今回、SPC-Fを手に入れられましたのでSPC-PAにグレードアップして頂きました。
これでケーブルはオール上位アコリバケーブルになります。

まず外観的なものとしてそれまで利用していたのはSPC-REFERENCEですが、それと比較してSPC-PAのほうが柔らかく取り回しはしやすいのです。

音質についての感想もSPC-REFERENCEとの比較になります。
１００時間以上鳴らしエージングもおおよそ終えケーブルを取っ替え引っ替えしての最初の感想としてはSPC-REFERENCEのほうが音圧が強く、若干の濁りを感じるというものでした。大音量にしての比較だとREFERENCEでは高音が耳に突き刺さるような音でもSPC-PAだとなんの問題もなく聞こえます。ケーブルの内部構造を見た印象からかもしれませんがSPC-PAの音のイメージはシルキーな柔らかい音というものです。ただこの比較においてはREFERENCEとPAにはそれほど大きな違いは感じませんでした。どちらかと言えばPAなのですが価格の違いを考えるとREFERENCEのほうがはるかに良いなと感じました。

しかし、その後、左右別々のケーブルで左だけ鳴らした音と右だけ鳴らした音を一瞬で切り替えるという方法で比較したところ上記の印象は一変し、SPC-PAのほうが圧倒的によく感じました。この比較によるとPAに比べるとREFERENCEは音がモヤモヤしており荒々しい印象です。（あくまで比較においての話です）これは今までREFERENCEだけを使っていた時には感じなかった感覚でした。

どうも、私は初心者かつたいして耳がいい訳でもないのでケーブルを取り替えている僅か数分の間でも頭の中で音の記憶を正確に維持できないようでした。後から聞いたほうがよく聞こえるというのも影響しているのかもしれません。

こんな具合ですのでオーディオイベントでのケーブル比較試聴など周りもガヤガヤしていますし、また聞いたこともない曲だったりすることもあり、一層判断が難しいだろうということで他社も自宅視聴ができるように貸出制度が整えばいいなと改めて思いました。投資に対して確かな効果が出たことを実感できたことは満足なのですが、今後機器をグレードアップさせていくにあたり、店で視聴して正確に判断できるかどうかが不安になりました。

ヒロキさん

こんばんは
zappa1993といいます。
確か2度目でしたね

レポート拝見させていただきました。

ケーブル等を変更するときの聞き分け方ですが、JAZZのトリオ演奏やアコースティックギターやピアノとボーカルというようなシンプルな音源の方が耳に入る情報も少なくて違いが良く分かると思います。
短時間の比較試聴は思い込みが入る可能性もありますので、何日か同じケーブルを使い、変更後も同じ期間使う。
これを2，3度繰り返すことで、違いがより理解できると思います。

イベント等の試聴ですが、私もこれは苦手な方です。
聴かせてもらっているという意識が働いて、音楽に集中でないことと、試聴環境が全然違うため参考程度にしかならないためです。
そういう意味では、無料貸出は大いに意味のある制度だと思います。