みなさん、こんにちは

高音質アルバムと言われているアルバムを聴いてみましたが、
どうも力を出し切れていないようなので、
例によって、アコリバ対策をしてみました。

フォノイコライザー/ADコンバーター JOPLIN MK2に、下記を装着しました。
インシュレーターRKI-5005：4枚、
マグネットフローティングインシュレーターRMF-1：1個、
USBターミネーターRUT-1K：1個

　 　







既に、アコリバ対策で完璧と思っていましたし、
事実、十分に素晴らしい音で再生出来ています。
ところが、下記アルバムを聴くと、どうもウルサイのです。
冒頭の金管楽器のファンファーレ！！
金管の透明感、抜け感が無く、且つ、ウルサイ！！



独DGG カラヤン スッペ序曲集
ベルリン・フィル
1969年9月、ベルリン、イエス・キリス教会での録音

「盤に針を下して1曲目の「軽騎兵」序曲のファンファーレが出た瞬間その鮮烈な音に体が
凍りつきます。なんという凄い音なのでしょう。そして曲が変わるたびにその驚きは大きく
なります。20kHzを軽く超えた超広域まで倍音スペクトルがびっしり詰まったオケの全奏
音がかつてないほどの鮮明さでオケがスピーカから飛び散ります。この様は本当に「飛び散
る」という表現でしか表せません。これは強烈です。
クラウス・シャイベの作り出す音はいつもクリアさに溢れた鮮明でスピード感のある音で
す。そのキャラクターがこの録音ではまさにそのまま表れて、この鮮明極まる音が出現した
というわけです。このアルバムの音はカラヤンがDGGに行った録音の中で多分最も鮮明な
音を持つものではないかと思います。」
だそうです。

しかし、私のシステムでは、「軽騎兵」の冒頭のファンファーレが・・・

まず、RMF-1を１個追加しました。
というのも、既に２個装着済みで、バランスをとっていたのですが、やはり安定感が無く、
結局、FURUTECH NCF Boosterで３点目支持となっていました。
これで、RMF-1の３点支持の理想的な設置になります。
RMF-1の下にはRKI-5005を敷きます。


２点支持


３点目支持
　 　

理想的な３点支持

オーっ、金管の抜けが良くなりました。
高音質アルバムといえども、いや、それがゆえに、しっかりとシステム環境を整えないと、
チャンと鳴ってくれないのですね。

次に、RUT-1Kを装着します。

　 　


流石アコリバさん！！
金管の透明感、抜け感が出て、ウルサクなくなります。
もうこれで十分でしょ。

　

　
独TELEFUNKEN 2LP アーノンクール ブランデングルク協奏曲全曲
ニコラウス・アーノンクール 指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス　1964年録音

「テレフンケンの格調高い古楽シリーズ「DAS ALTE WERK」の一枚です。
オリジナル楽器を用いたオリジナル編成での初録音レコードとして大きな話題を呼んだア
ルバムで、フランス・ディスク大賞を受賞した超名盤です。
6曲すべてが圧倒的な名演ですが、その中でも圧巻は第3番です。分厚い弦楽器アンサンブ
ルが寸分の隙もなく音場をびっしりと埋め尽くして、ものすごい推進力で突き進みます。こ
の集中力と突進力は息もできぬほどの迫力です。星の数ほどあるブランデンブルク協奏曲の
レコードの中で私はこの演奏が第3番のベスト演奏ではないかと思います。」
だそうです。

確かに、鮮明な音の渦に包まれます。
アコリバさんのおかげで、このような素晴らしい音楽体験が出来るようになりました。

ところが、
協奏曲第3番の次のトラック、第1番に曲が変わると・・・
ストリングスだけの演奏から、管楽器が加わります。
アレっ、オモチャの音楽隊（おおげさ、すみません）
私の耳がおかしいのか・・・
他にまだ対策があるのか・・・

試しに、RKI-5005をケーブル類（IN,OUT,電源）に３枚乗せてみました。




やったー、本物の管楽器だ！！
上には上があるのですね。
まだ、改善の余地があるんですね。

アコリバさんのおかげで、アルバムが、宝の持ち腐れとならずにすみました。
なにより、アナログがこのような素晴らしい音で聴けるようになって、感激です。
アコリバさんは、いつも期待を上回る改善をしてくれます。
足せば足すほど、改善するなんて、未だに信じられないのですが。
感謝、感謝、しても、しきれません。