現在はネットワークオーディオを中心にシステムを作っており、ストリーミングサーヴィスTidalをAudirvana Studioのオーディオエンジンを使って再生している。コンピュータは当初、MacPro(2019)を使い、スイッチングハブ SOtM sNH-10GPへLAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル)で接続していた。LAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル)の音質は素晴らしく満足していたが、コンピュータをMac Mini M4 Proに換えたらブラウザー(Chrome)でアクセス先を変えると一時的にインターネット接続が途切れる現象が頻発するようになった。例えばネット上での決済手続きがインターネット接続の断絶により重大な問題に遭遇することになったのである。いろいろと問題の原因を探ってみたがLAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル)の使用をやめてLAN-1.0 Triple Cに換えてみたら問題は解決した。音質はLAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル)よりは劣るものの充分に優れた音質なのでなんとかしのいでいたが、LAN-QUADRANT-TripleC-WBが発売されたとの報を受け、試用させていただいた結果、インターネット接続の不具合は起きないことが確認できたため直ちに購入した。音質は旧モデルよりも良くなっていると感じている。私の経験、感覚でその判断は間違っていないと思う。ちなみにLAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル）はルーター付きONU, ZTE ZXHN F660P(NURO光から供給されたもの）とスイッチングハブ SOtM sNH-10GPとの接続に使ってみたら、インターネット接続の断絶などの現象は起きなかった。下流で使うと問題が起きるが、上流では問題が起きなかったのである。現在は上流、ルーターからスイッチングハブ、下流、LAN-QUADRANT-TripleC（旧モデル、スイッチングハブからMac mini M4 Pro はLAN-QUADRANT-TripleC-WBという構成となっており、非常に高音質、かつ快適なネット環境を築くことができている。ちなみに現在の環境でのネット通信速度は1Gから1.1Gあり（FASTによる計測）、接続不良が頻発していた旧モデルを下流に使っていた頃の860M bpsに較べより高速になった。
Mac mini M4 Proからオーディオシステムへの接続はHDMIで行う必要があり、HDMIケーブルもいろいろと試してみた結果、AIM LS 8K48GbオプティカルHDMIが最も優れていた。マルチチャンネルを構成するためアンプはMarantz cinema 30を使っているが現在のところ、不満はない。スピーカーケーブルはメインはhigh SOC-TripleC 1.5m、low KT-2.2TripleC 2m、センターはKT-2.2TripleC 1m、サラウンドにKT-2.2TripleC 5mで構成している。スピーカーは長い間使っていたAcustik-LabからB&W 700 S3シリーズに全て置き換えた。いうまでもなく音質は劇的に向上した。