メイン [03-03. AC電源関連]電源ケーブル POWER STANDARD-TripleC-FM / AC2.0TripleC POWER REFERENCE インプレッション | 投稿するにはまず登録を |
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papa | 投稿日時: 2011/3/9 14:50 |
新米 登録日: 2011/1/6 居住地: 投稿: 14 |
POWER REFERENCE インプレッション 管理人Kさんからシングルコア・電源ケーブルを試聴させていただきましたので、ご報告します。
いやはや、昨今のオーディオ雑誌には、様々なケーブルの試聴記が百花繚乱。 ケーブル専門誌なんてのもあるくらい。 「高音域がつややか」だとか「驚異的にハイスピード」とか、「低音の押し出し感が圧倒的」とか、ケーブルごとの音質の特徴が魅力的に解説されて、悩みは尽きません。 オーディオショップでは、「お客さんは、どんな音が好みなんですか?」「じゃあ、このメーカーのケーブルですね」といった具合。 どうも好みの音質に脚色するのが、ケーブルというアクセサリー、ということのようです。 一方、アコースティックリヴァイブのシングルコアケーブルは、ラインケーブルも電源ケーブルも、音質自体を変えることはありません。 ケーブルの中を信号が通ると、振動や電磁波、迷走電流など様々な原因で、信号は汚れて行きますが、この信号の劣化を最小限にとどめる「部品」が、アコースティックリヴァイブのケーブルだと思います。 その効果は、ネガティブ要素を取り除くことによる音質の向上であって、なにも足してはくれませんが、信号系での「汚れ」が乗っていない再生音は、たとえ普及価格帯のアンプやプレーヤーであっても、「こんなに高精度でピックアップして、こんなに高品質な増幅をしてくれていたのか」と驚かされます。 さて、試聴です。 音場の空気が澄み、奥行きが非常に深くなるのですが、エコーが増えて、ただ暗く広くなると言うのではなく、明るく見渡せる、明瞭な奥行き感が現れます。 ハイビジョンにでもなったように、SN感が向上して、とても静寂。 空間の中に各楽器のパートが、ぽっと浮かび上がります。 今まで見過ごしていた微弱音が聴こえるようになり、「こんな音が入っていたのか」と驚かされます。 信号に乗った不整高周波が音楽信号と干渉すると、ボーカルやストリングスなどにときどき「きつさ」を感じさせるのですが、このケーブルは、エッジの明瞭さはそのままに、そういった「きつさ」とは無縁になります。 ストリングスは、弦、一本一本のキメが見えるようです。 穏やかだけれど明瞭、とても自然な、人工的ではないリアリティを聴くことができます。 電源ケーブルを通った電力が、紆余曲折あってスピーカーまで到達するわけですから、ここで余計なものを拾ってしまえば、「聴こえなくなり、見えなくなる」のは当然です。 デフォルメされていないCDの信号が、どんなにリアリティを持っているのかを聴かせてくれて、「音の好み」などナンセンスと思えてくる、そんなケーブルだと思います。 またしても、買わざるを得ないな、こりゃ。 ちなみに試聴システムは、CDプレーヤー:DENON1650 プリメインアンプ:アキュフェーズE−408 スピーカー:B&W804 電源:200VをNSトランスでコンバート リファレンス電源ケーブル、「アイソクリンパワー・オートフォーカス」との比較になります。 |
管理人K | 投稿日時: 2011/4/20 20:26 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: POWER REFERENCE インプレッション papaさん、こんばんわ。
返信遅れて大変申し訳ございません。 >ケーブルごとの音質の特徴が魅力的に解説されて、悩みは尽きません。 ですよね。悪い製品なんかなく、全部素晴らしい製品みたい でも実際は、 「高音域がつややか」= 高域が歪んでぎらついた音 「驚異的にハイスピード」= ハイ上がりのしゃくれ上がった音 「低音の押し出し感が圧倒的」= 膨張したブーミーな低音 てとこでしょう。 >「お客さんは、どんな音が好みなんですか?」「じゃあ、このメーカーのケーブルですね」といった具合。 本当に判断能力があった上で商売度外視で薦めてくれる店があれば「オーディオノーベル平和賞」をあげたいくらいですね。 >どうも好みの音質に脚色するのが、ケーブルというアクセサリー、ということのようです。 ユーザーの好みが確立していて尚且つメーカーや店側の判断能力が確立してる事を前提とした場合、それは成り立ちますが・・・。 仮にケーブルの音質傾向だけを掴んでいたとしても、粗を粗で隠す的な使い方では本当のクオリティUPは実現出来ませんね。 papaさんが感じ取って頂いた通り、弊社ケーブルは何も足しません。 ノイズや付帯音、歪みなどケーブル伝送におけるネガティブ要素だけを取り除き、帯域バランスの変化やキャラクターの付加などは一切しません。 それがオーディオ機器の本来の性能、更にはオーディオ機器の持ち味、魅力を引き出す事に繋がります。 オーディオ機器は多かれ少なかれ、それぞれの機器が固有の音色や味を持ちます。 それをケーブルで塗り潰してどうするんですかね? また、帯域バランスを補正したいのであれば、ケーブルではなくイコライザーですればいい事です。 イコライザーを入れる劣化よりも、酷いケーブルを入れる劣化の方がずっと酷いですからね。 |
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