メイン [00-06]アナログレコード TechDAS Air Force One !!! | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2013/2/13 21:33 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
TechDAS Air Force One !!! 昨日、とある評論家宅にて凄まじいアナログサウンドを体験してしまいました。
TechDASのAir Force One 大統領専用機と名前からして凄いこのアナログプレーヤーの音を実際に聴かせて頂く事が出来ました。 詳しい情報はこちらをご参照下さい。 http://stella-inc.com/10techdas/index.html このTechDAS Air Force Oneを扱う代理店の社長さんは昔、マイクロ精機の銘機8000番を開発された方です。 TechDAS Air Force Oneはマイクロの8000番を現代の最新技術や素材を総動員して作り上げた究極のアナログシステムと言うことが出来ます。 私はこのTechDAS Air Force Oneは雑誌でしか観たことがなく、実物を観るのも音を聴くのも初めてでしたが、最高の環境にて聴かせて頂いた評論家先生に感謝です。 この評論家宅に伺うのは約半年ぶりでしたが、前回聴かせて頂いたアナログレコードをこのAir Force Oneにてかけて頂くことにしました。 私、音の記憶には自信がありますので(笑) 出てきた音は・・・全然違う!なんじゃこりゃ!! 極めて正確な位相、立体的でエネルギーに満ち溢れた音像、広大なセパレーション、明らかにこれまで聴いたことのない別次元の音です! アナログ的な曖昧さは全くない精緻な音でありながら(デジタル以上に正確とも言えそう!)有機的且つエネルギー感の高い音に驚くばかりです。 厳格な音という意味では以前に寺垣氏プレーヤーでも感じたことがあるのですが、このAir Force Oneは厳格でありながら有機的な生々しさや音楽的な熱さや暖かさまで感じさせる違いがあります。 余りの違いに狐に抓まれた気分の私は、再確認として前回聴かせて頂いたアナログシステムにて同じレコードをかけて頂きました。 そのシステムのアームは以前にこの掲示板でも紹介させて頂いたろラッキングエラーがないという構造の正確無比な音質が自慢のものです。 極力同条件で試聴したいということでフォノイコライザーはAir Force Oneが繋がっていた同じものに繋ぎ変えて頂きました。 ところが・・・! 出てきた音は、え〜!何これ!? 位相は狂って前後関係が曖昧になってるわ、低域は膨張してディティティールが消え失せてしまうわ、バスドラのアタックは潰れてショボくなってしまうわ・・・。 前回あれだけいい音だなと感じていた音はこんな音だったのか!? いやはや、凄まじいクオリティのアナログシステムが登場したものです。 正にこれこそ新時代のアナログサウンドと断言出来ます。 値段は650万円! ポンと買ってしまえる方には「いよっ!大統領!!!」と声をかけたくなりますが、このAir Force Oneは正しくオーディオの大統領的な存在の方に相応しいモデルとも言えるでしょう。 ちなみに今回聴かせて頂いたAir Force Oneに搭載されていたアームはオーディオクラフト製でした。 アームパイプがロジウム鍍金を施した重量型に変更されたいたとはいえ、このクラフトのアームのイメージも覆ず重厚でエネルギッシュな音質に改めてこのAir Force Oneの支配力や凄みを感じた次第です。 それにしてもアナログはまだまだ進化しているんですね。 ここ1年では弊社会員のケミさんが導入されたブルメスターのフォノイコライザーアンプの超高S/N比と超ワイドレンジのサウンドに衝撃を受けましたが、このAir Force Oneでまたやられてしまいました。 お金の余裕のある大統領はぜひともこのAir Force Oneを試聴されることをお薦め致します。 |
Yo | 投稿日時: 2013/2/14 17:55 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: TechDAS Air Force One !!! Kさん
感想を書けとのことですので,つたない意見ですが書かせていただきます。 Air Force Oneというプレーヤーは昨年の大阪ハイエンドショーでステラのブースで聴きました。レコードはオーディオラボ ダイアログ(菅野録音)で、Ocean Wayのスピーカーで聴きました。(アームはグラハム、カートリッジは不明) このレコードは元々録音が良いので悪いはずがないのですが、昔マイクロ8000のプレーヤーの音を「全く曖昧さの無い凄い音、だけど心情的に惹かれない音(実際には当時価格的に惹かれなかったのですが:笑)」という印象を持っていましたので、Air Force Oneの音を聴いてピアノ、ベースの柔らかさも出ていて「マイクロとは変ったのかな?」程度の印象で聴いた記憶があります。元々価格的にも縁の無いプレーヤーですのでそれ以上プレーヤーに意識を持って聴きませんでした。 Kさんが訪問された評論家氏のプレーヤーの写真を拝見すると、クラフトのアームは私が使った3000系ではなく3300/4400というクラフトの最終形ですね。そしてターンテーブルからのアームまでの距離から判断してロングアームの4400ではないかと推察します。アームの高さ調整機能などから判断してもクラフトの最終形であり、グラハムの基本形である事が良く分かります。 私の記憶ではこの3300/4400系はダブルピボットターンという完全ワンポイントではなくワンポイントの欠点を補うタイプで2ポイントで支える仕組みではなかったか?と思います。 詳しい方式は分かりませんが、それまでの完全ワンポイントの3000/4000系とは音質等が変ったとの評価だったと思います。もちろん良い悪いではなく、安定感が増した分以前の完全ワンポイントの繊細さが薄れたという評価だったかと記憶しています。ただ繊細さと言うのは私が3000で感じた低域の実在感の無さにも通じますので、このモデルチェンジでその辺りが改良されたといえるかと思います。(グラハム同様3000よりは支点を下げたのかも知れませんし、ロングアームの方が角度的に支点が高いことの影響が緩和されます。) その上アームパイプにロジウム鍍金が施されているとか・・・あのアームパイプは軽量化の為か結構細いパイプである事と複合材ではなかったと思いますので共振に弱かったところをロジウムという硬いメッキを施す事で強度と共振に強くなるように改良されたのではと思います。 Kさんが「凄い音」仰ることに対しては「聴いてみたい」ただそれだけです。 曖昧さを排除したターンテーブルと多少曖昧さを残した(高支点オイルダンプ)アームとが絶妙の組み合わせなのかなと思ってしまいます。・・・Kさんすみません。これが正直な感想なんです。 |
管理人K | 投稿日時: 2013/2/17 20:42 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: TechDAS Air Force One !!! Yoさん、こんばんは。
返信ありがとうございます。 さすがにテンション低いですね(苦笑) でも、「マイクロとは変ったのかな?」の部分を聴き取って頂けたようで良かったです。 650万という価格は私も手が出ませんが、1800万とか上には上の価格のアナログプレーヤーも存在しますし、これだけの内容のプレーヤーが国内から出て来たことに私は素直に賞賛したいと思います。 >曖昧さを排除したターンテーブルと多少曖昧さを残した(高支点オイルダンプ)アームとが絶妙の組み合わせなのかなと思ってしまいます。 そういった相性的なレベルではなく、このプレーヤー自体の支配力が絶大であるのは間違いないと思います。 ところでこのプレーヤーに組み合わされていたクラフトのアームパイプですが、 >あのアームパイプは軽量化の為か結構細いパイプである事と複合材ではなかったと思いますので共振に弱かったところをロジウムという硬いメッキを施す事で強度と共振に強くなるように改良されたのではと思います。 軽量ではなく、真鍮製の重量級のパイプにロジウムメッキを施したものなのです。 これは以前にクラフトの設計者だったM氏から直接聞いた話なのですが、あえて軽量級のアームに重量級のパイプを組み合わせたらこれが意外と良かった、ゼロバランスを取ってしまえばパイプは合成や強度の高い素材の方が重心が下がって音が良いのだと言われてました。 個人的にはどこかバランスが崩れてしまうのではと思う部分もあるのですが、Yoさんの見解はいかがですか? |
Yo | 投稿日時: 2013/2/18 17:56 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: TechDAS Air Force One !!! Kさん
ご返事有難うございます。 >さすがにテンション低いですね(苦笑) ・・・う〜ん、困りましたね。これでもKさんのお書きになった文意を読み解こうと努力したのですがピンと外れだったようです。申し訳ありません。Kさんが「凄い」と仰るには単に音がどうこうではなく、音楽を聴いて凄いとおっしゃっている事は十分分かっているつもりなのですが、以前に聴かれたプレーヤーとの評価での落差が大きすぎる事もあって、前スレッドのアームのこととの繋がりで感想を書かせていただくのに苦労したのも事実です。聴いてないものの感想の難しさとしてお許し下さい。 確かに私としてはこういう超弩級プレーヤーへのテンションは低いですし、特に国産のこの手のプレーヤーは「剛能く柔を制す」的発想のものが多く、音楽の「柔、細、軟」という質感の表現には配慮の足りない機器が多い事もあって、このAir Force Oneの紹介記事にも「またか?」としか思いませんでした。しかしKさんのこの書き込みを見た後でステラのHPを見ますと以前の8000がオールステンレスのターンテーブルだったのがジュラルミンと完全非磁性ステンレスとのハイブリッドに変っていますし、なによりシステムとしてのプレーヤーが以前は実験室から出てきたような何もかもが組み合わせだったのが今回は一体型としてトータルのシステムの完成度が高まっている事も別物として受け止めるべきだったかもしれません。 >軽量ではなく、真鍮製の重量級のパイプにロジウムメッキを施したものなのです。 これは以前にクラフトの設計者だったM氏から直接聞いた話なのですが、あえて軽量級のアームに重量級のパイプを組み合わせたらこれが意外と良かった、ゼロバランスを取ってしまえばパイプは合成や強度の高い素材の方が重心が下がって音が良いのだと言われてました。 個人的にはどこかバランスが崩れてしまうのではと思う部分もあるのですが、Yoさんの見解はいかがですか? 3300/4400でもアームパイプは真鍮でしたか?3000は真鍮と言うのは覚えていたのですが、その素材の重さで軽量化するには細いパイプで使う必要性からあのように書いてしまいました。そしてロジウムメッキは元々なのでしょうか?それとも評論家氏がご自分でされたことなのでしょうか?3000では只の黒塗装でしたから・・・。 「バランスが崩れてしまうのでは?」とのご質問はプレーヤーとアームのバランスの事ではなく「軽量級アームに重量級パイプ」のバランスの質問として答えさせて頂きます。 アームパイプの重量を上げた方が(慣性質量を上げた方が)良いとの事ですが、それはスイング方向(横方向)の慣性力アップ(動きにくさ)が効いたのではなく、縦方向の慣性力として効いたのではないかと思います。手前味噌的意見で申し訳ないですが、支点さえ低ければ軽量アームパイプで問題無かったのではと思います。 私からKさんへ一つ質問させていただきたいのですが、Kさんはレコード吸着と言う方式をどのように評価されていますか?私はこの方式も「剛」の一つに感じてしまうのです。お聴きになって問題ないし素晴らしい音と言う事なのですが、お考えを教えてください。 |
管理人K | 投稿日時: 2013/2/19 22:07 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: TechDAS Air Force One !!! Yoさん、こんばんは。
返信ありがとうございます。 こちらこそ説明が足らなかったようで失礼致しました。 >以前の8000がオールステンレスのターンテーブルだったのがジュラルミンと完全非磁性ステンレスとのハイブリッドに変っていますし、 おそらくですが、8000番と同じ開発者故に過去の経験から改良点も判っていたのではないでしょうか? 確かにマイクロ時代のターンテーブルは馬鹿の一つ覚えのように(失礼!)ステンレスや砲金など単一金属でやたらと厚く重量のあるものが慣性モーメントを増すから良しとしていましたね。 >なによりシステムとしてのプレーヤーが以前は実験室から出てきたような何もかもが組み合わせだったのが今回は一体型としてトータルのシステムの完成度が高まっている事も別物として受け止めるべきだったかもしれません。 今回、音質以外でこのAir Force Oneで感心したのはこの完成度やシステムとしてのまとめ方の見事さです。 写真だけ観ますと巨大戦艦型のようですが、実物は割とコンパクトなサイズにまとめられており、通常のラックでも乗るサイズになっているのに驚かされます。 評論家宅でもJ-1プロジェクト製の縦型ラックの天板に収まっていました。 以前の8000番ではレコード盤吸着とエアーフローティング充填用のコンプレッサーも大きく騒音もありましたが、今回のAir Force Oneでは極めて静寂且つコンパクトなコンプレッサーであるのも特筆出来る点だと思います。 >そしてロジウムメッキは元々なのでしょうか?それとも評論家氏がご自分でされたことなのでしょうか? クラフトのアームパイプにつきましては設計者?であるM氏がかなり前に開発されたもので、私は数年前から各所で聴いておりました。 M氏の説明を聞いた限りでは元々のアームパイプは真鍮製ではなかったように記憶しております。 おそらくアルミやジュラルミンなどの軽合金ではないでしょうか? M氏によれば、このアームパイプを比重の高いロジウムメッキ済み真鍮製に換えることで厚みがあり重心の低い音質へと飛躍的に向上したとのことでした。 もしかしたらYoさんが仰る支点の弱点をアームパイプの重量が補ったと言えるのかもしれませんね。 >Kさんはレコード吸着と言う方式をどのように評価されていますか?私はこの方式も「剛」の一つに感じてしまうのです。お聴きになって問題ないし素晴らしい音と言う事なのですが、お考えを教えてください。 レコード吸着に関しましては良くも悪くもターンテーブルの音になると思っていました。 もっと正確に言えば、レコードの真下の素材の音になるという感じですかね。 昔のマイクロの吸着式を聴いた印象では砲金性は砲金の音が、ステンレス製はステンレスの音になっていたような記憶があります。 つまり硬質でカチンカチンの音です。 これは金属製のターンテーブルシートを使えば金属製の再生音になるのと同じで、レコードと一体化される吸着式では更にその傾向が強まるからだと思います。 ですので、この音質傾向を嫌う8000番ユーザーの方の中にはターンテーブル自体の素材を亜鉛性に換えたり(ステンレスより癖が少なかったのかも?)レコードとターンテーブルの間に動物の皮革やフェルト、コルクなどを挟んだりして、この金属ぽさを解消しようとしたのではないかと思います。 しかし、IKEDAとかのカンチレバーレスのようなカートリッジ愛用者にはレコードの平面性が劇的に向上する吸着式のメリットは大きいと思いますし、確かに反りが激減することによる超低域のサブソニックノイズも減りますし、音の正確性という点ではメリットがあることは間違いないと思います。 その反面で私が愛用するROKSANのようにフェルト製のマットにレコードを乗せて、センタースピンドルさえ抜いて、ある種レコードを宙に浮いたようにするプレーヤーシステムにおいても説得力のある音質が再現可能ですので、吸着式が絶対とは言い切れない面もあります。 レコード設置において剛と柔ということでは吸着式が剛でROKSANなどの方式は柔に当たると思いますが、アナログプレーヤーシステムでは他に無限大に音質を決める要素がありますので簡単には断言出来ませんね。 今回、このAir Force Oneにて、取り立てて「剛」の音質傾向を感じなかったのは異種金属をハイブリッドで採用するなどの工夫が効果として現れたのではないかと思います。 |
Yo | 投稿日時: 2013/2/20 19:26 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: TechDAS Air Force One !!! Kさん
ご丁寧なご返事有難うございます。 調べたりKさんの話を聞いたりしていると、確かに今回のAir Force Oneはいろんな意味で煮詰められたプレーヤーだと思うようになりました。買って応援する事は出来ませんが(笑)長くこの方向で頑張ってくれる事はオーディオ界としても牽引力となることと思います。 >以前の8000番ではレコード盤吸着とエアーフローティング充填用のコンプレッサーも大きく騒音もありましたが、今回のAir Force Oneでは極めて静寂且つコンパクトなコンプレッサーであるのも特筆出来る点だと思います。 コンプレッサーのポンピング音も暗騒音的ノイズ(ポンプの騒音ではなく針が拾うノイズ)となりますから重要ですね。リニアトラッキングアームのエアーベアリングのポンプに安物を使ってSPからその音が出て驚いた人を知っています。今回は相当過去の反省に立っておられる事がよく分かります。 >クラフトのアームパイプにつきましては設計者?であるM氏がかなり前に開発されたもので、私は数年前から各所で聴いておりました。 M氏の説明を聞いた限りでは元々のアームパイプは真鍮製ではなかったように記憶しております。 おそらくアルミやジュラルミンなどの軽合金ではないでしょうか? そうですか?3000のアームパイプは記憶では塗装が剥げた所から真鍮色が見えたように思います。そしてあの細さと持った質感(重さ)は真鍮だと思っていました。今は手放したので確認出来ませんが・・・。でも3000から3300系への変更はいろんな点で改良されたことと思います。価格も倍だったと記憶しています。 >レコード吸着に関しましては良くも悪くもターンテーブルの音になると思っていました。 もっと正確に言えば、レコードの真下の素材の音になるという感じですかね。 昔のマイクロの吸着式を聴いた印象では砲金性は砲金の音が、ステンレス製はステンレスの音になっていたような記憶があります。 つまり硬質でカチンカチンの音です。 吸着の件、ご返事有難うございます。仰るとおり下地の材質の音が出ますね。マイクロでも不織布系?(人口セーム皮?)のシートを別売していました。同じ材質で一般のターンテーブルに使えるものも売り出しましたので買った記憶があります。・・・あまりに腰の無い音になってしまって「こんなもの売るな!」と思うと同時に「ステンレスや砲金の癖を取るにはこんなものが必要なんだ」と妙に感心したことを思い出しました。 ところで私はこの吸着に関しては「下地の材質の音」だけでは説明が付かない「音の解放感が無くなる」と言うのを感じるのです。異種の固有振動数を持つ材質と密着させる事でダンプされた音というのでしょうか?CDでもクランプして回すVRDSでも同じ事を感じます。・・・オイルダンプ同様ダンプ拒否症が染み付いているのかも知れません(笑)。 Kさんがお使いのROKSANのセンタースピンドルとも接触させないという機構は私が個人的に最も気に入っている方式で、いずれ私のPLもそのように改造してやろうかと思っているくらいなのですが、ROKSANが「柔」の代表格かは別として国産でもバランス感覚を突き詰めた「柔」的なプレーヤーも育って欲しいものです。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/2/20 22:23 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: TechDAS Air Force One !!! 管理人Kさん
Yoさん こんばんは Air Force Oneは私も昨年の大阪でのオーディオショーで見ました。 何がその音を形作っていたのかは分かりませんが、Air Force OneとOcean Wayのスピーカー、Constellation Audioのアンプ群とで奏でられる音楽に圧倒された記憶があります。 かつて聴いたことがない地響きのようなサウンドの再現が印象的でした。 曲が終わった後でAir Force Oneの紹介があり、その中で「レコードをターンテーブルに吸着しているから大音量でも針飛びすることなく再生が可能で、普通のプレーヤーならこうは行かない」という旨の言葉を聞きました。 私はアナログをしていませんし、前モデルの事も知りませんので他とは比べようがなく、Air Force Oneの良し悪しについては分かりません。 ただ、エアーコンプレッサーを使ったターンテーブルのフローティング構造やレコードを吸着するシステム、更に使用素材への拘りなどに構造美を感じます。 (デザインはもうちょっと洗練された方が良いかなとは思います) レコード盤の上に乗せるスタビライザーで音に解放感がなくなることはイメージできますし、実際に音を聴いてもその様に感じます。 Air Force Oneの吸着システムも盤の自由を奪う事には違いありませんが、上から押さえつけて無理に動きを殺しているというよりは、ターンテーブルと一体化して動かない盤へと好転させているところに違いがあるように思います。 つまり上から押さえつけられたような解放感の無い音への変化よりは、土台がしっかりして低重心の芯がある音への変化の方がより強いような気がします。 だからこそレコード盤の下地の素材が重要で、その素材が音質に大きな影響を与えているのでしょうね。 |
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