メイン [11-06] バッテリーリファレンス電源 RBR-1 NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2011/9/2 23:25 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 皆さんこんばんは
zappa1993といいます。 この度念願のRBR-1導入ができましたので報告させていただきます。 現在の環境を簡単に説明させていただきますと、電源関係はCB−1DB+CFRP−1F+赤コンセントのコンビネーションで、更にシルクアブソーバーとさざれ水晶を壁内に入れることでノイズ対策を狙っています。 今回は電源タップは使わずに壁コンセントからPOWER REFERENCEでRBR-1に電気を供給する方法でテストを行いました。 テスト方法は2通りの組み合わせで同じ音源をリッピング(CDから音楽データをファイル形式に取り出すこと)して聴き比べました。 NASと言うのはこのリッピングしたデータを保存するネットワークドライブで、色々と試したセッティング後の音を音源として保存することができますので、いつでもCDの選曲の様な感覚で、しかも同じ再生環境で比較試聴することができます。 今回もRBR-1以外の機器は固定として、数回聴き比べました。 音源は、 1.ACアダプターをつないだNASにリッピング 2.RBR-1をつないだNASにリッピング の2種類 再生環境は、 3.ACアダプターをつないで再生 4.RBR-1をつないで再生 の2種類 以上計4通りの聴き比べとなりました。 (CDも色々なジャンルから4枚選びました) まず、1*3の組み合わせから これは今まで聴いてきた音です。 ハイエンドとは言えないシステムですが、アコリバ化のおかげで雑味や付帯音の少ない音像で、手を入れてきた成果も表れてきておりそれなりに満足はしている音です。 次に2*3の組み合わせで聴いて見ました。 変わります 再生時は同じACアダプターですから、違いはリッピング時にRBR-1を使ったことだけです。 まず低音の引き締まりがよくなり重心が下がったことが分かりました。 普段低域の中に埋もれてしまうような音も引き締まったおかげで立体感がでて耳に届くようになります。 また締りとともに音の張り出し感も向上したようで、スピーカーから歯切れの良い低域のフレーズが押し出される感じになりました。 全体には音の余韻が少なくなったように感じられますが、これは付帯音が少なくなったためだということが繰り返し聴いている中で後に分かりました。 次に1*4の組み合わせで聴いてみました。 ここでいよいよ再生時にRBR-1の導入です。 これも大いに変化がありました。 音に力がみなぎる感じの変化です RBR-1は電源ですので、アコリバのその他の電源関係アクセサリーと同じ方向性の変化だと書けばお分かりいただけると思います。 ましてやオーディオ用ではない頼りないACアダプターからの交換ですので効果はてきめんです。 半分パソコンの周辺機器的なNASがようやくオーディオ機器として使えるレベルになったと言うべきかもしれません。 最後に2*4の組み合わせです 2*3の組み合わせの音が更によくなる方向の変化でした。 一番違いを感じたのは音の余韻です。 リモコンで何度も両者を切り替えて聴き比べましたが、2*3の音は全体にエコー成分が多く、また原音と同じ奥行で鳴っている感じがして原音の輪郭を曖昧なものにしてしまっています。 ところが2*4の音は余韻が原音より奥の位置で鳴り、しかも原音が鳴った後に静かに付いてきて消えていく様がとてもよく分かるのです。 この為原音の輪郭がはっきりして音にリアリティがあふれる結果になりました。 今までエコー成分だと思っていたものは全体を包む付帯音だったのか、これが少なくなったことで前後の奥行や強弱の違いがとてもリアルに感じられるようになりました。 今回はこの違いに一番心を奪われました。 勿論低域も2*3を更に推し進めたような変化があり、ウッドベースも音の強弱がとてもきれいに出て、はじく弦やポジションの違いがよく分かり生音を聴いているように感じました。 もう一つ驚いたことは、位相の正確さです。 今回聴き比べたソースの中にアル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアのアコギの掛け合いの曲があったのですが、右がメオラで左がルシアときっちりとチャンネルがわけてあります。 どちらの演奏もエネルギッシュでパッションに溢れたスパニッシュギターの掛け合いで、演奏途中で何度か共通のフレーズを二人が左右で同時に弾く箇所があるのですがこれが見事にピッタリ重なるのです ホントにぞくぞくするほど素晴らしい演奏です。 ACアダプターでリッピングした音源では、ここまできれいに演奏が重なりません。 何度も4つの組み合わせを聴き比べましたが、この感動は2*4の組み合わせだけでることが分かりました。 同じCDですので演奏がずれたりすることはあり得ませんから、RBR-1を使うことによってNASのポテンシャルが上がったとしか考えられません。 この変化は余分な付帯音が少なくなった結果、音の立ち上がりがスピード感を伴って耳に届くのとブレの無い音像になった為だと思います。 おかげで全体を通して静と動の変化量が大きく演奏時と同じ空気を有している様にまで感じる瞬間がありました。 管理人K様によると何10万(何100万?)の機器を買い替えるほどの効果と言うことでしたが、金額的なことはさて置いてネットワークオーディオの再生音を大きく向上したのは間違いありません。 しかもプレーヤー本体ではなく云わば脇役のNASへの対策でです。 KLIMAXは聴いたことはありませんが、おそらく私のAKURATEがそうしたステージに近づいた音になったのではないかと考えています。 今までネットワークオーディオの音に納得が出来ず何度もリッピングとセッティング(ダジャレではなくて)を繰り返してきましたが、多くのアコリバ製品の導入で音の良し悪しを考えず純粋に音楽に浸れるようになってきました。 結論を申し上げますと、RBR-1導入は大正解でした。 確かに簡単には手が出せる値段ではありませんが、ACアダプターでNASを使っている以上は幾ら高価なプレーヤーを用意してもNASが足を引っ張り本領を発揮できません。 高価なプレーヤーを買うならまずRBR-1駆動したNASを導入してください。店で聴く高価なプレーヤーよりも絶対に良い音がすると思います RBR-1自体の作りもとてもよく私は一目で気にいりました。 詳しくはメーカーのHPに書かれていますが、素材から製造方法に至るまでとても拘って作られているのが分かります。 またオーダー毎の手作業の部分もあるようで、この品質と効果を考えればコストパフォーマンスはとても高いと思います。 ケーブルももちろん大事ですが、ここでも電源が基本だということがよく分かりました。 アコリバさんではRBR-1も無料貸し出しできるそうですので、納得いただいたうえで導入できるので安心です。興味のある方は是非試してみてください。 最後になりましたが、RBR-1の導入に際しご協力をいただきました管理人K様にこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。 製作に関してはNASの端子の形状部分が特殊なこともあり、特別に用意していただく等色々とお手数をおかけしました。 おかげさまで、主要な懸念箇所は後はLAN関係だけになりました。 これももうじき試せそうです。 こちらも導入次第レビューさせていただきます。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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» NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2011/9/2 23:25 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | まさこ | 2011/9/3 20:33 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2011/9/4 18:56 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | RANZAN | 2011/11/2 13:04 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2012/1/19 22:57 |
削除 | かじゅ | 2012/1/19 23:24 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2012/1/19 23:51 |
削除 | かじゅ | 2012/1/22 17:21 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2012/1/24 23:41 |
削除 | かじゅ | 2012/1/25 18:46 |
Re: NAS(ネットワークドライブ)への使用報告 | zappa1993 | 2012/1/26 22:50 |
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