メイン [00-06]アナログレコード これぞ アナログの銘機!! | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2011/12/2 14:06 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
これぞ アナログの銘機!! 皆さん こんにちは。
RANZANです。 アナログプレーヤーが頂点を極めていた頃、同じ導入するのであればハイエンドなアナログプレーヤーだと考えていたのです。ちょうどこの時代1979年、パイオニアから国産でも究極とも言える、ハイエンド・アナログプレーヤー【EXCLUSIVE /エクスクルーシヴP3】が発表され、当時クオリティ性抜群の人気機種だったのです。 オーディオ界において年々デジタル化が進化するなか、いまだアナログプレーヤーはオーディオマニアにとって忘れることの出来ない、いや!欠かすことの出来ない愛着があり、現在なおデジタルプレーヤー以上にアナログファンから熱い視線を浴びているのです。 エクスクルーシヴ P3が発売されたと同時に、早速オーディオショップで実物(P3)を体験したのです。 超弩級クラスの作りのよさは一見して贅沢な仕上げでもあったのです。P3から繰り出される音質にも圧倒されんばかりで、高級感に満ちたブラジリアンローズウッドキャビネットがゴージャスな雰囲気をいやが上にも醸し出していたのです。ハウリング防止に優れた強化ガラス製のダストカバーとの組み合わせは実に落ちついたデザインの素晴らしいプレーヤーだと好感を持ったのです。 音質的にもまたリスニングルームのインテリアの一部としても、絶対満足のいくものだと確信したのです。 総重量もパワーアンプ並みの45Kgという、途轍もない巨大で堂々としたプレーヤーだった思いが今もなお脳裏に焼きついるのです。その姿は見ているだけで魅了され満足のいくものでした。 機構を見ていくと、オイルダンプ調整機構付きの高性能トーンアームはストレートパイプ(カーボンファイバー製)のインテグレーテッドパイプアームで、アームパイプ交換方式も採用し、ツインパイプ・トーンアームによりヘッドシェル一体の細部にわたる各部分の振動を徹底的に押さえ込んでいたのです。市販の全ヘッドシェルの使用を可能にするため、S字型ユニバーサルトーンアームパイプも装着でき、殆どのカートリッジに対応していたのも立派でした。 カートリッジもムービングマグネット型やムービングコイル型など、当時のすべてのカートリッジに幅広く対応できるよう設計してあったのです。 また、カートリッジの特性に合わせ、オイルダンプの制動量をコントロールできるもので、再生音域の全域にわたって躍動感溢れる豊かな音質を再生してくれていたのです。モーター機能もスロットレス、コアレス構造のリニアトルク方式のDDモーターをクォーツPLLで制御していて、さらに回転軸部の重心を低く設定したSHR方式の軸受構造を採用し、従来の測定方法では不可能とされる回転ムラ0,003%以下という驚異的な数値だったのです、当時では驚くべき回転性能を実現し保持していたのです。 その後、先進技術を生かし、より進化したエクスクルーシヴ(P3a)も発売されたのですが、なぜか音質はP3の方が断然良かったのです。P3はこの時代だからこそ完成し得たもので、そのクオリティと解像力の素晴らしさ、並びに安定した性能は、オーディオファイルの情感を熱く燃え上がらせるものだったのです。 私は当時、これも人気機種だったYAMAHAのGT-2000Lを保持していたため、P3を手に入れることはなかったのですが、憧れの機種だっただけに、じっと見ているだけで満足感があり、高音質でその高品位なスタイルに胸を熱くしたのを思い出すのです。それは現在の200万円のアナログプレヤーより音質は良かったでしょう。 我がオーディオ心を駆り立て、心豊かにしてくれたことを想い起こしているのです。 エクスクルーシヴ P3 には”コストパフォーマンス”という言葉はは似合わないようです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2011/12/28 22:39 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! 皆さん こんばんは。
RANZANです。 よき時代に製造された、このエクスクルーシヴ P3 への物量投入は、当時として もの凄いものした。 その安定したモータの回転性能を高める制動力も、類を見ない素晴らしい効能を 発揮してくれていたのです。 アナログファンなら、誰もが一度は羨望した憧れのプレーヤーだったからです。 パワーアンプ顔負けの、あの重量感ある巨大なボデイから繰り出される音質は、 まさに圧倒的存在だったのです。 現在なおUESD AUDIO SHOPにおいて、かなり高額な価格を維持している ようです。 まさにP3(a)は不朽の銘機であり、超人気プレーヤーでもあるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2012/4/1 12:02 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! 皆さん こんにちは。
RANZANです。 フレッシューさが匂い立つ4月の始まりです。 オーディオにおいて、まだモノラルレコード健在といわれていた頃、 YAMAHAは大きなボディスタイルに、高級オイルダンプアームを 用いた豪華なレコードプレーヤーを発売してからというもの、我が オーディオ心に火がつき、常に憧れを抱かせてくれるプレーヤーだったのです。 このレコードプレーヤーを最初見た時から、その作りのよいスムーズな トレースで、動きのよいオイルダンプアームの優雅さが、いまだ脳裏に焼きついて いるのです。 日本ではピアノ等、楽器での“YAMAHA”のブランドは、音楽産業メーカーと してトップクラスの地位を占めています。 また、高級オーディオ機器においても1970年〜80年代にかけて、YAMAHAは ピュアーオーディオにおいても凄く元気があったのです。 それは得意とする木工技術が生かされたオーディオ製品は、ヤマハの音響技術 を結集して作られた、優秀モニターSPでのNS-1000Mが世界中のスタジオモニターとして支持され好評を博したのです。また、音楽愛好家には1000Mの愛称で親しまれ、多くのマニアを魅了していったのです。 1985年にはYAMAHA木工技術の粋、既に発売して評判がよかった、高級 アナログプレーヤーGT-2000を更にスケールUPし、強化した最高級GT-2000X を限定発売したのです。そのGT-2000X、これもまたアナログの頂点を極めた オーディオの本質に迫るモデルだったのです。豪華で巨大なウォルナット鏡面 仕上げキャビネットはGT-2000の5層積から6層積層の厚さに達するパーチクル ボード製の重量は何と34Kgあり、これには優れた木工技術を持つ、さすが ヤマハならではの重厚で美しいキャビネットでした。 その音はジャズによし、クラシック、ボーカルでは、なお繊細で上品なその優れた 音質に魅せられるのです。 その後、ヤマハ創立100周年を記念して1987年に発売された、これまた超豪華 なオーディオ機器が10000シリーズでした。 ピュアーオーディオにおいても、ヤマハの先進的技術と独創性があり、その洗練 されたデザインとフェースは明かに未来オーディオに通ずる、リッチで音楽的に 歌い上げる現代サウンドに結晶していると感じ取ったものです。 また、その後「これでもかぁ〜!」というようなモデルが、あのどでかい プレスティージモデルともいえるスピーカー、“GF-1” 重量150Kgであった のです。 その GF-1 が存在するだけで、音と音楽が自然に匂い立つようなまさに惚れ惚れ する、そんなゴージャスで精妙な佇まいでもあったと、それはまだ記憶に新しいの です。 |
mee | 投稿日時: 2012/6/3 12:59 |
長老 登録日: 2010/5/24 居住地: 投稿: 255 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! はじめまして、MEEと申します。懐かしい話題がならんでて少しうれしいような妙な感じですが、私もその時代の品を愛用して次へ進めない一人です。AMPとCDプレイヤーはめちゃめちゃ入れ替えをしたのですが、YAMAHAGT2000XとビクターのSPSX−1000ラボラトリーはなぜか手放せません。2000Xはアコリバを使用する前はつないでいるだけでしたが、アコリバのおかげで生き返っております。アコリバさんありがとう。
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RANZAN | 投稿日時: 2012/6/3 15:58 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! meeさん こんにちは。
初めまして RANZANです。 これからもよろしくお願い致します。 いいオーディオを何時までも大切に愛用されている様子が、よく分かるようです。 あの名機YAMAHAのGT-2000Xを愛用されているということ、羨ましい限りです。 また、これもVictorの名機SX-1000(1987年発売)は、その技術とノウハウを 結集して設計開発された素晴らしく頑丈な大型SPでした。 その後90年にSX-1000はモデルチェンジを行い一台一台手作りの工程を経て LaboratiryシリーズとしてグレードUPされたのです。 バイワイヤ対応かつ密閉型であり、周波数特性も25Hz〜50KHzと現代の デジタル音源にも十分対応できるような、当時の先進設計技術に驚かされます。 YAMAHA同様当時のオーディオに対する物量投入は凄いものでした。 その強力なドライブエネルギーを有しているところも素晴らしいです。 前出でのYAMAHAの技術にもひけをとらないくらいキャビネットには高い剛性を 保持し、Victor独自の高音質サウンドはさすが国産SPの綿密な設計が生かされ ています。 今後は各種アコリバアイテムで、音楽を生々しくより高音質で素晴らしい オーディオライフを楽しみ満喫していってください。 |
管理人K | 投稿日時: 2012/6/4 4:39 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1910 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! RANZANさんmeeさん、こんばんは。
meeさんのご愛用のスピーカーはSX-1000ラボラトリーで90年発売のバージョンUPモデルになりますね。 世界初のダイヤモンドコーティング振動板のユニット採用やバーズアイメープルの重厚な仕上げなどバブル期ならではの贅を尽くした素晴らしいスピーカーですね。 当時のビクターの関係者からはNHK交響楽団の意見なども取り入れたと聞いています。 GT-2000にしても1000ラボにしても今、作ったら一体いくらになるのやら? 往年の名機、大切に使ってあげて下さい |
mee | 投稿日時: 2012/6/4 17:14 |
長老 登録日: 2010/5/24 居住地: 投稿: 255 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! 管理人様、RANZAN様、往年の名機などと持ち上げていただき愛用者といたしましてはありがたいお言葉です。しかし、ビクターもヤマハも今は、みるかげもなく、たぶんこれらをはぐくみ育てた方々もこれらの会社にはいらっしゃらないのでしょうね。すべてのことは、人がなせる技ですので技術も耳も継承していかなくては、人をそだてねば良いものは続きません。これからのオーデイオは
趣味人があつまって会社を支援していかないと日本ではアキュぐらいしか残れなくなるような気がしています。ぜひアコリバ様には 100年後も良いものを作り続けてほしいと思います。微力なので おこずかいをためてのお買いものぐらいしかできませんが応援していきます。がんばってください。 |
管理人K | 投稿日時: 2012/6/4 20:12 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1910 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! meeさん、こんばんは。
ビクターは私がこの仕事を始めた当時、前橋にオーディオ事業部が移動してきた時期だったため、数名の技術者と交流がありました。 その後スピーカー設計をされていた技術者の方は、一人がフォステクス、一人がクリプトンに移動されました。 ヤマハはフライングモール社に訪問した際に、NS−1000Mなどを設計された方が移動されてましたね。 大手企業の場合、オーディオのロマンや再生芸術などよりも、会社の採算を重視しなければならないため、魅力ある製品作りは難しくなる一方だと思います。 >100年後も良いものを作り続けてほしいと思います。 ありがとうございます。でもそんなに生きられませんね(苦笑) 私、そんなに大した人間ではなくアイデアも尽きて来ましたが、今後も満足頂ける様な製品作りに精進致します。 宜しくお願い致します。 |
RANZAN | 投稿日時: 2012/7/16 12:29 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! 管理人Kさん meeさん
こんにちは。 RANZANです。 アナログレコードのような温かみのある音を忘れず、いつまでも育んでいきたい! 趣味の世界のオーディオ、永く残る名機には、meeさんがおっしゃるように 優秀な技術者が集まった会社を築き上げ、それを末永く継続させるには 技術、営業においても並々ならぬ企業努力が必要です。 往年のよき時代にオーディオに物量投入ができ、優れた製品を生み出して きたヤマハ、ダイアトーン、パイオニア、サンスイ、ビクター等々の 確たるメーカーは日本オーディオメーカーの中枢でもあったのです。 悲しきかな、現在ではピュアーオーディオに関わるメーカーはたった一つ アキフェーズしかないでしょう。 それは幾ら業績がUPしても、横を見ないで欲に手を出さなかったことです。 アキフェーズの創業者春日二郎氏の著書「オーディオ匠のこころを求めて」 の中で、「木造建築物では世界最古の法隆寺五十の搭は、地震や台風に曝され ながら千数百年、不動の姿で立っている。この国宝の威容を眺めたとき、 これを創った匠の心に感動し、この国に生まれたことを幸せに思った」と、 また、「本物のオーディオメーカーを目指せ」と、常に力説しているということ です。 「ここまでオーディオを深く理解した時、我々も遊び道具ではない、真の オーディオ機器を創るメーカーの使命を感ずる。オーディオを楽しむ人も、 販売する人も、オーディオの深い意味を知ることで、一次元高い心の響き を実感することができる」と、感銘の一言です。 「量を追わず!」 できないことです。 |
mee | 投稿日時: 2012/7/26 10:37 |
長老 登録日: 2010/5/24 居住地: 投稿: 255 |
Re: これぞ往年アナログの銘機!! RANZAN様ご返信ありがとうございます。
少ないおこずかいをためて、アコリバ品でCDPの音質向上を目指しましたが、結局感動的な音楽を聞かせてくれるのは、追い込めば追い込むほど、アナログレコードだと悟りました。 デジタルは、こんなもんだとあきらめることにしました。 もっとLPを買っとけばよかったと後悔しております。ひょっとしたら、CD買っとけば良かったなんて時代がくるのでしょうか、 RANZAN様があげておられますアキュフェーズの最新作A200を聞いてまいりました。耳がきこえるうちに買い求めたいひと品だとおもいました。アコリバとA200でアナログ三昧を夢見ております。 |
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