たった一枚のシートで音質大悪化

２０１１年１月２５日
　
　スタビ　　様
管理人Ｋ　様
　ハマダ　　様
皆　　　　様
　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｓ．Ｓ
　
　スタビさん、皆様、今晩は

　２２日は大クリニック大変ありがとう御座いました。

その後夜ずっと聴き込んでいるところで寝不足です。

週末にはクリニック記を書き投稿させて頂きます。

　それは、それは、素晴らしいクリニックでしたが、もし気がつかなければチューニングの方向を誤ったかもしれないとんでもないものをラックに置いていたのです。

















サンシャイン（ＡＢＡ）の制振シートＢ−４０です。
後でのべますが、別のところで使って音は全くだめだっだのですが、購入したばかりで捨てるのはどうかと思い写真の様にＤＡＣのボードの下敷きとして置いていただけでのものです。この状態では聴いてはいません。ラックに敷いていただけです。

















　今回のクリニックは、ピュアシルクアブソーバー「ＰＡＳ−１００」やクォーツレゾネーター「ＱＲ−８」にてのチューニングが主で、私の駄耳でも、ほぼ満足と思える状態は何回かありました。
　
　が、時々高域がやや硬め、低域の応答がやや悪いかなと感じる事もありました。

　スタビさんは最初からかなり変だと思っていたようで、これを見つけた時は大変喜んでおられました。

　低域のもっさり感が大変気になっていたと言っておられました。


　取り外して聴いた音は大変すばらしく、総ての音が生き生きとして、クリプトン球の効果もあってか、我が家で鳴った最高の音になりました。


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　さてこのシートの事です。

クレルＭＤ−１に使用していた自作アンダーボードに限界を感じ、管理人Ｋさんに相談しＲＡＦ−４８に更新を検討していました。丁度連絡が取れない時に、出張がありその帰りに秋葉原のお店でその音飛びの話をしたところ、これは良いですよと薦められました。持ち帰り、ＣＤＰの下に敷き聴きました。

　音飛びは見事に解消しましたが、音は私の駄耳にも酷い音でした。

１：低音が塊り迫力は凄いが分解は０
２：中高音がなまり、ピアノが手袋をして弾いているようで立ち上がり感がない
３：透明感がなく濁った音場

　が感じたところです。１９日にはＲＡＦ−４８を入手しました。
自作のアンダーボードは物置に、１２メッシュの石英粉は、畑の土深く埋めました。ボードは前述の状況でした。今は物置です。
　　　　
　ＲＡＦ−４８とはとても比較できません。
　
　ＲＡＦ−４８は素晴らしいです。


　前にも、スタビさんが書かれていましたがバナナプラグのネジ部に磁性体を使った事によって音が台無しになった話や、今回の制振シートの件で、考えさせられました。
　確かに制振と言うことに関しては完璧です。このシート自体の音もほとんどしません。しかし音は最低です。
　これがアクセサリーとして販売されて、購入する人もおります。お店の人の話ではよく売れているそうです。
　どういう気持ちで聴いているのでしょうか？またこれを凄いと評する評論家の方もおられます。どこが良いのでしょうか？
　私も、アコリバ化に取り組んでいなくて、管理人Ｋさんやスタビさんの様に良く音の解った方と知り合いになっていなかったらこのシートにより音飛びの無くなった効果だけで音が良くなった思うかもしれません。

いや多分思うでしょう。

私には大変難しい問題です。

　今回の件で、ますますアコリバファンになりました。

以上

SSさん

今晩は、スタビです。

先日は、ながながお邪魔しまして申し訳有りませんでした。
私も他の方のシステムにて、QR-8やピュアシルクの効果を実感出来て有る意味参考になった部分も有りました。

私が音を判断する上で基本としているのは、システム構成とアコリバアクセサリーやケーブルの使用度合いで出て来るべき音が、どの様な音になるべきかが音の基準になっています。

SSさんのシステムは、正直私が経験した事がないシステムです。
スピーカーも自作でラック等の自作です。
ですが、アコリバアクセサリーやケーブルの使用度合いを考えれば間違い無く出て来るべき音の基準が思い浮かびます。

今回お邪魔した歳に、最初の音出しから正直違和感を覚えました。
ですが、QR-8とピュアシルクの使いこなしでどうにかなると判断した次第です。
透明度と分離は以前お邪魔した際より向上していました。
ですが、音の密度や躍動感が足りない感じを受けました。
その音の密度と躍動感をQR-8とピュアシルクで調整を行った次第です。
ですが、何故か不満に思える部分が正直幾つか有り心の中で不満に思っていました。

その不満は

大きい部分では、音の質感と躍動感の悪さです。
細かく書けば、音場が少ない・使いこなしでを行っても定位がいまひとつ・濁り感が残る・立体的な空間が深くなりきれないなどが上げられます。

正直使いこなしを行って随分と音質の改善は出来ましたが、正直不満足な部分が有り納得が行かず帰る処でした。
最後にとシステム全体に目を向けた時に、木のラックの中に黒い板の様な物を発見しました。
正直なんだか違和感を感じ目を凝らすと、正直私は目を疑いました。其処には、以前には無かった制振シートＢ−４０が有りました。
此れを見た瞬間に、これですべてが解消出来ると確信した次第です。

何故なら、私もこの制振シートを使用した経験が有ったから、そのシートの影響を充分に知っていたからでした。
一言で言えば、悪い言い方ですが音が死にます。
使用すると、まず最初に感じるのは躍動感の意味を間違えている人は勘違いしますが、躍動感が完全に無くなります。
音の響きや伸びが伸びきらず非情に早く響きが消えます。
音に濁り感も残り、音もシステム側でへばりついているい状態です。
正直書ききれない程の悪い部分が出ます。

このシートを使用すると、たった1枚でもアコリバアクセサリーを使用しても音が完全には良くならず間違った音を出す結果に成ります。

震動を無くす事は確かに必要を感じます。
ですが、その方法次第では音は全然駄目になります。
このシートを手で叩けば、其処に出て来る音を理解出来ます。
濁りながらボコ！ボコ！・・・。
確かに音は止まります。
ですが、叩いた音が止まると言う事は楽器類の倍音も止まるという事です。

このシートを外しただけで、一つ一つの音に生命がみなぎり、躍動感が出て音の分離が良くなり、立体的な空間も深くなり、音場は左右上下・手前と音が押し寄せてきます。生き生きとした音になり本来のアコリバサウンドが其処に展開していました。
特に音の質感の良さが際立ちます！

前にも書きましたが、悪い物は何処に使用しても悪いものです。
システムに直接使用していなくとも、間接的に使用すれば間違い無く音に多大なる影響を及ぼします。