メイン [05-03. インシュレーター レゾネーター]マグネットフローティングインシュレーター RMF-1 RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました | 投稿するにはまず登録を |
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PAKA | 投稿日時: 2017/4/10 21:21 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 769 |
RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました みなさんこんばんは、PAKAです。
試作品での体験で、製品化されるのを楽しみにしていたマグネットフローティングインシュレーターの『RMF-1』を導入しましたので、その様子を投稿してみようと思います。 当初から使用を予定していたのは、回転系で振動対策が特に有効かと思われるCDプレーヤーで、我が家の機種はDENONの『DCD-SX』になります。 DCD-SXは本体重量は26.4kgあり、持ち上げてみるとトランスが搭載されている正面左側に重心が偏っていることがわかります。 公式ではRMF-1の1個当たりの耐荷重が7kgということで、RMF-1を一般的な4点支持で使用した場合は恐らく左に傾くと思われ、どこか1点くらいは完全にフローティングしないのではないかと考えてRMF-1を5個用意しました。 まずは持ってみるとズシリとした重量感があり、インシュレーターとしては背がありますが、安定した設置ができそうだと感じました。 外観は一見してとても質感が高く、表面の仕上げも良くて手触りも滑らかで高級感があります。 天面にはQR-8と思われる水晶がわずかに突起していて、設置する際はその水晶部分を機器との接地面にするようです。 また、底面にはフォックと思われる制振材が貼ってあります。 天面を指で押してみると凹み、力を緩めるとその分マグネットの反発で戻ってきて、これまでのインシュレーターでは体験したことのない不思議な感覚です。 反発力も想像以上に強く、かなり力をかけないととほとんど凹みません。 試作時に触らせていただいた時よりも明らかに強力になっているように感じました。 それでは、早速設置です。 RMF-1を使用する前の設置環境は、エアフローティングボードのRAF-48Hの上に水晶インシュレーターのRIQ-5010を敷いてCDプレーヤーを設置していました。 とりあえずRIQ-5010を取り除き、まずはRMF-1を4個使って本体付属足のすぐ内側に挿入してみましたが、予想通り4個使用では左側に傾き、左側のRMF-1がほとんど完全に凹んでしまいフローティングしませんでした。 そこで、持ち上げた時の重量バランスの感覚を元に、本体中心のやや左前に5個目を挿入してみるとバランス良く5個全てがフローティングしました。 この状態で聴き慣れたソースをいくつか試聴してみました。 第一印象は、力強さと軽やかさが同時に向上したような不思議な感覚で、音の定位感の向上と、試聴した曲でいつも特有に感じていた高域のわずかなピーキーな部分がキレイに伸びていたことには驚きました。 ただ、少し中低域の力強さが勝ってボーカル帯域に被ってしまっているように感じます。 その状態で30分程度でしょうか、何曲か試聴していると先ほどまで感じていた被りが気にならなくなっていることに気付き、最初の曲をもう一度聴いてみると力強さはそのままに、ウソのようにスッキリとした立体感ある中低域に改善されていました。 これは推測ですが、おそらくRMF-1底面の制振材がRAF-48Hの天板としっかりと馴染んで密着したことが要因ではないかと思いました。 RMF-1の効果が本領を発揮するのは、設置してから馴染むまで少し時間が経ってからなのかもしれません。 上記のようにオーディオ的な改善は明らかなのですが、部分的にはRIQ-5010をインシュレーターとして使用していた時の何とも言えない有機的で艶やかな音も忘れ難く、なんとかその効果も付加できないかと考えRMF-1とRIQ-5010とを併用することも試してみました。 やり方はRIQ-5010の上にRMF-1を乗せるというもので、RMF-1底面の制振材でピッタリとRIQ-5010と一体化できました。 その状態で5個とも元の位置に再設置して試聴してみました。 結果は期待していた効果をはるかに上回る改善で、まさにRMF-1の良さとRIQ-5010の良さが掛け合わさったような印象です。 大げさではなく、これまで我が家では体験したことのないほど付帯音がなくなり、どこまでも音がキレイに伸びていく様子には久しぶりに感動させられました。 もちろん、RMF-1のみの使用ではダメなのかと言うと全くそんなことはなく、最初の使用感想のような劇的な改善が期待できます。 ただ、この掲示板には私のように既にRIQ-5010をインシュレーターとして使用されている方が多いかと思いますので、そのような方々には当初の私のように「RIQ-5010を他に回せる」というような色気を出さず、「併用が鉄板です!(笑)」とお伝えしたく正直に記載させていただきました。 製品版になって、更に期待を大きく上回る素晴らしいインシュレーターに仕上げてくださりありがとうございました。 おかげさまで、我が家の音がまた一段ブレークスルーしたと感じるほどの効果を得ることができました。 (番外編) こちらではRMF-1設置における私の失敗を記載し、少しでも皆さんの糧になればと思います。 多くの場合、機器付属足の内側にRMF-1を設置することになると思いますが、機器の付属足や底板が磁力に反応してRMF-1を引き寄せてしまうことがあり、特にDCD-SXでは付属足の近くにRMF-1を置くとピタっと引き付けてしまい、1ヶ所ずつ設置していくと気付かない内に荷重が緩んだ時に磁力で移動していることがあり、いざ荷重をかけると足にひっついていたRMF-1が引っ搔かれて何ヶ所か傷をつけてしまいました。 せっかくの高級な仕上げなので、皆さんにはこのようなことにならないように設置していただければと思います。 今回の設置で学んだコツとしましては、一度RMF-1を設置してしまってもマグネットの反発力があるので軽く機器を持ち上げれば実は簡単に移動ができるということです。 なので、まずは機器が倒れたりしない場所であることを前提に、周囲に付属足や突起物のないところに全てのRMF-1を仮設置します。 後は動かしたいRMF-1の近辺を一点で持ち上げると、他のRMF-1には荷重がかかっているので磁力によって動くことなく、荷重の緩んだRMF-1だけを移動させることができます。 これを繰り返し、1個ずつ本来設置したい場所へRMF-1を移動させると安全に設置することができました。 少し考えれば簡単なことかもしれませんが、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。 |
ケミ | 投稿日時: 2017/4/17 12:37 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました PAKAさん、こんにちは。マグネットフローティングインシュレーター『RMF-1』の導入記を興味深く拝見しました。
私はプレーヤーがデジタル1台、アナログ2台の計3台もあるので、電源コンディショナー『RPC-1』を3点支持でフローティングしてみました。 第一印象は、音場がかなり広がるけどちょっと細くなるかなと感じました。しかし、最近膨らみ気味だった低域が締まっていることに気がつくと、細くなったのではなにじみがなくなったのだということがわかりました。つまり、画像でいうところのピントがぴったりと合ったという感じです。 PAKAさんの”力強さはそのままに、ウソのようにスッキリとした立体感ある中低域に改善されていました”が『RPC-1』への使用でも得られました。 そして、ピントが合ったため基音・倍音はどこまでも伸びますし、音像も強さが増すのにやさしさも増し、全体のつながりも改善されました。さまざまなところで使われる今まで表現できなかった音も聞こえますし、音離れがよくなるため部屋を無視した音場の広がりが確認できます。 当然今までのさまざまなアコリバ製品での対策あっての今回の恩恵ではありますが、大激変といっていいものです。音の出方自体が変わりましたし、何よりもより自然になりました。 ただし、RIQ-5010の併用はPAKAさんの場合ほどではありませんでしたので、他に転用しました。 もう一点、三点指示の仕方なのですが、写真の場合とは逆の電源ケーブル側に2点の方がよいということが最近わかりました(私の使用しているRPC-1には底面のフォックは貼り付けてません)。 電源BOXへの試してみたいですが、しばらくはこの我が家最高の状態でさまざまなソフトを楽しみたいと思います。 |
PAKA | 投稿日時: 2017/4/19 9:06 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 769 |
Re: RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました ケミさん
おはようございます、PAKAです。 返信をくださりありがとうございます。 ケミさんもRMF-1、使用されたのですね。 それも機器ではなく、電源コンディショナーのRPC-1への使用ということで、興味深く拝見させていただきました。 これまでの経験で、アクセサリーといえど音への影響力が強いものには、電源や設置環境など機器と同様の対策が音にも反映されるということを何度も体験していますが、やはりRPC-1へのRMF-1使用にも当てはまるということなのですね。 我が家では絶大な効果だったRIQ-5010との併用は良い結果でなかったということで残念ではありますが、それは個々の環境での微妙なバランスや好みもあるので「鉄板」とは言い過ぎだったかもしれません。 すみませんでした(苦笑) RIQ-5010を他の環境で再利用できたことは何よりですね。 3点支持の配列ですが、やはり基本は重心が偏っている方に2点がベターなのではないかと思います。 電源ケーブル側に2点の方が良かったというのは、電源ケーブルの重量分、後方へ重心が偏っているからなのではないかと想像しました。 電源BOXへの使用もとても興味深いですね。 また情報交換できれば幸いです。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
ケミ | 投稿日時: 2017/4/22 10:52 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました PAKAさん、こんにちは。
おっしゃるように、音への影響力が強いもの(当然良い方向に)にアコリバアクセサリー類で追加対策を施すことにより、さらなる進化を生むことが「鉄板」であることがであることが、今回も証明されました。 電源コンディショナー『RPC-1』には天然クオーツインシュレーター『RIQ-5010』を3点支持で使用していて十分な効果を得ていました。この際に、写真(この写真撮影後、デジカメの調子が悪くなり再撮影ができなくなってしまいました)とは電源ケーブル側に2点の方がよいと感じました。 RIQ-5010で十分満足なのですが、マグネットフローティングインシュレーター『RMF-1』を試してみたい衝動を抑えられず、その結果期待以上の効果を得ることができました。 これまでのアコリバアクセサリー類による積み重ねによるものではありますが、このRMF-1導入による進化は我が家ではベスト3に入ると思いました。 この流れでRIQ-5010の併用を考え、RMF-1の上・下で併用を試してみましたが、RIQ-5010を使用していなかった電源BOXへの使用との比較で、電源BOXへの転用としました。 理由としてはRMF-1の重量が軽いためかなと想像してみましたが、ボーナス時にはRIQ-5010を追加購入したいと思います。やはり水晶とヒッコリーは「鉄板」ですから。 |
モリア1 | 投稿日時: 2017/4/22 19:40 |
長老 登録日: 2014/10/27 居住地: 投稿: 353 |
Re: RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました PAKAさん、
ケミさん、こんばんは いつも、お二人の投稿を、楽しみに、尊敬の念で、拝読させて頂いております。 しかも、大変参考になり、ついつい、自分も導入したくなってしまいます。 PAKAさんの、微に入り細に入った、レポートは、大変参考になります。いつもマネ出来るところはマネさせて頂いております。 ケミさんの、今回の導入事例を拝見すると、是非とも、自分もマネさせて頂きたくなりました。 自分もRMF-1をどの機器に導入しようか、楽しく悩んでおりましたが、電源コンディショナー『RPC-1』への導入で、絶大なる効果が得られるとお聞きして、吹っ切れました。是非とも導入してみたいと思います。 PAKAさん、ケミさん、誠に有難うございました。 |
PAKA | 投稿日時: 2017/4/26 19:04 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 769 |
Re: RMF-1をCDプレーヤーに使ってみました モリア1さん
こんばんは、PAKAです。 返信をくださりありがとうございます。 いつもお返事が遅くて申し訳ありません。 投稿を楽しく読んでくださり大変恐縮ではありますが尊敬などとはとんでもありません。 私も皆さんの投稿で「これは」と思う施策はどんどんマネさせていただいていて、そのほとんどが実際に我が家の更なる音質向上につながり、いつも大変感謝しております。 その中でも、モリア1さん宅でのRR-777複数台使い体験は、今の我が家の音にはなくてはならない施策となっています。 その節は本当にありがとうございました。 導入された際には、モリア1さん宅でのRMF-1の使用感想なども聞かせていただけるとうれしいです。 それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
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