皆さんこんんちは。
無料モニターキャンペーンで大変盛り上がってきましたね。
モニター当選された方おめでとうございます。
良い結果が出るといいですね。

他の会員様の好評に、私もRAF-48を導入させていただきました。
導入から1週間程経ち、今までの状況との比較など色々試してみたので、モニター報告と重なってしまいタイミング的に少し悪いかもしれませんが、感想を投稿させていただこうと思います。

まず、今までの経緯ですが、今年の4月くらいまでは機器をラックの内部に設置しており、各々色々な素材を試して吟味したインシュレーターと併用して使用していました。
その当時はラック上段には50インチのTVが設置されており、画面の反射やTVの共振など、オーディオ的には少なからず悪い影響があることがわかっていましたので、思い切ってTVを撤去したのを契機に、アンプとCDプレーヤーをラック上段に置くことにしました。
その際、雑誌などの記事で「ラックにもオーディオボードを併用して音質改善ができる」という記事があったのを思い出し、ボードを色々調べてみると、その時使用していたインシュレーターを発売しているメーカーのボードで「空間表現が得意」という記事を見つけ、インシュレーターと同メーカーということもあり導入してみました。

最近までのセッティング状況です。
ボードは国産KP社の天板がマグネシウム素材の物で、インシュレーターも同じくKP社の真鍮製でカップに2つのスパイクと特殊な液体が封入されている特長のある構造のものです。


インシュレーターは、ショップの方の薦めと試聴結果から機器の足を介さずに筐体を直接3点支持しており、インシュレーターとボードの間にはS社の金属製薄型シートを挟んでいました。


色々試行錯誤した結果ですが、この状態の音質は少々クセのあるもので、ラック直置き時と比べると軽快で奥行き感も増したように感じますが、無機質で緊張感のある音質が再生ジャンルを選んでしまう傾向で、特に声楽では声の潤いや厚みの表現が苦手のようです。
水晶の併用などでなんとかしようと試みてみましたがやはり全て取り除くことはできませんでした。

前置きが長くなってしまいましたが、上記の状況から今回のRAF-48を導入し、インシュレーターの併用などを含め比較してみました。


まずは、RAF-48にCDプレーヤー直置きで試聴してみました。
今までの状況と比較すると、全く違う音質になり本当に驚きです。
ボード1枚でこれ程再生の表現力が向上するとは信じられません。
具体的には、低域は芯の強いしっかりした土台をベースに濁り無く沈み、豊かで充実した中域、高域は弾けるように軽やかで、不満点であった緊張感やキツイ感じは皆無です。
特に空間感や奥行きの深さが今までと比べるとケタ違いで、何度も聴いているボーカル曲で広い音場の中、ステージ奥にポツンとボーカルが定位するのがはっきり感じられた時は、今までにない表現力にゾクっとしてしまいました（笑）
今まで多くのAcoustic Revive製品を使用してきましたが、この改善度はトップクラスと言っていいと思います。

これに気を良くして、次に一番期待していたKP社のインシュレーターを併用し、RAF-48の上に筐体を直接支える3点支持も試してみました。
しかし、これは明らかにパフォーマンスが低下してしまいました。
スケール感が後退して全体的に腰高になってしまい、高域にも少しスパイスの効いたようなクセが覗き、RAF-48に直置き時の良さを半減してしまっているようです。
これは木製天板と真鍮の相性なのか、またはRAF-48単体のクォリティが上回っているのかはわかりませんが、予想外の結果に少し驚きました。
やはりRAF-48の良さを更に活かすには水晶がベストだと思い、新製品のインド産水晶インシュレーターも注文させていただいたので、併用した結果を後日またご報告したいと思います。

最後に空気充填についてですが、その手間を懸念されている方もいらっしゃると思います。
一週間使用してみての感想としては、慣れれば30秒もかからず簡単に完了しますので、個人的にはこの替え難い効果を考えると全く苦になりません。
ご参考になればと思います。
ともあれ、1度この次元の違うクォリティのボードを多くの人に体験してもらいたいなぁと思いました。