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Harry | 投稿日時: 2024/1/14 20:57 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2012/8/6 居住地: 投稿: 158 |
EQカーブマッチングの効果に驚嘆す 皆様、こんにちは。Harryです。
昨夏にアナログをフォノアンプ(RIAA専用)からADコンバーターでデジタル化したものをDAコンバーターに入れる方法でデジタル化し、夏からこのシステムでレコードを聴いていますが、純アナログの時はこんなものも思ってあまり気付いていなかったのですが、デジタル化でS/N比が大きく向上したせいか、レコードによって明らかに音が大人しいというか、高低音のバランスが悪く、音の鮮度や厚みがないレコードがありました。 そこで、これはデジタル化したことによる影響なのか、純アナログに戻したりして比較しました。 注意深く聴くと、確かに純アナログでは音の厚みは少し改善するのですが、音の鮮度は同じくらいで、ダイナミックレンジや空間性は純アナログが狭く、レコードに寄っては高低音のバランスが悪く、高音に偏った音に聞こえて、少し耳障りに聴こえるところは同じでした。 なので、音が大人しいというか、高低音のバランスが悪く、音の厚みが今一で音の鮮度がないところは純アナログもデジタルも本質的には同じ傾向であることが分かりました。 そこで、自分のコレクションを注意深く聴いたところ、初期盤が音が悪い傾向であることが判明しました。 愕然としました。音が良いはずの初期盤が何故か音が悪い傾向でしたから。 ずっとRIAAで聴いて来ましたが、この掲示板でも以前から皆様から話題になっている、そしてKさんも度々言及されている、これはやはり、EQカーブが合ってないからではないかと思い至りました。 そこで、数日前に、M2TECH Joplin Mk3を導入し、EQカーブマッチングに挑戦しています。まだ数日程度ですが所感を報告します。 クラシックをよく聴くので、DECCAとDGG(ドイツグラモフォン)の初期盤をRIAAとFFRRで早速比較してみました。 TOP WING の菅沼洋介氏によるとDGGはTELDECカーブ(TELEFUNKENとDECCAが共同して開発したカーブ)で、FFRRカーブとだいたい同じものとのことで、JoplinにはTELDECカーブがないので、FFRRカーブで聴きました。 いやー、全然音が違いますね。音圧や音の鮮度、スピード、音の厚みや艶、音のバランスなどがFFRRの方が大きく向上します。 EQカーブでここまで違うとは正直想定しておらず、認識が甘かったです。 皆様より何周も周回遅れですが、遅ればせながら、EQカーブマッチングの効果が非常に大きいことが実体験として分かりました。 これからCOLUMBIAやRCA、PHILIPSカーブなども色々確認していきたいと思います。 (追伸) Joplin Mk3とDAコンバーターはAES-TripleC/EXのケーブルで繋げているので、EQカーブマッチングの効果がより顕著に出ているのではないかと思っており、付け加えさせて頂きます。 |
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