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Koike Strings | 投稿日時: 2025/3/19 19:06 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2015/10/26 居住地: 投稿: 21 |
CS-3Kを導入して 私がAcoustic Revive製品を推しに推しての友人が今回、以下の3点を導入しました。
以下は本人のレビューになります。 ここでは AC-2.0 TripleC と CS-3K について記述転記したいと思います。 ご参考になればと思いました。 電源Box・・・YTP-6R パワーケーブル・・・AC-2.0 TripleC コンセントスタビライザー CS-3K ------------------------------------------------------------------------------- 環境はアコースティック・リヴァイブさんのユーザーでは珍しいと思われるガチPCマニア(MS-DOS時代からの叩き上げ)&元アニメオタクさんのお家となります。 聴く曲はアニメのヴォーカル曲(主に女性ヴォーカル)やアニメ・ゲーム系のBGMなど、ほぼ特定ジャンル曲しか再生されない限定状況下での試聴です。 また、家自体も築40年以上の木造建物で部屋の環境も音響など一切考慮されていない状況となっております。 音楽・映像視聴などは基本的にイヤフォン・ヘッドフォンでの環境です。 スピーカーもありますが1.4万円位で購入したパワードスピーカーが設置されております。 ということでPC機材関連はかなりのものですが、オーディオ関連は全くの素人でかつ音楽・楽器関係はほとんど無知に近いという人間のレビューとなりますので、間違いや抽象的な表現になりやすいことを前提に、文章を見ていただければと思います。 また、同じ機器を使用しても個人の好みや感覚・体調や環境で使用感が変わると思われるので、あくまでも各機器の文中の評価はレビュアー個人の感想・評価として留意していただければ幸いです。 前提の話として、基本的にPCハードウェアを好きでよく弄る人やPCを趣味で使う人は、各デバイスの性能や値段などはものすごく熱意をかけて調べて導入することを見受ける事が多いです。 当然、電源ユニットにも注目する人が多く、出力容量・効率や安定性など考えてPCに導入する人が多いのです、 が『電流』そのものにはそこまで気にしない人のほうが多く見受けられる感じがします。 また、サウンドユニット自体もマザーボードのサウンド出力、頑張っても数千円から2万円程度位までの外付けUSB-DACの導入するぐらい、更に頑張って10万円前後のDACを導入しても、出力部で使うのは良くて、数万円のイヤフォン・ヘッドフォンや1万から3万円程度のパワードスピーカーでの音楽再生、しかもケーブル等は付属のものや別途購入しても数千円のものというチグハグなデバイス環境で音を再生している人も多いと思います。 その様なオーディオマニアの方が見れば眉をしかめるような環境で、電流系で良好なパフォーマンスを発揮する機材を導入したらどのように変わるかの興味も有り、今回の導入に至る経緯となっております。 --------- AC-2.0 TripleC & CS-3K --------- まず導入した品物の内、AC-2.0TripleCとUSB-DACに付属していた電源ケーブルの比較とコンセント・スタビライザーであるCS-3Kの使用効果を調べたく、USB-DAC自体の再生がどれ程変わるか単純な再生環境を構築しました。 また、可能な限り他の電気機器はコンセントから外しております。 電圧もワットチェッカーで確認しておりますが104〜105V後半程度となっております。 「データ出力用機器 →USBケーブル → USB-DAC → イヤフォン」 という接続です。 基本的に使用する機材は デジタル・オーディオ・プレイヤー: Shanling製 M1Plus USB C-Cケーブル: 中国 YYTCG製 Alpha 6N OCC 50cm USB-DAC(兼ヘッドフォンアンプ): Fiio製 K9Pro ESS イヤフォン: DUNU製 DaVinch + イヤーチップ 日本ディックス製Pentaconn COREIR AL ALLOY 壁コンセント: FURUTECH製 GTX-D NCF 使用楽曲は 不安定な神様 (歌 Suara)DSD 2.8MHz 誕生 (交響組曲 宇宙戦艦ヤマト 2024 mix)FLAC 24/96 ライオン -May'n Ver.- (歌 May'n)FLAC 24/96 となります。 他に機材を使う場合は都度書きます。 壁コンセントのGTX-D NCFはたまたま得る機会があり、導入しているものですが一般家庭のPC使用環境よりも良い かと思います。 ただ冒頭の方で書いた様に、築40年以上の木造建築なので構造的にアースは取れていない状況です。 また当然ですが、屋内の配線自体や他の壁コンセントも40年物というなかなかの骨董品状態です。 壁コンセントのGTX-D NCFにK9Pro ESSの電源ケーブルを直結。 小型DAPであるM1PlusのUSB音声出力モードにてUSBケーブルでK9Pro ESSへ。 デジタルデータを送りK9Pro ESSのDACにて再生、4.4mmバランス出力端子にDaVinchで接続して試聴しておりま す。 機器の金額的に言えばかなりチグハグな試聴環境だと思いますが、この様な再生環境もあると思って参考にしていただ ければ幸いです。 恐らくですが一般的なPCユーザーからすると、この機器構成でもかなり『逸般人』扱いされるかとは思いますが。 AC-2.0 TripleCの使用感 付属ケーブルでの再生と比べると音の輪郭がはっきりする感じです。 特に低音のブーミーな感じや変な膨らみが無い響きに変わります。 高音のキレ感も良く、ヴォーカルは楽器の音に変に被さられることがなく、ハッキリと聴こえるという風に、全体で解 像度が上がっていると感じました。 極端に音質が向上しているという訳ではないですが、一言で言えば「あれ?音良くなってる」という感覚でした。 更に上記環境にコンセントスタビライザーであるCS-3KをGTX-D NCFの空いているコンセントに差し込み試聴・・・ いや、ナニコレ!? 音の奥行き感も含めて空間感覚が全然違う! 交響組曲の「誕生」を聞くと各楽器の定位感が抜群に良くなり、楽器の段組みの位置の差とかが良く判るように。 もともとDaVinchは音場がイヤフォンでは広めの方で各音もしっかり鳴らすのですが、更に音場が広く感じられるよう になり音がイヤフォンらしく横に広く聴こえてくるだけでなく、奥の空間も感じられ更に少しですが縦方向も出て立体 的に綺麗に響いてきます。 音場や定位感が広がっても音のボケ感や薄まった感じは無し。 解像度も良くなって更に各楽器の音の広がりやキレが感じられます。 一般人の人でも手が届く金額帯のイヤフォンでこんな音場・定位を感じるとは・・・。 音自体では高音の金管系の音かな? 響きが突き抜けていってまさに目が覚めるような感覚。 それなのにイヤフォンで有りがちな刺さり感の恐れすら感じさせない・・・ これは聴いていて気持ち良い! 「ライオン -May'n Ver.-」では出だしのピアノの音が更に綺麗に響いて来るようになり、特に凄いと感じたのは 「不安定な神様」を試聴した時、ドラムをスティックが叩いた瞬間当たった場所から音が広がって行き、その音が ス〜っと消えていって綺麗に収まる。 それでいてヴォーカルが広がってくるドラムの音や他の楽器でマスクされないという、何と言うか薄い膜が無くなると いうか綺麗な空気になって音が響く!という 表現になるんでしょうか? まさに『音が変わっている』という実感を得ます。 2024年の5万円前後級のイヤフォンでは高評価のあったDaVinchですが、まさかこんなポテンシャルが残っていたの かと思わされた位です。 それとK9Pro ESSが性能を出し切れて無かったというのを切実に感じさせられました。 他にも3万円クラスのイヤフォンであるBQEYZ製WindやWinterを同環境で聴きましたが、従来環境より良くなり ましたが「あ〜もうほとんど性能出し切っているなぁ」という感想が出る程で、電流系を改善されたことにより手持ち のイヤフォンの能力差を明確により感じされる結果に。 ちなみにWindの方が元々の解像度が高めであるためか音質向上はこちらの方が高かったです。 良い楽曲(特にハイレゾ楽曲)を聴いたり機器の能力を体感したいなら確実に電源周りにも気を使わないといけないと 思わされました。 ちぐはぐな機器環境でもここまで電源周りを変えると音質がここまで良化するとは思いませんでした。 特にちょっと良くなるではなく、音質がかなり良くなった事には今まで損をしていたなとすら思いました。 値段は関係なくどの機器でも効果の大小の差こそあるのも好印象でした。 ほぼ共通した良化点を書き出すと以下の通りです ・音の輪郭がはっきりする。低音のブーミー感や不必要なボケ感が感じられなくなる。 ・高音から低音を問わず伸び感やキレ感も増す。かつ音の広がりも損なわれない。 ・楽器やヴォーカルなどの定位感がしっかりする。 ・音場が広くなる。横だけに広がるのでなく縦の感覚も広くなり奥行き感も感じられる。 ・総じて言うと解像度が上がって音質がクリアになっている印象。 ソース楽曲の質が良い程、かつ再生機器の解像度が高い程に効果が高く、デバイスの質の差を感じられました。 ここら辺は値段差というのにも理由があるのだと思わされた次第です。 PC使用環境下でオーディオにちょっと興味を持っているような方ですと、予算の関係や知識的な事もあり、1点豪華主義で今回の様に再生機器にはお金を掛けたけど電源ボックスは量販店などで買ったものを使用し、ケーブル等は付属品もしくはそれと大差の無い品物を使う人もそれなりにいるかと思います。 高くて良い機器を導入するのが悪いことだとは思いませんが、今回感じたのが十数万円する機器を1点導入しても性能を発揮できない可能性が高いと思いました。 それなら1〜2ランク落とした値段の同種機器を導入し、差額分で電源周りに手を入れた方が満足できる結果になるのでは?という感想です。 今回使用のK9Pro ESSでいえば現在約14.5万円。 1ランク下のK9 AKMが現状8万円ほどで差額が約6万5千円。 今回の導入機器3点すべてを差額で購入することは当然できませんが、1点は確実に購入できます。 機器の音の好みの差とかあり、実機の試用をしていない物もあるため、仮想的な話で、壁コンセントを1つ自由に使えるという条件にはなりますが、数千円の音楽用グレードの壁コンセントを導入して工事費込みでも2万円は掛からないかと思います。 そこに今回のパワーケーブルのAC-2.0 Triple Cが約22,000円で導入するとして合わせて4万円は掛からないでしょう。 K9Pro ESS+付属パワーケーブルでは無く、K9 AKM+壁コンセント交換+AC-2.0Triple Cを導入した方が2.5万円以上安いながら、音質的に満足する可能性があると感じました。 パワーケーブルだけでもその差を感じられた位です。 またその後のアップグレードを導入する方向性や品物が判りやすいのも良い点なのではと思います。 特にUSB-DAC等は常に新しく同じ様な値段で仕様性能が上がった物が新商品として販売されて1年と経たないで旧商品となってしまう事もよくある話です。 ただ良品の電源BOXやパワーケーブル、コンセントスタビライザー等はかなり長い期間使うことが出来ますし、陳腐化するのも遅いです。 他の機器も同時に使用して機器の安定化・質の良化を期待出来たり流用出来たりと導入しても損は無いどころか、実際はコストパフォーマンスはかなり良いと考えます。 長くなりましたが、ここまでのレビューを参考にしていただければ嬉しいです。 |
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Koike Strings | 2025/3/19 19:06 |
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