年の瀬、待ちに待ったバージョンアップ到着
早速、電源を入れる。
以前より密度感がアップし音像がくっきりしてきた。
ただ音のエネルギー感が中高域に寄った感じ。

そこでやや内に振っていたスピーカーの角度を正面に向け
さらに外していたネットを取りつける。

すると、そこに現れた音楽の響きはどうだろう。
音場感というか臨場感に溢れ、しかも各楽器が
活き活きと響き、音が余韻を持ってよく伸びる。
微細な表情もニュアンス豊かに表現し、オケの音の重なりも
分離よくしっかりと伝えてくれる。
明らかに情報量が増えたことを実感させてくれます。

ということでウイーンフィルニューイヤーコンサートの実況を
満喫。そこで小澤氏のライブ盤を引っ張り出して改めて聴き直す。
典雅で馥郁としたウイーンフィルの響きに釘付けとなる。
拍手も眼前に生々しく広がる。手狭なマンションのリビングが
ホールになったよう。

今、キーシンのピアノでシューマンの謝肉祭に聴き惚れながら
まだまだ進行形、セッティングなどなど、さらなるトライを
試みようと思う次第です。