もう1年も前に1.0R,2本と1.0X,1本を導入しました、もちろん試聴機をお借りしてからの購入です。当方、中程度のオーディオ機器しか所有していません。そのため今まで使ってきたRCA,XLRケーブルはWW社(SEP等)、MIT,(Magnum), Synergistic Research(Resolution Reference等)、その他でした。音質的にはこれらで満足していたのですが、太い、でかい箱が邪魔、Active Shieldの電源が必要、外皮がねばついて来る、高価である、などの問題がありました。
Line-1.0R-TripleCとLine-1.0X-TripleC-FMを視聴して、まずその癖の無さ、音楽の躍動感、物理特性の優秀性に感動しました。かつ、いつも感心するのはハイエンド、ワイドレンジ、高解像度をオーディオ的に強調するのでなく、音楽を楽しむための要素として活用していることです。ミュージシャン、録音スタディオで愛用される理由も良く分かります。
それほど固くも太くもなく、使い易さも素晴らしいです。
当方、どちらかと言うとライブミュージック、コンサートに多く投資したい方なので、この価格で、こんなに音楽的に豊かな再生芸術を楽しめるLine-1.0R-TripleCとLine-1.0X-TripleC-FMには深く感謝しております。当方はこれ以上のケーブルは要らないと思いますが、ハイエンドユーザーの方たちもこれをスタンダードにして、さらにアコリバの上級機種、或は外国のハイエンドケーブルを使っていらっしゃるのでしょうね。