皆様こんにちわ marchanです。
7月8日発売のＡ社MCカートリッジを自宅装置で試聴しました。
針先の真上にコイルを設置したMCカートリッジです。
想像以上の出音に感激しました。
ファーストインプレは、下記の通りです。
(１）全体に柔らかな音調だが芯のある鮮度の高い音色
(２）現用中のＭ社のMCカートリッジと音の出方が違いコンサートホールの特別席で聴く感覚が味わえる
(３）生演奏で味わえる「うるささ」の無い滑らかな出音
(４）低域の立ち上がり、立ち下がりが素晴らしく、高域は最高域まで澄み切った音が心地良い
(５）低域のアタック感、セパレーション、帯域全体の伸びがピカイチ
難点は、60万円クラスで高価な事、機会があれば皆様にも聴いて頂きたいと思います。(Ａ社の人間では、ありませんが ）
アナログが再復活する時代にマッチした製品の出現に拍手を送りたいと思います。

L社KLIMAX LP-12(EKOS SEアーム）に装着

marchanさん
こんばんは

A社の新製品は私も雑誌等で目にし、興味を持っていました。
早くも試聴されたのですね。

『カンチレバーの長さや材質に起因する音質への影響を抑制できる』というメーカーの謳い文句がどれ程音に表れるのか興味があったのですが、ご感想を拝見させていただく限りではとても良さそうな印象ですね。
『カートリッジに針圧をかけることで、コイルが磁気回路に入り込み発電することができます』という事は割とシビアな針圧調整が必要かもしれませんし、針のクリーニングにも緊張を強いられそうですが、出音が良ければ気になりませんね。
安定した針圧をかけられるという意味ではダイナミックバランス型のアームと組み合わせるのが良さそうな気がします。

＞アナログが再復活する時代にマッチした製品の出現に拍手を送りたいと思います。

そうですね。
こうした新しい試みやチャレンジ精神には素直に拍手を送りたいですね。
（構想としては昔からあったようです）
私も機会があればどこかで聴いてみたいと思います。

Zappa1993さん、お早うございます。marchanです。
試聴記と書きましたが、実は購入してしまいました。
現用のMCカートリッジの針交換時期がきた事、交換費用が22万円位必要な事でその費用に上乗せして「清水の舞台から飛び降りる気分」で入手しました。製造番号No.003の製品が発売日当日自宅に配達されました。ちなみに製造番号No.001は、会社保存用だそうです。Zappa1993さんが言われる通り構造上針圧は、個体毎に異なるそうで我家の品は、2.3grが指定されておりました。アーム全体の調整も従来のMCカートリッジよりシビアに行う必要があります。(アームとレコード面の平行調整等）　現在は、LINNのKLIMAX LP-12のEKOS-SEアーム(ダイナミックバランスタイプ）に取付けて使用しています。
カッティングマシンのカッターと逆の構造に近似しているためか、音の立ち上がりが抜群で従来味わえなかった音に酔いしれます。
過去使用したカートリッジと次元の異なる音という印象と同時にセパレーション、S/Nが抜群に優れています。
最大の注意点は、針先掃除かと思います。針のすぐ上にコイルがあるため針先のみにブラシを当てなくてはなりません。
1ヶ月位使用したら新たな音の発見があるかもしれません？

針圧表示＆収納箱、厚手（約1ｃｍ）の取説、収納箱の製造番号刻印

marchanさん
こんばんは

えっ！カートリッジ購入されたのですか？
仰るようにMCカートリッジは針交換とは言えかなりの出費になりますので、この際に新しいカートリッジをというお気持ちも分かります。
それでもそこまでして手に入れられたというのは、よほどそのカートリッジを気に入られたという事ですね。
ご感想を拝見させていただくと、私の好みともマッチしますのでこれは是が非でもどこかで聴いてみたいです。

＞1ヶ月位使用したら新たな音の発見があるかもしれません？

よろしければその後のご感想もお願いいたします。

Zappa1993さん、みなさんこんにちわ marchanです。
使用開始から２週間がたちました。
セカンドインプレは、
１．聴感上のS/Nが非常に高く、情報量が多く、シャープに切れ込むタイプ、レコードの情報を全て引き出している感がある
２．抜群の透明度とスピード感に優れる
３．音場の広さ、音の切れが従来のカートリッジとちがう
４．セパレーションが素晴らしく、定位も非常に優れている
以上です。
高価でしたが満足度は、期待を裏切りませんでした。
しかし、針先掃除は、やはり非常に気を使います。
追伸：導入動機
IKEDA＃9MUSA/Wというカンチレバーレスで針がコイルについたMCカートリッジを聴いた事があり、通常のMCカートリッジと違った音に感動した事が過去にありました。シェル一体型で重量級のため家のプレアーに使用出来ず断念しました。今回の製品がカンチレバー付ながら構造的に同様な考えで作られている事。が選択の要因かもしれません。