そしてそのデザインも仕上げも、ひ妥協的な贅沢を尽くしての オーディオ・ゴージャスそのものでした。 YAMAHA製では既にNS-2000及びGT-2000Lを愛用していたこともあり、スピーカーには何より興味があった 事から、NSX-10000を真っ先に試聴したのです。ダイナミックレンジ90㏈以上を、いともやすやすとひねり出す、 アナログ時代には想像できなかった高音質ソースが、従来とかく失われがちな微小レベル音を刻明に描き出したこと です。かの有名なモニターの名機NS-1000M来の聖域、ピュアベリリウムに根本的にメスを加えてのリファイン だったのです。 そして最良の真空管アンプのソノリティにも通じるような、実に圧倒的に雄大な、限りなく滑らかにして限りなく 深い音楽サウンドを可能にするパワーアンプMX-10000。無限の夢が広がるスーパーデジタル・コントロールと 呼びたいコントロールアンプCX-10000。アナログ技術で出る差をデジタル自体の差とするまやかしを拒絶する 厳然たる音のCDプレーヤーCDX-10000が登場したのです。 この中でも最もに関心を抱いたのが、前述しましたようにハイエンドスピーカーNSX-10000だったのです。 “デジタル・カンタービレ” といった造語でもってするのが相応しい、性能的にデジタルサウンドの物理的な可能性を 全く余裕をもってクリアし、スピーカーターミナルは極太ケーブルも楽々接続できる大型スクリュータイプで、 当然の金メッキ処理でした。外装化粧材はアメリカンウォールナットで、木目地の肌合いを生かした質感あふれる オープンポア仕上げの厳密な超ハイファイ性と、悠久のミュージックインスパイヤとが融合した、完成度を極める デジタル・カンタービレで、音楽的な可能性さえ貧欲なまでにひけらかす超弩級な再現能力は、伝統の豊麗きわまる ”圧倒的リッチネス”なスピーカーシステムだったのです。 それに付随するかのように、これまた豪華なNSX-10000専用スピーカースタンドも存在したのです。素材には マリンバの用材として知られ、堅さと緻密さに優れたアフリカンパドックを採用し、そのデザインにおいても丸みを おびたゴージャスなもので、ここでもヤマハの木工技術が生かされた、他社では到底造りえないであろう、グランド ピアノ側板成形仕法も見事といっていいくらいで、まさに有害・不要な振動とを排除、全体によく引き締まって非常に クリアで、そこから繰り出される音の輪郭が明確でその音質は断然魅力的で、それは魅惑の世界へと誘ってくれるよう でした。 |
RANZAN | 投稿日時: 2023/5/1 13:33 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3315 |
超豪華なSP! 皆さん こんにちは。 五月(皐月)、3Fのリスニングルームから眺める景色は、新緑が一段と鮮かさを増し目に飛び込んでくるのです。 【GF-1 】 この時代だからこそ実現できたといっていい、“純粋に音と音楽”を目指したという YAMAHA GF-1 !! その贅沢ともいえるヤマハ木工技術が生かされた独創的で豪華な作り、オーディオが最も華やいだ1991年頃、 YAMAHAは途轍もなく贅沢、且つ大きなハイエンド・スピーカー(GF-1)を登場させたのです。 そのGF-1は、ヤマハが得意とするYST方式のサブウーファーとマルチチャンネルアンプ3台による3ウェイという構成は、市販スピーカーでも珍しい構造でした。 低域には30cm、中低域にはコーン型ユニットを搭載し、ヤマハが開発した軽く、強く、高域限界周波数の高いダイヤフラムの 鍛造ベリリウムを採用、中・高域ユニットでは低域との音のつながりのために比較的大きめのダイアフラムのため、高域特性を 大幅に伸ばしているのです。 豊かでハイクオリティな低音再生を実現するため、サブウーファーにはヤマハお得意のYST方式を活かし、ポート内の空気自身 が振動板の動きをするエアウーファを実現しており、これによりその再現性や音像定位の向上に繋がっているのです。 スピーカー片チャンネル4台で500Wのハイパワーを実現しているのです。 エンクロージャーの素材には、その硬さと響きの美しいアメリカン・ハードメイプル材を採用し、ピアノ塗装には絶対的に定評の あるヤマハの優れた技術が活かされ、化粧材としてサペリのウレタンと層仕上げを採用した特別な仕様でもあったのです。 当時、登場したときは胸が高鳴り羨望したもので、その美しいサウンドを一度は聴いてみたかったスピーカーでもあったのです。 【規格】 本体:幅710×高さ1400×奥行630mm 重量:150kg(1台) |
RANZAN | 投稿日時: 2023/9/10 12:59 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3315 |
ヤマハの銘機! 皆さん こんにちは。 先に「アナログレコード」欄においてもコメントしていますが、ヤマハについてはまさに銘機といっていい、 アナログプレーヤー「GTシリーズ」で人気の高かったGT-2000L 、GT-2000Xは、その頂点に立つ高品位な プレーヤーだったのです。 以来、実に40年もの歳月が経過した現在、それを継承するかのごとく重厚なフェースで登場した、次世代HI-FI フラッグシップともいうべき鮮烈で感動的アナログプレーヤーがGT-5000であるといって過言でないでしょう。 GTは「Gigantic & Tremendous」の略で「GT-2000」からコンセプトと名称を受け継ぎ、現代の技術を投入した のがGT-5000なのです。 それは、すさまじく肉厚なキャビネットでがっちり受け止める迫力ある外観は、妥協ない製品づくりを目指した まさしくいかにもヤマハという感がする重厚な製品でもあるのです。 ヤマハの説明によれば、サウンド・コンセプトとしては、フラッグシップに限らず、Hi-Fi商品全体で以下の3点を 意識しているというのです。 まずは、A) ピアノやギターの開発者との対話も通じて実現した、小さな音でも遠くまで届く、抜けのいい“音の 開放感”ということです。 B) “音楽のエモーショナルさ”です。スモールマウス(声の音像が広がりすぎない)やお腹から声が出ている感じが 伝わるボディー感の再現などがこれに当たるのです。最後 C)は休符の表現にもこだわった“演奏のタイム感、 グルーヴ感”だという。5000シリーズでは、メーカーが持つ技術を集結して妥協ない製品を目指し、独自技術を意識 しながら商品づくりに取り組んだということです。 また、デザインについては、復刻のイメージを持たれることが多いが、「作り手としてはそうは思っていない」とも コメントしているのです。 「見てすぐわかる、触って感じられる」こと、「手に触れた際の精度」を考えているとのことです。そして心地よく 操作できる、フィーリングのリズム感なども大事にしているそうです。そのためにプリアンプでは、ボリュームノブや レバーにもこだわり、手ざわりの充実感を表現しようとしているのです。ここが今の時代だからこその「1970年代の 機器と大きな違いを感じられる部分だ」としているのです。 さらにフラッグシップの5000シリーズでは“圧倒的な音場感”と音楽的な低域に支えられた“ゆるぎない音像感”の2点を 目標に加え、特にHi-Fi機器の醍醐味である低域再現は、ヤマハならではの“音楽的表現”を示すために注力したところだ というのです。 ヤマハブランドのフラッグシップとなる同シリーズでは、1980年代までのオーディオ機器開発で培ったノウハウを受け 継ぐ一方で、最新技術も多く盛り込み、アナログならではの魅力を維持し、現代のオーディオに求められる情報量が豊富で 品質の高い音を両立しているといっていいでしょう。 そういう意味では、ヤマハオーディオはいったんは失われかけた過去の技術を、次世代へとつないでいくための製品群と 言えるかもしれないのです。 そこでモノラルパワーアンプ(M-5000)、プリアンプ(C-5000)も「5000シリーズ」として同時に登場させたのです。 なお、スピーカー(NS-5000)として既に先行発売となっているのです。 知る限り単品コンポはシステムとしての統一感が非常に大事な一方で、個性や強みを持ったプレイヤー、アンプ、スピーカー などを自由に組み合わせる楽しみもあったのです。それは自分好みの1社でまとめるのか、複数社を組み合わせて楽しむのか、 ここは一概に言えないもので、オーディオファン各人の好みの音はオーディオ的な「いい音」という以上の「音がそこにある」 ような実在感を感じさせてくれたような思いが強くしたのです。 洗練された技術、洗練された(フェース)スタイル、洗練された美しい音は贅沢そのものの構成で、アナログの極致ともいう べき音の世界に誘ってくれるようでもあるのです。 |
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