アコリバさんの昭和の歌謡曲リマスターＣＤに触発されて　自分のアナログのレベル向上を企んで　プレイヤーからフォノイコ間のケーブルを題名の様に変更してみました。元々のＬＩＮＥ-１．０Ｒでも特に不満を感じていたわけではなく　ＣＤのどうしても感じてしまう誇張感（音の輪郭）に対して　ＬＰの方が余韻が自然と思っているし・・・。
さて本題の比較結果ですが　どちらも色付けを感じない音色であり
変化を感じにくい結果であり　ちょっと期待外れの始まりでした。
廉価版の出来がいいのだろう。きっと。
でも聞き込んでみると　やはりＲＣＡ-1,0ＰＡの方が情報量が多く
音の厚みが増していて　好きな女性ボーカルでは声の質感が向上して　より丁寧に歌っているように聞こえてきます。普通の人からすれば大きな違いではないとは思いますが　一回聞いて終わってしまうか　もう一回聞きたくなるかはこの辺の積み重ねと思います。
楽しいか普通なのかの違いでしょうか。
比較結果の結論ですが　ＲＣＡ-1.0ＰＡのクオリティーをＬＩＮＥ-１．０Ｒは持っていると思います。でも少しだけＲＣＡの方が
上でしょう。お世辞ではなくそれほど完成度が高いと思います。

熊本駐在人さん

はじめまして
zappa1993と申します。

レビュー拝見させていただきました。
誇張が無く少ない言葉で両者の違いを的確に言い表しておられますね。

＞さて本題の比較結果ですが　どちらも色付けを感じない音色であり
変化を感じにくい結果であり　ちょっと期待外れの始まりでした。

全く同じ方向性の音であるためそう感じられたのではないでしょうか。
これは味付けで音を作っているのではない事とも関係あると思います。
しかし、RCA-1.0PAはその方向性がより明確になる事で、微細な表現や質感が向上し、音楽から受ける印象が変わります。
これはわずかな違いだと言われればそれまでですが、この違いが分かる感性を持った者にとっては、音楽の楽しみ方に大きな変化をもたらします。

私もRCA-1.0PAを愛用しています