皆さん、こんにちは！

パワーアンプ にマークレビンソン 532 を使用していますが、XLRの入力端子とRCAの入力端子があり、プリアンプからはXLR端子に繋いでいますので、RCA端子が空きになっていました。
これをリアリティエンハンサーで埋めたら音質が改善するのではないかと思い、まずはSIP-8Qを挿してみました。

ところが、音が出なくなったため 、XLRとRCAがブリッジになっているものと推測されました。
そこで、出力端子用のIP-2Qを挿したところ、音質が良くなったように感じられたため、出力端子用のターミネータータイプのリアリティエンハンサーRET-RCAを注文しました。
6日ほどで届きましたら、さっそく空き端子に挿入して聴いてみました。

あれ、おかしい 音が詰まったようで、伸びやかさが前に比べると少し落ちたかな？弦のアンサンブルが少し雑に感じられます。

やはりリアリティエンハンサーは、上流系に用いてこそ効果を発揮するものなのか？
パワーアンプ へのノイズの飛び込みは、ほとんど影響がないのかもしれません。私の勉強不足だったと反省しました。

そこで余ったリアリティエンハンサー(バイアンプのため4本)をどうしようかと考えましたところ、アキュフェーズのプリアンプは端子数が多いので確認したところ、RCAの出力端子は全部で3箇所あり、LとRで6本分あることがわかりました。
すでに2本挿しているため、ちょうどぴったり4本分あります。
挿してあったIP-2Qを抜いて、リアリティエンハンサーを挿しました。

やはりリアリティエンハンサーは期待を裏切りません。弦の倍音が音場空間の隅々にまで拡散して消えゆくさまが目に見えるようです。音が透明で瑞々しく、最初にリアリティエンハンサーを挿したときの効果、方向が増したようで、音がすべてきれいにほぐれて、自然に分離していることがわかります。上流系の機器に挿したときのリアリティエンハンサーの効果は、特筆ものです

知識不足であやうく無駄になってしまうところでしたが、それは避けられました。やはり貸出制度を有効に活用すべきですね。