メイン [02-01. シングルコアケーブルシリーズ]シングルコアケーブルシリーズ PC-tripleC スピーカーケーブル(バイワイヤーリング)の魅力 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2008/2/19 15:40 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3284 |
スピーカーケーブル(バイワイヤーリング)の魅力 皆さん こんにちは。
オーディオ機器だけでなくアクセサリー類にも嵌っていますが、好みの新しい製品が発売されると、何しろ真っ先に試してみたくなるのです。 現在のオーディオアクセサリー類も多種多様で、何をどのように取り入れてどう音質効果を高めるか、それはオーディオマニアであればチャレンジのし甲斐のあるものだと思います。 以前からスピーカーケーブルの種類はシングルワイヤータイプが多いのですが、その反面バイワイヤーリング端子付きのスピーカーシステムを使っているリスナーが多いのも確かです。 そういう私もシングルワイヤータイプとジャンパーケーブルで結線していたのです。 そこで今回よりクオリティUPのためアコリバ(シングルコアケーブル)バイワイヤーリング・ケーブルに挑戦したのです。 新しいスピーカーケーブル(SPC-PA)は非常にフレキシュブルで、取り回しも良好でした。 これは本格的なバイワイヤータイプで仕上げた優れものです。 本品はPCOCC-A導体を採用したということで、その音質効果は試聴したとたん見通しがよく、SN比がグゥーンと高いことが確認できるものでした。 どの音楽ジャンルのピアノ音もクッキリとした美しい響きで、リスニングルームの音場空間を穏やかな感じにしてくれるようでした。 また音質は確かにスッキリとしたニュートラルで明るい再現性を保ち、一音一音の解像度がハッキリ手に取るような感触で伝わってくるようでした。 実は今までシングルワイヤータイプのスピーカーケーブルにジャンパーケーブルを併用していましたが、このスピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤータイプ)で最初聴いた瞬間、あまりにもスッキリしているので低域感が出ていないように感じていました。しかし時間が経つにつれ段々と今まで体験したことのない低いところまで深く沈みこんでくるのが、ハッキリ聴き取れるようになってきたのには実に驚きでした。 その低音はダイナミックに一日一日量感のある低域感と解像度が増してくるのが確認できるものでした。 長年愛用してきたシングルワイヤーとジャンパーでの音は、骨太感が大変強いので、スピーカーケーブルとしては音の好みであり大変気に入ってもいました。 だが改めてこのアコースティックリヴァイブ製の本格的バイワイヤーリング・ケーブルで聴くと、全く次元が違った未知の世界が目の前に出現してくるのが実感できたのです。これが常に進化する時代の差でもあるのだと思い、心を新たにしたのです。 現在発売されているオーディオスピーカーの接続端子は、バイワイヤーリングが主力を占める現状を考えると、その対応にはスピーカーケーブルもシングルワイヤーケーブルとジャンパーケーブルとの併用でなく、使用するスピーカーに沿った本格的なバイワイヤーリングで結線することが最も理想で音質的にも有利ということは以前からも熟知していたのです。 しかし6年前導入した時点では、シングルワイヤとジャンパーの組み合わせで、その音を聴いて「これがベストだ!」と自負していました。 でも長年聴いていくうち次のような不満点があったのも事実です。そのケーブルでは量感はかなり出ている方で、その音は好みでもあったのですが、少々膨らんだ音の再現性が気になっていたのです。一定の低音の沈み込みはあるのですが、希望とするもう一つ深い低音の伸びが足りないような印象を持っていたのです。 実は低域感の沈み込む途中で息切れしたような再現性には、少々ストレス感も増していました。 そのことからジャンパーケーブルと結線での戦いが始ったのです。 ジャンパーケーブルでの音質効果は、よく言われているように逆起電力による音質の低下と情報量の損失をいかに最小限に止めるか、また、ケーブルの接続は高域からか、低域からかでも大いに迷っていたのです。低域に繋いで聴き高域に繋いでは聴き、また低域と高域の斜めタスキがけに繋いだりと悪戦苦闘の毎日でした。またそれを試せば音質が変わるので、より病みつきになっていったのだと考えられます。 こうしてシングルワイヤーとシャンパーケーブルの組み合わせと新しいバイワイヤーリングでの仕様で、改めて双方比較試聴すると一目瞭然だということが、ハッキリと聴き取れたのです。 この高音質を支えているのは導体の楕円形状PCOCC-A単線(シングルコアケーブル)採用の成果は勿論ですが、ここに採用されている真鍮切削加工にダイレクトロジウムメッキ鏡面仕上げのYラグプラグ(RYG-1)の高品位さも貢献度大で、このバイワイヤースピーカーケーブルに、かなり高音質効果的に寄与しているところが大きいのではないかと感じ取ったのです。 こうしてよりエージングに時間を掛けて聴いていくと、やはりシングル・コアーケーブル「SPC-PAバイワイヤー仕様」の優秀性と、その能力の凄さにただただ驚くばかりでした。 より好感を抱かせたのは、低域感はより引き締まりベースの音質も軽快に躍動感を伴って、各楽器の一音一音が鮮明に骨格をなし位相もピタリとフォーカスが合っていて、その質感や表情に滲みがなく、調和の取れたスッキリとした透明感のある心地よい響きは、今まで体験したことのない見事な音質に満足感を抱かせるものでした。 以上のことから現在使用のバイワイヤーリング仕様は想像を遥かに凌ぐ性能を発揮してくれているのです。 これはアコースティックリヴァイブの最新技術が盛り込まれたもので、聴感的に全帯域の粒立ちやほぐれのよさも鑑み、その音楽が持つ豊かな音は分厚く豊潤なバランスを保ち、聴いていても前方、左右、奥行とそれは広大な音場空間を描き出していて、そこに抜群の音質効果をもたらしてくれているのです。 また高域感も素晴らしい再現性でした。ニュートラルでありながらダイナミックレンジが広大で、ピアノ、ドラムスの質感と輪郭の明快な音質には、現在まで使用してきたジャンパーケーブルでは、「これ到底再現できない!」と思えるくらいの素晴らしい音質だったので、思わずその驚きと喜びとが交差しているようでした。今まで目の前に広がっていたモヤモヤ感が一瞬にして明るく開けていくような好印象を持ちました。 そこで女性ボーカルも聴きましたが、その声質と表現が繊細で鮮明に聴こえ、何時も聴くサ行での発音が、よりリアリティ感を伴って 目の前に迫ってくるようで、透明度が高く響きはたっぷりしていて、その上ニュートラルで滲みのない音に何より好感を抱いたのです。 これはどの音楽ジャンルにおいても、そのソフトが持っているニュートラルな本来の良さを発揮してくれることは間違いないと確信しました。 それにしてもスピーカーケーブルのバイワイヤーリング仕様によって、これだけの高音質をもたらしてくれた事が信じられないくらいです。 今ではこれバイワイヤーリングで聴くと、もうシングルワイヤーには戻れないと魅了されています。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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» スピーカーケーブル(バイワイヤーリング)の魅力 | RANZAN | 2008/2/19 15:40 |
ありがとうございます | 管理人K | 2008/2/19 23:59 |
Re: スピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤ仕様)の満足度 | TAKUMI | 2008/2/21 1:24 |
Re: スピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤ仕様)の満足度 | RANZAN | 2011/8/25 12:17 |
Re: スピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤ仕様)の満足度 | RANZAN | 2012/7/19 23:04 |
Re: スピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤ仕様)の満足度 | RANZAN | 2012/12/31 23:00 |
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