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   [00-03]音楽全般
     原寸大で鳴らせる!!
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2008/3/12 14:12
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
原寸大で鳴らせる!!
自慢のオーディオシステムで楽しい音楽を聴くとき、各リスナーそれぞれ音の好みはあると思います。またあって当然だと思います。

何時も音楽はオーディオ的に「素晴らしい音で聴きたい!」という願望から、自分好みの音質の良いジャズCDを聴いています。
特に好きなのはピアノ・トリオ、女性ボーカル、ワンホーン・カルテット、ビッグバンド等々です。
そのためCDアルバムは音質がいいヴィーナスレコードのジャズ・アルバムを比較的多く聴きます。(以前のブルーノートのような音がいいですね)

何時聴いても感心させられるのは、内容の良さもさることながら、目の覚めるような「ハイパー・マグナム・サウンド」録音の素晴らしさでもあるのです。
音はとてもクリアだし、聴いていて心地よく実に楽しいと思えるのです。
ヴィーナス・ジャズの魅力のひとつは、何といってもその音作りでのサウンドの迫力、ライブ音のパワーをCDでも表現したいと言う制作デレクターの願望から生まれたと聞いています。
それが現在も多くのジャズファン、オーディオマニアを惹きつけているのだと思います。
そのサウンドを耳にすると、ジャズにもっと大切なものはパワーとエモーションなのだということでが分かるのです。
現在のジャズ・シーンでヴィーナスレコードが果している役割は、とても大きなものであり、厚みがあり響きのいいピアノ、どっしりしたベーストーンと繊細でシャープなシンバル&スネアの絶妙な切れ味なのです。

その素晴らしい録音によって、各アーティストがもっている強烈な個性が何倍にも膨らんでゆくような印象を受けるのです。
ジャズCDを「楽器原寸大の音で鳴らす!」ということは非常に難しいことです。しかも今時家庭でそんな音量で鳴らせる人も少ないのではないでしょうか。鳴らせる人が少ないのでヴィーナスの底力を本当に知る人は少ないと思うのです。
しかしピアノ・トリオ編成なら比較的原寸大に近い音力を楽しめるのではないでしょうか。

私もオーディオにおいて楽器の原寸大の大きさで聴きたいという願望から、常にチャレンジ心を持ってトライし続けています。
ジャズ・ベースの骨太でゴリッとしてダイナミックな重低音と、シンバル&スネアの繊細で透明感があって解像度に優れた高域感の実現に向け、より好みの音質が再現できるよう、日夜各ケーブル類、電源関係、アクセサリー等々において改善を重ねてきたのです。(幸い原寸大の音力で鳴らせるリスニングルーム等の環境が整っていることも貢献しています)

では、音量を上げて聴くことが出来ない場合はどうしたらよいのでしょうか。それはスピーカーに近寄りステージの最前列に座っているのと同じ状況にすれば、「音場の左右感」「奥行感」等々、オーディオ用語が氾濫する録音評などに惑わされず、ただひたすらにミュージシャンと楽器の存在を伝えようとするヴィーナスレコードに、惚れこんでいるのです。

管理人K
投稿日時: 2008/3/13 1:25
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: 原寸大で鳴らせる!!
RANZANさん、こんばんわ。

ヴィーナスレコードは、現代のJAZZ録音が忘れつつあった、
昔のルディ・ヴァンゲルダー録音に通じるようなエネルギッシュで
骨太なサウンドを目指した、ハイパーマグナムサウンドと呼ばれる
独自のマスタリング技術に特徴があるようですね。

私はかなり前に購入したアーチー・シェップの「トゥルー・バラッド」というアルバムにおけるアーチー・シェップの野太いサックスの音に嵌った事があります。
このアルバムや女性ヴォーカルものなどでは比較的クリアな録音、マスタリングもあるのですが、その他のヴィーナスものはJAZZ版ラウドネスウォー的な音圧主義を感じてしまうものも多いように感じます。

ラウドネスウォーに関してはこちらをご参照下さい
http://jp.youtube.com/LoudnessWar

余りに音圧主義に偏ってしまいますと、本来のピアニストによるピアノのタッチや音色まで再現するのが難しくなってしまい、皆同じようなピアノの音色になり兼ねなくなってしまう恐れがあります。

一時期のヴィーナスや初期のM&I、澤野工房の一部などのソフトでこの傾向を感じました。
私は以前に1ハンドレット・フィンガーズという10人の一流JAZZピアニストが入れ代わり立ち代り同じピアノを弾くというコンサートを富士通テンさんのご厚意で観に行く機会があったのですが、そのコンサートにおいて、それぞれのピアニストが奏でる音色が見事なまでに違うのにビックリした事があります
物理学者は奏者によって楽器の音色が変わる事はあり得ないと言うそうですが、それは大きな間違えだとあのコンサートを聴いて思いましたね。

歪みや混濁が出るまで録音やマスタリングでの音圧レベルを上げてしまうと、本来のピアノなどの楽器の音色やタッチの差、ニュアンスの差などが出なくなってしまい、全体に混濁し、音像も膨れて滲んでディティールが出にくくなり、明瞭さや演奏の陰影や抑揚なども薄れてしまいます。

出来るならば適性音量、音圧に仕上げて、アンプのボリュームを上げる事で音圧感やエネルギー感が出るようにされた方が、もっともっとクオリティの高い音に仕上げる事が出来ると思います。
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