メイン [04-01. アンダーボード]エアーフローティングボード RAF-48H RAF-48H導入記(追記) | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
メリメロ | 投稿日時: 2019/5/31 9:33 |
常連 登録日: 2019/5/14 居住地: 投稿: 48 |
RAF-48H導入記(追記) 導入記を書いてからまだ一週間経過しませんが、改めて新参者、新米であることを思い知らされました。
RAF-48Fにしても、RST-38Hにしても電源ボックスの下に入れたほうが、アンプなどの下に入れるよりも効果が大きいと書かれたブログの記憶があり、試してみました。驚きました。ベテランの方々はそんなことは当たり前と仰るかもしれませんが、自分にとっては、世の中にこんなことがあるのかと思うほど、最大級の驚き(という表現では足りないくらいの驚き)でした。 若き日のバレンボイムがイギリス室内管弦楽団を指揮しみずからピアノを弾いているモーツァルトのピアノ協奏曲全集のLP(1970年代の録音、東芝EMI)を続けて聞いていたのですが、ピアノの音が何とも色気のあるみずみずしい響きに包まれ、弦楽器および木管とのやりとりの息づかいがすぐそこに感じられます。耳をすませて自分のほうから聞きにゆこうと努力する必要などまったくなく、向こうの方から自然にやってきます。音の響きの中に自分が自然とおかれている感じです。ある程度そんなつもりでこれまでも聞いていたのですが、ボードを入れ替えた瞬間にすぐにあたりの空気が、「いったい何なのだ、これは」と思うほどに変化しました。細やかな微細な音の変化、ピアニシモの単音の風情、最終楽章のエネルギーの流動そのものと化した弦楽器、木管、ピアノの絡み合いなど、きれいな絵というよりも、あるときは静寂のなかに、あるときはダイナミックな波動のなかに完全に包み込まれて、LPを聞いているはずなのに、そのことを完全に忘れてしまっている自分がいます。 前回の導入記では、PC Audioの下にRAF-48Hを入れてみて驚いたことをご報告しましたが、今回はこれをアナログ・プレーヤーの下に入れて、電源周りを少し整理し、一番よい位置にRST-38Hを置き、その上にYTP-6Rなどを置いてみたわけです。 前回の導入記にも記したジェルヴェーズ・ペイエのクラリネット(1964年の録音と思われます)がK581とK498では録音のせいなのか、後者が少しきつく聞こえるというのは、やはりその通りで、同時期の録音でもマイクのセッティングなどの条件で違いが出て来るのではないかという印象が強まりました。今回の条件で聞くと、きつさは残るのですが、これはやはりもとのソースにあるものだろうという印象です。 恥ずかしながら制振の問題の大きさを感じ始めたのは最近のことです。それまでは電磁波とか静電気の対策のことを中心にやってきました。他社製の製品ですが、真空管に被せるものとか、ケーブルに巻きつけるものなど試してみて大きな効果が得られ、Acoustic ReviveのボードをRHB-48H、RST-38H、RAF-48Hの順序で無料レンタルお願いし、各一枚を購入ということにつながりました。 使用しているウエスギ真空管アンプもSonus FaberのスピーカーもNotthinghamのアナログプレイヤーもオルトフォンのカートリッジもそれぞれ優れた職人の技を感じさせるものです。RAF-48RおよびRST-38Hもまた、これらに匹敵するような優れた職人の技の追求を感じさせます。オーディオ機器の補助手段としてのアクセサリーではなくて、これ自体が同等の資格をもつものとして扱うべきだと思われます。、繰り返しになりますが、何十年もLPを聞いてきたのに、こんなふうに聞こえるんだと、こんな世界があるのかと不思議な驚きです。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
題名 | 投稿者 | 日時 |
---|---|---|
» RAF-48H導入記(追記) | メリメロ | 2019/5/31 9:33 |
Re: RAF-48H導入記(追記) | RANZAN | 2019/6/13 15:56 |
Re: RAF-48H導入記(追記) | メリメロ | 2019/6/16 10:53 |
Re: RAF-48H導入記(追記) | RANZAN | 2019/6/19 14:53 |
投稿するにはまず登録を | |