メイン [02-01. シングルコアケーブルシリーズ]シングルコアケーブルシリーズ PC-tripleC POWER REFERENCE 試聴レポート | 投稿するにはまず登録を |
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ヴァン | 投稿日時: 2012/2/6 10:00 |
新米 登録日: 2012/1/30 居住地: 投稿: 3 |
POWER REFERENCE 試聴レポート はじめまして、初投稿となります。よろしくお願いします。
製品貸し出しキャンペーンでお借りした電源ケーブル、POWER REFERENCEについて感想を述べます。 機器の性能が電源環境(電源ケーブル)によって更に引き出されるという事はすでに知っていましたが、 POWER REFERENCEは、その確信をより揺るぎないものにしてくれました。 アンプに繋ぎ、その音を聴いた時にまず感じたのは「生命力」でした。 バランスが高域・中域・低域のいずれかに偏る事なく、流れてくる音楽そのものに活力が与えられ、実体感が増しました。 結果、これまで以上にリアリティのある演奏を耳にすることが可能となりました。 電源ケーブルは高価なものになればなるほど、良い意味で長所となる特徴を、悪い意味では使いどころに悩むクセを持つものです。 が、POWER REFERENCEは、そういった一長一短となり得るものをひけらかす事なく、あらゆる点において音のグレードを底上げしてくれます。 POWER REFERENCEを導入する事によって、たしかに解像度は高くなりました。が、それのみに固執して不自然な音離れや神経質なまでに分析的な鳴り方にはならず、増加した情報をあくまでも"音楽"として提供してくれるのです。 また、音に厚みやエネルギー感が生まれましたが、ただ迫力やノリの良さだけを追い求めて大局を見失うような事にはなっていません。それら「動」の要素と同時に、繊細さや温かみといった「静」の要素も兼ね備えているのには脱帽です。ノリ良く聴きたい時にはノリ良く、心地良く聴きたい時には心地良く。それを両面でこなしてくれる電源ケーブルはそうありません。 総合力の高さ。まさに、そういったものを感じます。これを中庸とか無個性とかいう言葉で表現するのは安直に過ぎるでしょう。そういった次元の話ではなく、機器の性能を引き出すのに最高のポテンシャルを秘めている、無欠のケーブルと評したほうがまだしも真実に近い気がします。実際、POWER REFERENCEを導入して、欠点と思えるような部分はほとんどありませんでした。それほどにバランスが良いのです。 それでも、あえてこのケーブルの特徴を挙げるとするなら「鮮烈な音」の一言に尽きます。アンプの電源をオンにしてCDを再生した瞬間、色鮮やかで彩りの豊かな音がダイナミックに響いてきます。それぞれの楽器が生々しく、違和感なく、エネルギッシュに鳴り渡って、音の起伏や感情を伝えてくれるのです。 音楽を味わうのに十分な性能と、それ以上に鮮烈な生命力と躍動感。彩りに満たされた音の世界を約束するケーブル、それこそがPOWER REFERENCEなのだと感じました。 |
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