ボックンさん　こんにちは。

初めまして　RANZANです。

今回の震災でスピーカー(YAMAHA NS-2000)のBOXが割れ、ツィーターも
破損したということで、学生時代からの憧れで購入され長く愛用されてきた
NS-2000には、さぞかし未練があったでしょう。
しかし、幸いオークションでBOXとツィーターが入手でき、本当によかったですね。

”YAMAHA NS-2000”　私もこの名前を聞くと懐かしく脳裏に甦るのです。
YAMAHAの木工技術が活かされたラウンド部は天然木ブナ材を使い、ラウンド
バッフル方式を採用し、高級感あふれる美しい仕上げが、実に魅力的な
スピーカーシステムでした。
密閉型でかなりハードに作り上げられているので、鳴らしこみにかなり
時間を要するのですが、鳴らしこんだ時の音は素晴らしいものであろうと
鼓動の高鳴りを覚えたものです。
ウファーにはこの時初素材として、ピュアーカーボンの採用により、鳴らし
込むにはかなりエージングに時間を要しましたが、それをクルアした時の
音は、低音に少し硬さはありますが、爽やかで見透しのよい低域感を実現して
くれたのです。
ここは駆動力に優れたアンプを用いれば、非常にスケール感があり定位もよく、
オペラ等の人物の動き（前後左右）が鮮明に分かるのには感激でした。

このNS-2000はハイエンド・オーディオに目覚めさせてくれた唯一のスピーカー
で、私にとっては非常に懐かしく長きにわたって愛用してきた優れたスピーカーでも
あったのです。

＞今まで以上に惚れてしまうかもしれません。

惚れて！惚れぬいてください！・・・

これからも各種アコリバアイテムで追い込み、今以上の素晴らしい再現性の
実現で、何時までもNS-2000と共にいい音で楽しんでください。

ユニットのインラインセンター配置のNS-2000は挑戦しがいある素晴らしい
スピーカーなのです。

PS,
ポックンさんもしよければ、当時（1984年5月作成）の『NS-2000の上手な鳴らし方』集の冊子(P15)を保有していますので、コピーでよければお送りしますが！・・