バカボンのパパです。

私は、アナログ時代から、弦楽器再生時の硬さ（キーキー音）、ピアノ高音域（リストが良く使う）の歪、オケが盛大に鳴らし始めた時の混濁に悩まされてきた。

アナログ時代、これら諸問題は、カートリッジの針（アナログ・レコードとの接点）がトレースできないことかと諦めていた。

もしかしたら、キーキー音が解決できるのでは、と思い始めたのはＰＣオーディオ（音楽信号をハードディスクに記録して再生する）を導入し始めてからだ。

ＳＡＣＤよりＰＣオーディオだと発言したことがあった。これはタワーＰＣのみ当てはまる。何故かというと、ノートＰＣでは電源対策や内部チューンがほとんどできない。ＰＣの下にエアボードを置くのが関の山である。ＰＣも始めに電源ありきと知った。なので、もう勧めない。（５０万以下のＣＤプレーヤーなら、チューンしたＰＣに絶対負ける、と思うが）

ＰＣオーディオにしたところで、ＤＡＣ（デジタル・アナログ・コンバーター）のアナログ部分が本格的に作りこまれていないと満足できないだろう。ここがポイントである。

デノン DCD-SX は、私が試した限りハルマゲドン級だ。これほどＣＤソースを美しく再生してくれるプレーヤーに出会ったことはなかった。

ヘッドホンは買いやすいが、私はディスクプレーヤー（ＤＡＣと作りこみが優秀なモデルに限る）に投資するのが先決だと思っている。