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Koike Strings | 投稿日時: 2023/1/6 1:03 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2015/10/26 居住地: 投稿: 21 |
RHS-1を使用しました 本日、年明け初めてアンプに火を入れてあらためて聴いてみると、最早CS-3Kは絶対に外せなくなっておりました。
初めに試聴した日よりもさらに馴染んだと言いますか、静粛性と音のまろやかさが進み、より上質な音に仕上がってきています。 そしてもう一つのアイテム、ヘッドシェルRHS-1を試聴すべく、まずはMG-10からカートリッジを外し、固定ネジ(今回は一番長い25mmを使用)でAudio-Technica AT33PTG/IIをRHS-1に装着します。 私のプレーヤーのオーバーハングは15mmなので定規で計測しつつ固定。 なかなかこの細かい作業・・・これがまた楽しい。 普段使用しているカートリッジのDL-103Rはオールマイティでジャンルを選ばないカートリッジですが、AT33PTG/IIはどちらかというとソリッド的で私が思い描いているAudio-TechnicaのMMカートリッジとは違った力強さと明るさを持った音といういったMCカートリッジと印象でした。実際MG-10に装着されている時もその傾向の音色でした。 この時のリードワイヤーはPC-Triple C導体を使用したSR-500でこちらもMG-10に付いていたリードワイヤーよりも格段に音質の向上があります。 前置きが長くなりました。 聴いてみました・・・・。 元のカートリッジが持つ音の傾向は熟知していたつもりなので音質や特性がそれほど大きく変わる筈がないと予想していたのですが、それは見事に裏切られました。 一番大きな変化は硬さがなくなり、解像度は二皮三皮も向けた感じで、やはり驚くべき静粛性(静粛性の点で言えばCDで聴いているのかと聴き間違うほど)が即座にわかります。 でもAudio-Technicaの明るい音はそのままだし、全体的な音色はやはりテクニカです。 音の立ち上がりの感じも驚くべき音質向上に寄与しています。 そして何よりも安定感が凄すぎる。 安定感って何?と訊かれそうですね。 この体感に言葉で表現をするのは難しいです。 機会がありましたら是非ご自身で聴いて感じていただきたいです。 この音質向上の立役者はヘッドシェルなのか、リードワイヤーなのかという疑問はナンセンスで、相乗効果と言って過言ではありません。 私が個人的に想像するには先述のまろやかさ、静粛性、解像度、スピード感はリードワイヤー、安定感はヘッドシェルが担当しているような気がしてなりません。 でも分業しているというよりはお互いが相乗的に作用してあのサウンドを醸し出しているのでしょう。 ただ残念な点が一つだけ。 私は元々 Audio-Technica AT33PTG/II はクラシック、ジャズ以外を聴くつもりで購入したのですが、RHS-1に装着してみて気付かされたことは音質が上品にグレードアップしてしまうため、そのカートリッジの持つ特性を如実に引き出してしまうことです。・・・RHS-1恐るべし。 視聴したレコードはリヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団のバッハ:協奏曲集、こちらはゲルハルト・ヘッツェル氏のヴァイオリンがお気に入りです。 DL-103と比べてしまうと温かさがもう少し欲しいと思うところですが、こちらはカートリッジの特性であり、むしろRHS-1に換えたことでとても上品に仕上がっています。 もう一つはBob Jamesの「Ivory Coast」。 こちらはAT33PTG/IIの良さが出ていて、バランスよくパワフルなサウンドを聴かせてくれます。 |
Koike Strings | 投稿日時: 2023/1/11 15:47 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2015/10/26 居住地: 投稿: 21 |
Re: RHS-1を使用しました 続レビューになります。
前回、残念な点が・・・と書きましたが、撤回いたします。 驚くなかれ、時間と共に音がまとまって音圧レベルもさらに厚くなったような印象を持ちました。 そしてクラシックの再生もまろやかで、Audio TechnicaのMG-10で聞いていた音とはまるで違う上質の音・・・カートリッジの価格一桁違うものに換えたのか、と思う程上質でエレガントな音になりました。 言うまでもなく、今回のRead WIREとシェルの功績であることは疑いの余地がありませんが、カートリッジそのものの底力を見せつけられました。 しかしこのRHS-1の存在がなければその実力は全く見えてこないまま、私の中では低評価で終わったかもしれません。 今もDL-103Rに戻さずにずっとこちらで聴いているのは言うまでもなく まだまだ進化を遂げそうな予感です。 |
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