メイン [08-02. ルームチューニング]ルームチューニング RWL-3absolute&WS-1 WS-1による天井のルームチューニング | 投稿するにはまず登録を |
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Craft | 投稿日時: 2024/3/4 18:26 |
半人前 登録日: 2021/11/26 居住地: 投稿: 39 |
WS-1による天井のルームチューニング 皆さまこんにちは。
拙宅でルームチューニングに着手するに当たり、RWL-3 absoluteを導入することで、管理人K様が「化けた」と言われるほどに大きな音質向上を得たことを先に投稿させていただきました。 次いでの取り組みは、天井からの一次反射対策をどうするか、でした。 諸先輩方の中には、RWL-3 absoluteを天井に設置されている方もおられますが、拙宅では残念ながら、それを可能とする天井広さがなく、管理人K様にご相談させていただきました。 その際、管理人K様邸の天井に配置された、不規則な凹凸を伴った反射材をネット上で拝見し、最近のオーディオ雑誌にも掲載され受賞している海外製品かと思い伺いましたが、そうではなく、木材による特注品とのこと。発泡スチロールのような素材を設置すると、音の質感が損なわれてしまうとのことでした。アコリバ製品をお使いの皆様であれば、音の質感の重要性は言うに及ばす、と思います。 音の質感を損なわず対策する方法として、シルクを表面素材としたWS-1の天井への貼り付けをご提案いただきました。具体的には、拙宅で壁際に一列に並んだスピーカーとラックの直上に、中央に数枚と天井左右コーナーに1枚ずつ。また左右スピーカーからの天井の一次反射部位をリスナー位置から見つけ、数枚ずつ。という具合です。天井にA4サイズの軽く薄い鏡を両面テープで貼り付けながら場所を探りました。 WS-1は当初、拙宅のリスニング位置に対して右側がカーテン、左側が出入口ドア、といった非対称の音響反射環境であったことへの対応方法として、ドア側へのWS-1への貼り付けをご提案いただき、先行して2枚ほど購入していましたが、その他の複数のアコリバアイテム導入や音質評価を進める傍ら、未設置のままでおりました。そのため、この2枚に追加購入する形で必要分を購入し、すべてを天井に設置させていただきました。 設置にあたって有難かったのは、WS-1本体にマジックテープが四角の4か所に縫い付けられ、対になる側のマジックテープも付属していたことです。WS-1本体は軽いので、付属のマジックテープだけ十分に落ちることなく天井に設置が可能でした。ただし、本体と対になる側のマジックテープはシールになっており、そのまま天井に張り付けることもできるのですが、シールの粘着力に依存することは心元なかったため、シール側のテープをホッチキスで数か所打ち込んで固定することにしました。これにより設置後数か月たった現在でも、1枚も天井からおちることなく安定して固定されています。 さて設置後、機器周辺や天井直下で手をたたく、大きな声を出す、などしてみると、明らかに余計な反響が抑制されており、自身の耳に届く音がスッキリとしていることがわかりました。システムから実際に音出しすると、いつも聞いていた曲の印象が、似て非なるものへと変化していることを感じました。音のバランスとでもいいましょうか、高音から低音までスッキリとした音になり、特に低音は従前に比べて非常に整った印象でした。一聴、全体的におとなしくなった感がありましたが、聞き続けていくと、むしろWS-1設置前までの音は余計な反響音が付随して音本来以上の響きを伴って肥大化していたのだと気づきました。ソースに込められたスピーカーから直接届けられた音の響き・余韻として理解していたものは、室内環境によってもたらされた余分な反響、いわば雑音を伴った音であったことを理解しました。特に、管理人K様が本掲示板でご推奨されている録音のよいソースを聞くと、音の左右セパレーションや定位感などの音質の向上にもつながっていることがわかり、設置後の音がよりソース本来の音に近づいているものと感じました。 今回私が体験したような経験がなければ、人によっては、室内反響による音の肥大や余分な響きを、曲本来のダイナミズムととらえて好まれる方もいるのかもしれません。ただ、余分な響きはソース本来の音やその質を阻害(マスク)する要因になることは本掲示板を見られる方々にとっては自明のことと思いますので、それは大変もったいないことだなあ、と思いました。 管理人K様「WS-1は、使い方によってはRWL-3 absoluteを凌駕する効果を発揮します」とのこと。 拙宅のようにRWL-3 absoluteの設置の難しい天井などの部位、また一次反射対策としてのワンポイントの設置に、WS-1をぜひ一度お試しされて、ご自身のシステムの音がどのように変化するか確かめられることをおすすめします。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/3/15 14:18 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3368 |
Re: WS-1による天井のルームチューニング Craft さん
こんにちは。 RWL-3 absoluteのの導入で効果が向上しているということ、よかったですね。 >音の質感を損なわず対策する方法として、シルクを表面素材としたWS-1の天井への貼り付けをご提案いただ きました。 WS-1はシルクの中でも最高グレードを採用したというのです。 これは吸収と拡散とを兼ね備えてコンパクトな高品位なところは、何かを加えるのではなく本来あるもの、 失われていた音を引き出すという効果がまたいいですね。 自身もWS-1の効果はRWL-2(2台)とRWL-3(2台)計4枚を、スピーカーの後ろ側2台と中央に 2台設置しており、拡散と調音を行ない音像定位や音場の広がりや奥行き感、立体感が劇的に向上するのです。 そこに、絶大な吸収特性を誇るWS-1はスピーカー後方の左右と中央の低い位置に設置しているのです。 聴いてみると音場のニュアンスがふっと静かになり、澱み感も解消して静寂感な音だけが響くのです。 適度な潤いを保ちながら響きが明快で、ジャズは力強さがありキレ味が向上し、空気感までリアルに伝わって くるこの効果は抜群といっていいでしょう。 WS-1の設置条件のちょっとしたことで、その効果は狭いスペースでの定在波吸収に威力を発揮してくれるようで、 ノイズや付帯音、歪を減少し本来の音が生き生きと表現されてくる瑞々しい音色と正確な位相特性で、音量感や エネルギー感等その効果は抜群といっていいでしょう。 ここはより進化したRWL-3 absoluteも効果抜群でいいでしょうね。 |
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