メイン [02-03. シングルコアケーブルシリーズ]ラインケーブルLINE-1.0R-TripleC&LINE-1.0X-TripleC LINE-1.0R-TripleC-FM(シールド特別仕様)の試聴と購入 | 投稿するにはまず登録を |
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surf2koike | 投稿日時: 2023/11/11 21:28 |
新米 登録日: 2023/10/23 居住地: 投稿: 1 |
LINE-1.0R-TripleC-FM(シールド特別仕様)の試聴と購入 このたび、LINE-1.0R-TripleC-FMのシールド結線を変更した特注品を作成していただき、下記特別仕様2(両側シールド落とし)を購入しましたのでご報告します。
詳細を語るととても長くなってしまうため、そちらは個人blogに載せました。もしお時間があればご覧ください。 昨年末に、ミュージックストリーマー(Bluesound NODE)とDAコンバーター(RME ADI-2 DAC FS)を組み合わせたネットワークオーディオ(ストリーミング)へ音源を移行したところ、従来よりも音質の劣化が気にかかるようになったため、対策の一つとして、プリメインアンプ(marantz PM-12 OSE)に接続するラインケーブルのシールド強化が必要であると思い至りました。 LINE-1.0R-TripleC-FMを無料レンタルして、その音質が気に入ったので、このケーブルの標準仕様である「送り元シールド落とし」を「両側シールド落とし」に変更したものの試聴が可能かどうかをお願いしたところ、ご対応いただき、試聴したところ期待どおり、いや期待以上の効果が見られました。 ・LINE-1.0R-TripleC-FM (送り元シールド落とし(標準仕様)) ・LINE-1.0R-TripleC-FM (送り先シールド落とし(特別仕様1)) ・LINE-1.0R-TripleC-FM (両側シールド落とし(特別仕様2)) この3本について、DACからサイン波(22.5mVp-p : 2.0Vrms基準で-48dB)を出力した際の電圧波形をオシロスコープで観測しました。 ノイズの多い順で並べてみます。オシロ画像の左上に、ケーブル接続の概略と回路図を載せています。 ・標準仕様 (シールド片側上流でGND落とし) ・特別仕様1 (シールド片側下流でGND落とし) ・特別仕様2 (シールド両側でGND落とし) 結果、グラウンド接地(シールド落とし)は上流よりも下流のほうが、さらに両側のほうが、ノイズ量が減る傾向がありました。 次に、この3本の比較試聴を行いました。試聴メモを載せます。 特別仕様2(シールド両側でGND落とし)は音質傾向が明らかに異なり、これまでに数多く試聴したラインケーブルの中でもずば抜けた音質向上を感じました。両側シールド落としの音質傾向として最初に感じたのは、「高域が弱くなった?」です。それにより空間の広がり感は若干狭くなったのですが、一方、音の明瞭度と定位が向上するという良好な傾向が見られました。これは、ノイジーさが極端に減ったことの効果のように思います。 特にボーカルの定位がカッチリ決まったことには驚きました。S/NでいうところのNが改善した(ノイズが減った)ことによる効果が出ているようです。それでいて、PC-Triple C素材で感じたSの素性の良さ(音の滑らかさ)は保たれています。 ネットワークオーディオの導入とともに始まった高周波ノイズとの闘いの解決策の一つとして、防御(シールド)を強くするという手法を見つけて実践することができたことに、本当に満足しています。 今回、アコースティックリバイブ(関口機械販売)の皆様とのやりとりや技術論議により、多くの知見を得ることができました。また、市販品とは異なる仕様のケーブルの作成などの柔軟な対応を取ってくださったことにも、深く感謝いたします。 |
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