「吾が西方の音」（３）
クラシック音楽番組放送
クラシック音楽を、良い音で聴きたくて、オーデオ遍歴を始めてから、ほぼ半世紀になる。最近、吾が装置の再生音に、ほぼ満足できるようになり、関心は、もっぱらクラシックソフトの充実に移っている、オーデオメーカーの「エソテリック社」が、過去の名盤をＳＡＣＤで復刻して以来、評判を呼び、他社も追随しだし、再びＳＡＣＤの復活の兆しが見えてきた。しかしながら、ＣＤに比べれば、その曲数は甚だ少なく、選択の余地は限られてくる。ＳＡＣＤの高音質を聴いた後では、もはや、ＣＤの購入には躊躇いがある。今は、｢名曲・名盤３００選｣などを読みながらＳＡＣＤによる名盤の発売を気長に待っている。其の間の渇きを埋めてくれるのがスカパーの「スターデジオ」の音楽専用番組放送であり、１００チャンネルの音楽番組の内、８チャンネルがクラシック音楽専用に割り当てられており、「４３９ＣＨ」ライトクラシック。「４４０ＣＨ」クラシック作曲家・演奏家特集。「４４１ＣＨ」ヒーリングサウン。「４４２ＣＨ」交響曲、管弦楽、協奏曲。「４４３ＣＨ」室内楽、器楽。「４４４ＣＨ」バロック、古樂。「４４５ＣＨ」歌劇、声楽曲。「４４６ＣＨ」洋楽最新ヒットと、一日中放送しており、毎週、新曲に更新される。多分、このような多チャンネル専用放送は、他にあるまい。曲数が豊富な為，聴き逃すことも多いが、今まで聴いたことのない名演奏に遭遇する幸運も多々ある。又、息抜きには、他のジャンルのＣＨも楽しむ事ができる。受信料が、月２千円弱と約ＣＤ一枚分なのが嬉しい。この放送をより高音質で味あう為に、受信機からのデジタル出力を、ＳＡＣＤプレイヤーで、アナログに変換して再生している。
最近、この受信機の付属の電源コードを「ＡＣＯＵＳＴＩＣ　ＲＥＶＩＶＥ」のＰＯＷＥＲ　ＳＴＡＮＤＡＲＤ　ＭＧに変えた。受信機と値段がほぼ同じなのが気になったが、再生音の雰囲気がより良くなり、時には、ＳＡＣＤを聴くより纏まりが良く、以前より聴く時間が増えている。偶々、ジャズ放送を聴いたが、これがまた、良いのである。　つづく

西方の人さん

「吾が西方の音」シリーズ、楽しんで拝見させて頂いてます。

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