メイン [04-03. アンダーボード]電源BOX用アンダーボード TB-38H どこにおくのが効果的? | 投稿するにはまず登録を |
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メリメロ | 投稿日時: 2020/9/16 14:40 |
常連 登録日: 2019/5/14 居住地: 投稿: 48 |
どこにおくのが効果的? 新米のメリメロです。
二ヶ月前からDAC兼プリとしてわが家で使い始めたM2TEC Young MKIIIの強化対策のため、リアリティエンハンサーRES-XLR(すでにレポート済み)に続く、TB-38H導入記です。どこにおくのが効果的なのか、いくつかのケースを確かめてみました。 RES-XLRの効果があまりにも絶大だったために、今回は変化があってもわずかだろうとは思いましたが、微妙な変化であっても、いったん知ってしまうと元に戻れないと思うだけの効果を感じました。 TB-38Hは電源ボックスへの使用が推奨されていて、またわが家でもすでにRST-38Hに電源タップを載せて使っており、その効果を感じていたので、まずは?M2TECH Young MKIIIの小型電源ボックス、?PCの電源ボックスのどちらに使うのがよいか試してみました。ほかに?Young MKIII本体、?Young MKIII本体と電源ボックス(ぎりぎり載らなくはないのです)にも一応使って見ましたが、こちらはそれ以上に追求しようという気にはなりませんでした。少なくともわが家の環境にあっては、電源ボックス用として使ったほうがよい感じです。 上記の?と?の差は微妙で、変化といっても、音源ソース、聞く人の感覚によって違いが出てきそうな種類のものですが、自分としては?を選びました。理由は?と聞かれても直感的、主観的な答えにならざるをえませんが、弦楽器や声の質感の微妙な細やかさという点で?よりも?のほうが好ましく思えました(余裕ができたらTB-38Hをもう一台入れるつもりですが)。 再生が困難とはいわずとも、気難しい音源がどなたにもあると思いますが、自分にとってその最右翼は、すでに別のところで書きましたが、ブーレーズ指揮ロンドンSOをバックにジェシー・ノーマンがベルクの歌曲(「七つの初期の歌」、「アルテンベルク歌曲」ほか)をうたうSONY RECORDSのアルバム(1995年、ただし「七つの初期の歌」の録音は1987−88年)です。正確にいえばこれをリッピングしたflacファイルです。収録曲のなかでもとくに冒頭の一曲「夜」のフォルテで歌われるソプラノのヴィブラート部分のこわばりが、声そのものよりも録音による──シロートの自分に録音のことを云々する資格はないのですが──ものではないかと思えたりして、聞いていて没入できない感じがあるのです。これまで電源タップの見直し、アモルメットコアの導入、RES-XLRの導入などを経て、だいぶ印象はよくなってはきたものの、まだ改善の余地があればという願望のようなものがつきまといます。 今回?と?の両者を聞き比べ、結論としてあくまでも瞬間的な判断ですが、?のほうがジェシー・ノーマンの声の透明感がより感じられる、また上記の「夜」の後半にさしかかったあたりでSchattenschwarz(影のように黒々とたたずみ)とピアニシモで歌われる背後に聞こえるオーケストラの地を這うような低音のひびきがわずかながらひきしまって聞こえる(ような気がする)、ということになるでしょうか。余談ながらこの低音部分はアバド指揮のフォン・オッターのアルバム(DG)からはまったく聞こえてこないので、いったい元の楽譜はどうなっているのだろうと不思議です。 枝葉末節にこだわるようなレポートになってしまいましたが、これとは別に今回のTB-38H導入によって、ピリオド楽器(ピリオド奏法)も含めて弦楽器の質感、肌理という点で好ましい変化がありました。往々にしてカサカサした印象をともなうピリオド楽器の録音が楽しく聞こえ始めた(これまでは頭で聞いていた感じです)のは予想外でした。またPCの再生をはじめてモニター電源を切り、USBソケットにターミネーターさしこんだときの変化も、とくに声と弦楽器の場合だと、以前よりもはっきり出るようになった感じです。今回のレポートはここまでですが、RES-XLRおよびTB-38Hのほかに電源ケーブルPowerStandard Triple FMも送って頂いているので、この続きは、そのレポートもかねて書くことにします。 |
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» どこにおくのが効果的? | メリメロ | 2020/9/16 14:40 |
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