メイン [02-01. シングルコアケーブルシリーズ]シングルコアケーブルシリーズ PC-tripleC スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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PAKA | 投稿日時: 2014/8/30 14:47 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ みなさんこんにちは、PAKAです。
まずはじめに、先ほど2時間程かけて作成した投稿文がエラーにより消失してしまい少し憂鬱になりました(苦笑) みなさんも長文の投稿時はコピー&ペーストだけでなく、メモ帳などの下書きを残しておくことをオススメいたします。 つまらない愚痴を言ってしまい申し訳ありません。 本題に入らせていただきます(笑) XLRケーブルをPC-tripleC-FMへのバージョンアップしていただいたのに引き続き、スピーカーケーブルもPC-tripleCへバージョンアップしていただきました。 バージョンアップ完了から2週間程経ち、音も馴染んで本領を発揮してきたようですので感想を投稿してみようと思います。 これまでは旧PCOCC-Aが線材のSPC-PAを片チャンネル3m、2組使いバイワイヤリング接続をしていました。 バージョンアップの内容は、これまで使用していた2組のSPC-PAに端末処理していたYラグとバナナプラグ、スピーカーケーブル本体に使用されていたテフロンコーティング銅管やCSFチューブ、シルク緩衝材を再利用し、線材のみPC-tripleCに交換していただいたというものです。 改めて、これまで使用していた素材を無駄にせず、ユーザー視点に立ったコストで大変手間のかかるバージョンアップに対応してくださりありがとうございました。 交換後2週間が経ちましたが、接続当初から順を追って感想を投稿していこうと思います。 到着して早速接続をしてみました。 白い被服のケーブルがPC-tripleCです。 ちなみに、銅線が透けているケーブルが旧SPC-PAに使用されているPCOCC-Aのケーブルで、RSP-101というアクセサリーに接続しています。 写真を見て感じる方もいるかもしれませんが、パッと見ると新しいケーブルは旧PCOCC-Aのケーブルよりわずかに細く見えます。 ケーブルの太さが音質の良し悪しに直結するかは別にして、管理人Kさんとのメールのやりとりでケーブルの太さについて質問してみたところ、PC-tripleCケーブルはテフロン絶縁被服の厚みが薄くなっているため、PE絶縁のPCOCC-Aよりも細く見えるが、実際は1.8x1.4のPC-tripleC導体自体はほんの少しだけ太くなっている、とのことでした。 絶縁被服がPEからテフロンに改善されていることはもちろんですが、薄くなっていることも被服の音質的な影響を軽減するという意味でも、よりクセのない音が期待できそうです。 線材だけでなく、このような部分にまで飽くなき改善を追及するAcoustic Reviveの姿勢にはいつもながら感心しきりです。 また、そのメールの中でもう一点質問をしたのがファインメットビーズに関してです。 以前に何度か試作品のファインメットビーズ無しのRCAケーブルで、PC-tripleCのポテンシャルは十分に体験していたことから、スピーカー直近のケーブルにもファインメットビーズが必要なのか、興味と疑問がありました。 新しいスピーカーケーブルにもファインメットビーズを使用しているのか伺ってみると、スピーカーケーブルには音が歪んでしまうためファインメットビーズは使用できないとのことでした。 上記のようなお話から、たとえ優秀なファインメットビーズでも、やはり使いどころが大切なのだと思いました。 いつもながら前置きが長くなってしまいましたが、音の感想を投稿いたします。 接続当初の第一印象は、非常にスッキリとしたまとまりの良い音で、広い帯域でノイズ成分が無くなったために大幅にS/Nが向上し、これまで何かにマスキングされていた音が浮き上がってくるような感じです。 ただ、接続当初はXLRケーブルでも感じたように、少し表情が硬く、若干タイトな鳴り方の印象で、ふくよかさやゆったりとした要素が欲しく感じますが、これはエージングによって音が馴染んでくると解消されるのを何度も体験していますので、音の変化を楽しみながら鳴らしこもうと思いました。 特に、接続当初は我が家では中低域のもやもや感が解消されたためか、スッキリとした軽快さが勝って、重量感に物足りなさを感じましたので、使用環境によっては最初少し戸惑うかもしれません。 2週間経ち、約80時間程鳴らした今では、若干のバランス調整は行ったものの、上記のような重量感不足は全く感じず、旧ケーブルの時と比較すると、大きく密度感とスピード感が向上したリアル&ストレートな音に改善されています。 PCOCC-Aの旧SPC-PAとPC-tripleC版との現状での個人的比較総評としましては、まずは大幅なS/N向上が顕著で、とてもまとまりの良い安定した音だということです。 また、広い音場と高い密度感が両立して向上し、これまで以上にスケール感と臨場感を感じられるようになりました。 旧PCOCC-Aケーブルも鮮度感の高いストレートな音で素晴らしいクォリティを有していましたが、PC-tripleCはその音質を大きく凌駕しているのは間違いがありません。 ラインケーブル、スピーカーケーブルとPC-tripleCに交換することができましたので、いずれ電源ケーブルやその他アクセサリー類のPC-tripleC化もマイペースで実行したいと思います。 |
まさこ | 投稿日時: 2014/8/30 18:45 |
長老 登録日: 2011/2/21 居住地: 投稿: 648 |
Re: スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ PAKAさん、こんばんは!まさこです。
SPC-PAのtriple C化、おめでとうございます。 >ただ、接続当初はXLRケーブルでも感じたように、少し表情が硬く、若干タイトな鳴り方の印象で、ふくよかさやゆったりとした要素が欲しく感じますが、これはエージングによって音が馴染んでくると解消されるのを何度も体験していますので、音の変化を楽しみながら鳴らしこもうと思いました。 やはり初期は硬さがかんじられましたか!? 私のラインケーブルも初期は同じ様な印象でした。 個人的には、エージングによる変化度が、旧PCOCC-Aよりtriple Cの方が大きいのでは!?と感じています。 私もCDP〜プリ間が落ちつてきたらプリ〜パワー間をバージョンUPしていただく予定です。 いずれスピーカーケーブルもお願いしたい思いは多々ありますが、なかなかすぐには無理なので、私もゆっくりお願いしていきたいと考えています。 これからエージングが更に進んでいくと思いますが、またの投稿を楽しみにしています。 |
PAKA | 投稿日時: 2014/8/31 21:21 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ まさこさん
こんばんは、PAKAです。 返信をくださりありがとうございます。 新しいPC-tripleCのケーブルはエージングによる馴染みで、個人的には更にずいぶんと良くなる印象です。 以前の旧PCOCC-Aへの交換時は、今思えばそれまで使用していたケーブルが撚り線の一般的なものでしたので、PCOCC-A単線への交換によるクォリティの向上が大きすぎたために、エージングによる改善度に気が回ってなかったように思います。 今回の比較対象が、十分にエージングされたそのPCOCC-A単線のケーブルなので、余計に感じたのかもしれませんね。 私も今後もマイペースでPC-tripleC化していこうと思います。 まさこさんのご投稿も楽しみにしています。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/9/4 23:41 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ PAKAさん
こんばんは スピーカーケーブルのPC-Triple C化は狙い通りの効果を発揮したようですね。 オフ会に間に合うようにエージングを進めておられたようですが、ようやく音が落ち着き馴染んできたころでしょうか。 PCOCC-Aよりも導体が細く見えると伺っていましたが、写真をみてもハッキリと分かります。 それでも導体自体の太さには殆ど差がないのですね。 被膜が薄いという事でしたら、取り回しは以前よりもしやすくなっているのでしょうか? どの信号ケーブルも大切ですが、SPケーブルはスピーカー再生の最後の信号ケーブルですので導体による音の違いが一番分かり易いのではないかと思います。 PC-Triple Cの高S/Nと低歪の効果のほどがPAKAさんのご感想から想像されます。 私もPC-Triple Cの切り売りSPケーブル(SPC-REFERENCE-tripleC)をパワーアンプの電源ケーブルとして試していますが、まず雑味のなさに驚きました。 非常にスッキリしてボリュームが小さくなったような印象を受けましたが、出るところは出て引っ込むところは引っ込んで、これが本来の演奏だと思える音が聴こえるようになりました。 一聴して直ぐに分かるのが、ヒスノイズがハッキリと聴き取れるようになったことで、以前はどこかマスキングされた部分があったのだと思います。 また演奏ノイズなども明瞭になり、録音物から生に近いニュアンスをより感じられるようになりました。 電源ケーブルにはファインメットビーズは使っていませんのでPC-Triple C導体の優れた特性のお蔭であることは間違いありません。 これで6,000円/m(税別)という事ですからコストパフォーマンスはとても良いと思います。(絶縁体はテフロンです) 現在使用中のPCOCC-Aケーブルをどれからバージョンアップするか非常に迷うところですが、PAKAさんの投稿を拝見するとSPC-PAも良さそうですね ※ 切り売りの電源ケーブルとしては、PC-Triple C導体を用いた新ケーブル(POWER STANDARD-tripleC8800)がラインナップされています。 http://www.acoustic-revive.com/japanese/cable/ |
PAKA | 投稿日時: 2014/9/8 8:16 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: スピーカーケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップ zappa1993さん
おはようございます、PAKAです。 返信をくださりありがとうございます。 いつもすぐにお返事ができず申し訳ありません。 最近は休みの日くらいしかしっかりと鳴らしていませんが、音もずいぶんと安定し、鳴らしこみによる変化も感じられないので、本領を発揮できる状態にまで馴染んだのではないかと感じています。 導体の太さに関しては、パッと見ると明らかに細く見えるのに反対に線材自体はわずかに太くなっているというのには驚きました。 取り回しは特に旧SPC-PAと比較して特に大きな変化はないように思います。 先端以外の部分は、フレキシブル銅管の方が取り回しへの影響度が大きいように感じます。 このシリーズのケーブルは、柔軟さと形状記憶を併せ持っているので、ラック裏での取り回しのし易さも隠れた長所ですよね。 XLRケーブル、スピーカーケーブルと導入してみて、PC-TripleCの音の個人的に感じる大きな利点は、とにかく非常に全体のまとまりが良く安定しいて、出しゃばる帯域がないのでこれまでマスキングされていていた音が浮かび上がってきてS/N感が大きく改善される部分と、帯域内の散漫だった部分がぎゅっと凝縮されて、密度感や厚みが一層強化されて音の実在感が増すというところです。 zappa1993さんは、SPC-REFERENCE-tripleCをパワーアンプの電源ケーブルに使用されているということで、私はまだPC-TripleCの電源ケーブルは未体験ですが、恐らくラインケーブル類と同様の音質傾向に改善されるのではないかと思います。 また聴かせていただけるのを楽しみにしています。 ケーブルのPC-TripleCへの更新は間違いなく大きな音質改善につながり、電源ケーブルなどもPC-TripleC化してみたいですが、他にもやってみたいこともありますので、どれを優先するか贅沢な悩みとなっています。 また色々とお話し聞かせてください。 |
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