CS3KをGW前に購入し、この５月に効果を試してみました。自宅ではPCを通してアクティブスピーカーを通して聴いているのですが、あまり音量をあげて聴くことができないという状況での感覚になります。最近、寺村容子さんのトリオの音楽などを気に入ってきているのですが、彼女のCDはベース音とドラムスの音が明瞭に入ってくるものなので、このCS3Kを着けて聴いたときの印象は、ベースのはねる音、ドラムスのブラシ音などが明瞭に耳に入ってくるような気がします。これをはずしてあらためて聴いてみてもきこえるのですがあまり意識がされないというような差です。ただ、ピアノの音に関してはあまり変化を感じることが出来ませんでした。その後に、１０日間くらい少し離れた別荘に行って、真空管アンプからかなりの音を出して聴いたときには、上記の効果は音量をあげるともっとクリアにあるように感じられたのですが、寺村さんのピアノは力強いのでピアノに関してはさほど差は感じられませんでした。また定位感とかはその前にかなりいろいろ調整していたこともありCS3Kの効果を強く感じることはありませんでした。ただアナログレコードでヘレン・メリルのハスキーなボーカルを聴いた時には、ハスキーさが悪い意味では無くもわっとしない感じでヘレン・メリル聴いている感じがしました。つまり全体の感じから言うと、少し周波数の異なる音の混じり合いが少なくなっているという感じでしょうか。私自身の聴感もそんなに良い方ではないので正しい感覚かどうか怪しい部分もあるとは思いますが、自分としては購入して損をしたとは思いません。さらに周辺の状況（色々なコード類が入り交じってつなぎっぱなし状態など）を改善していくと効果がもっとクリアになっていくのではないかと思っています。もう少しためしていこうと思っています。